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ふく さんの投稿された作品が433件見つかりました。

 
  • 『さみしい』

    『だって』とか『もういい』とかどうしても我が儘になるいらない口癖が増えていく投げやりな言葉であなたを苦しめている事も分かる嫌な奴になりたくはないのに私は駄目になる本当はあなたに優しくしたいし支えていきたいしあなたの前では可愛くいたい傷付けたり冷たく当たったりそんな事が好きなわけではないいつだって電話を切った後は後悔するしもう一度かけて『ごめんね』とか『好きなの』とか言いたい会いたいと思うから信じ
    ふく さん作 [404]
  • 彼との決着

    連絡も途絶えたちゃんとした別れもなく関係も途切れた最後の賭だった荷物をまとめて彼に会いに行く鼓動が速くなる緊張が高まる彼の住むアパートの前で立ち止まり深呼吸を何度もした再会までにそう時間はかからなかった向こうから来る彼の姿が目に飛び込むはっとした隣には知らない人私とは違うタイプの人綺麗で背が高くてスタイルがいい息が詰まる表情が固まるそれは彼も一緒だった彼から目を放せない私に彼女が不安な顔をする『
    ふく さん作 [122]
  • 前置きのない別れ

    黙っていなくなったりしなければもっと伝えたい事もあったのにもっとやれる事もあったのに私の何が駄目だった私の何を嫌いになったそんな問いかけも意味がない答えがないからどうしようもできない心構えなんてできていなかった別れの言葉もなく姿だけを消した独りになった部屋を繰り返してやっと分かった私は捨てられた状況を飲み込めなくて現実を見る事ができなくて暗闇に閉じ込められた様な感覚を覚えた寂しくても泣かないそう
    ふく さん作 [135]
  • 重ねた嘘

    そう言うと思った今日は聞き慣れた足音が聞こえて来るだけで怖かった覚悟はしていた回数が減ったメールと電話数少ない会話少なくなった笑顔喧嘩をする事さえもなくなった何かを言えば面倒臭そうに謝る冷たい態度気付かない程馬鹿ではない傷付くはずはない予想していたのだからなのに言葉が出ない頭の中が真っ白になって気分が悪い笑える余裕もないあなたが最後の言葉に敬語を使う思い返せば出会って初めて言葉を交わした時も敬語
    ふく さん作 [153]
  • また出会えたら

    週末が来るのが嫌になる好きな音楽を聴いても観たかった映画を観ても満たされない寂しさを紛らわすように予定を作っても何をしても誰といてもどうしても満たされないあなたとの約束がない週末は虚しくて悲しくて孤独を大きくして行く横にいるだけで良かった会話が無くてもあなたが隣にいる安心感で私は満たされた大袈裟だけどあなたが全てだった何処へ出掛けてもあなたを思い出す二人で来た場所懐かしくてまた一緒に来たくて涙が
    ふく さん作 [144]
  • 桜散る

    一つ歳を取ったあなたも素敵なんだろうな毎年来る春の陽気に切なさが降る桜は散り際が美しい私達の恋もそんな風に綺麗に散ってしまえたら良かった誤解が誤解を生んだ終わりが未だに私を苦しめる今更後悔しても仕方のない事だけどどうしても心が晴れない無理をして笑っていたあなたの最後泣きじゃくって胸に縋った私の最後そんな悲し過ぎる別れを傷付け合った日々を忘れようとも忘れられずにいるあなたを越える人はいないと自信を
    ふく さん作 [180]
  • 嘘か本当か

    もう十分かなってもうここで終止符を打とうかなってそんな事を思う今日この頃そろそろ持ちすぎた荷物を下ろす時分かっているけど何が私の決意を留めているかが分からない携帯のアラームが知らせる二人の記念日必ずやって来るあなたからの着信迷いの中通話ボタンを押す『仕事が忙しくて会えないけど』『いいよ、覚えててくれてるだけで』あなたの言葉の語尾を遮る台詞『ごめんね』と最後に言うのは分かってる嬉しそうに『ありがと
    ふく さん作 [137]
  • この恋の答え

    私の右手はもう貴方の手に繋がれることもなく宙をさまよう何だか寂しくて手持ち無沙汰でポケットにしまい込む貴方の横顔を見れるのはあと何回だろう少し前を歩く貴方を見てふと孤独を感じる縮めようとして頑張っても貴方が速度を落としてくれないからまた距離が広がるまるで二人の関係のように思えてきて虚しい行き交う恋人達を見て羨ましくも思う手を繋いで楽しそうに響く声幸せに満ち溢れた笑顔全てが疎ましい離れたくない私の
    ふく さん作 [137]
  • 忘れられない日

    カレンダーを見てまた心が痛む毎年必ず来るこの日何よりも大切に思っていたこの日忘れようとも忘れられないあの人の誕生日目を伏せていても感じる春の気配と暖かい風が私に知らせる初めて過ごしたこの日に初めてあげたプレゼント二度目の誕生日には少し奮発して食事に行った鮮明に残る思い出に虚しくも胸が苦しくなる三度目はなかった二度目の誕生日に約束をした次が叶うことはなかっただけど毎年知らされるカレンダーでまた甦る
    ふく さん作 [190]
  • あなたへの慈しみ

    私が死んだら泣いてくれる?そんな馬鹿げた問いかけにあなたは呆れて笑う嘘でもいいから私の必要性を証明して欲しかった欲しても満たされなくて何かが欠ければそれを補足する何かを求めて生きているあなたと言う物が欠けてしまえばまたあなたで補おうとしてしまうどうしようもない程にあなたを求めてもがき苦しんでいる何処へでも連れて行って言葉にする事も気持ちをコントロールする事も難しい無いものねだりが私を苦しめる誰よ
    ふく さん作 [144]
 
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