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ふく さんの投稿された作品が433件見つかりました。
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汚染 106
職場のパソコンの中に見付けた貴方の写真社員証に載せる為の職員の写真を見付けた大好きな笑顔はないけどいつも見ている貴方の顔誰にも見付からない様に自分の携帯に貴方の写真だけを送ったこれで会えない時も貴方に会える携帯を開いて貴方の顔を何度も見た数え切れない位に見たこの事は貴方にも秘密にしている寂しい時の私だけの唯一の喜び休みの日は貴方を感じたくて貴方の仕草を真似てみたり貴方の言葉を思い出してみたりそれ
ふく さん作 [122] -
大きな力
『どうしていつもそんなに悲しそうな顔をしているの?』君が僕の頬に手を当てて言う君のその優しい表情と手の温もりで涙が溢れそうになったただ息を飲み込んで君の目を見ていた自分でも気付けなかった事を君が気付かせてくれる知らず知らずのうちに背負って来た事いつの間にか積載していた物自分の中にある苦しみ『大丈夫だよ、皆あなたが好きよ』根拠の無い言葉でもその君の言葉で肩に入り続けた力が静かに抜けた思わず君を抱き
ふく さん作 [127] -
羽ばたける翼
君と出会えて良かった君が側にいてくれる君の甘い香りに包まれ目を閉じる風の音と君の吐息一番好きな時間君の笑顔が素敵だと思いいつも頑張る君に惹かれ君と言葉を交わす事で特別な存在になり君に触れた瞬間恋に堕ちた僕は今青春期の延長線にいる忘れかけていた感覚が蘇る道に咲いている花を『綺麗』と言って指で触る君こんなにも素直に感情を言葉に出来る屈託もなく笑える君を素敵に思える例え小さな事でも喜怒哀楽を見せてくれ
ふく さん作 [99] -
汚染 105
貴方に聞いてみたい貴方が感じる『愛』を私には何が出来るのかをせめて私に貴方を幸せに出来る力があればちっぽけだった毎日を変えてくれた貴方は沢山の喜びも愛情も私にくれる何かをしてあげたいけど私には分からないただ一緒にいてと言うならそうしてあげたい笑顔を見せてと言うなら笑ってあげたい声を聞かせてと言うなら私の声を聞かせてあげたい貴方に伝えたい事は沢山ある一人の時貴方と次会う時はこう言おうとかこんな話を
ふく さん作 [96] -
汚染 104
目の裏に鮮やかに思い出したのは最後に見た貴方の表情と貴方の声今こうして一人でいるとあの時やっぱり貴方と朝を迎えるべきだったと後悔する言葉と気持ちは裏腹で抑える事で自分を褒め大丈夫と言い聞かせて自分を宥めるあの時貴方の手を離さずに貴方に着いて行けば貴方の腕に抱かれ貴方の胸に顔を埋めて眠れたら一日の終わりに『おやすみ』を言えて次の日の一日の始まりに一番に『おはよう』が言えたら別れがもっと辛くなったと
ふく さん作 [101] -
汚染 103
改札を抜けて手を振った見送られるのは初めてで何だか変な感じやっぱり見送られるよりも見送る方が私には性に合う慣れなくて違和感があるこんなに見送られるのが寂しいなんて電車の中で貴方からメールが届いた『君を思い出しながら香りを嗅いでるよ』貴方でなかったらただの変態だ可笑しくて可愛くて顔が綻んだ『君の事ばかり考えてる』私もそう会っても離れても寝ても覚めても貴方で一杯になる『俺、重傷だよ』大丈夫私もそれと
ふく さん作 [307] -
汚染 102
どの位こうしていただろう風邪を引いてしまっては意味が無い『ホテルまで送る』と切り出した私の体を引き止める様に『一緒に寝て』と強く抱き締めるそうしたい気持ちはある私も貴方といたいでも出来ない酔っているからじゃない理性を守る為考えてみれば初めて貴方と一線を越えてから体の関係はない『大切にしたい』と言う貴方の言葉で知ったきっと貴方の本音それだけじゃないんだよと言ってくれていると思ったし私もそれが何だか
ふく さん作 [226] -
汚染 101
『立てる自信がない』と言う貴方をホテルまで連れて行く事にしたいつまでも事務所にはいられない私に抱き着いて来る貴方の背中をさすった何度も『ごめんね』を言うこんな貴方を見たのは初めて嫌だとは思わない『怒らないでね』と小さな声に『怒らないよ』と答えた優しくさする手に愛を一杯込めた貴方のこういう一面を見れた事も嬉しく思うどうしようもない人情けない姿酔っ払いは嫌いだけどお酒臭いのも嫌いだけど貴方だから許せ
ふく さん作 [220] -
汚染 100
約束通り貴方からの電話『飲み会終わったよ』と酔っている様な甘えた声困った事に今日は仕事を早く切り上げられそうもない『まだ終われそうにない』と伝えるとそれでも待ってると言う相当酔っているのかそれともそれが貴方の本心なのかしばらくして貴方がもう一人の職場の人と事務所に戻って来た『二次会に行きたくなかったから逃げて来た』ともう一人の人が言った貴方は黙っているけどかなり酔っているのは一目瞭然二人ともお酒
ふく さん作 [230] -
汚染 99
次の日貴方が廊下でくれたとんぼ玉のストラップ『あげる』と照れ臭そうに不器用さを見せる黒にピンクの花が描かれた可愛いとんぼ玉『ありがとう』と笑って答えたさっそく携帯に付けた嬉しくて何度も見た携帯にストラッブは付けない元々好きではなかったから何年振りだろうストラップを付けるのは何か違和感もあるけど新鮮な感じで嬉しくてたまらなかった貴方に電話をする時もメールをする時もこれからはこのストラップを見ながら
ふく さん作 [113]