携帯小説!(PC版)

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にかれ さんの投稿された作品が5件見つかりました。

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  • 過多想い〜朝

    融通のきかない携帯のアラームにいつものように一文句つけながら、 <はぁーっ>特大のため息一つ。また一日がはじまってしまった。。。ふとんの上で大きく手足を大の字にのばしてみる。 ・・・・・手も足も何にもじゃまされずに思う存分のばしてみる。 ・・・・・自由だなぁ。。。ついこないだまでは即座に聞こえてきた声 『もー!せまいよぉっ!』その声を思い出しながら手足をちぢめ、まくらにしがみつく。
    にかれ さん作 [174]
  • みらくりゅ 3話

    「・・にかく・・・るしかないよ。」「だね。」「あとはこ・・・・かどうか・・・しよう。」「うん」「ほんとドジッたよね」容子はかすかに聞こえる二人のやりとりで目が覚めた。聞こえてくる声は二人とも間違いなく子供だ。しかもおそらく小学生、もしかしたら低学年かもしれない。だが、今の時代は子供だからと言って油断は出来ない事は日頃ニュースをほとんど見ない容子でも知っている。《とにかく状況がわかるまで寝たふりを
    KMCN さん作 [201]
  • みらくりゅ 2話

    「完全に遅刻や〜!」いつもの様に甘いシャンプーの香を漂わしながら、吉岡容子はカフェへ急ぐ。仕事では誰からも信頼され、リーダーと認められる存在の彼女も、一人のアルバイトでしかないのだから、遅刻がそう何度も許されるものではない。「こりゃやばいやぁ〜さすがに・・・」容子のシフトはいつも朝六時から日中三時までの早番で、とにかく朝が早い。昨日も遅刻している容子は今日こそは落とされるであろう、やまんばの雷を
    KMCN さん作 [261]
  • みらくりゅ 1話

    吉岡の朝はかならずシャワーで幕をあける。友達の家に泊まる時はもちろん、寝坊して会社に間に合うかどうかまさにぎりぎりといった状況においても、彼女は頑としてその習慣をくずそうとはしない。少しぬるめに設定して、眠気と一緒に前日にたまったココロの中のうざったい浮遊物を洗い流すのだ。吉岡容子 21歳。可もなく不可もない京都の短大を卒業したものの、いっこうに就職が決まらず、気が付けば属に言うフリーターとい
    KMCN さん作 [325]
  • みらくりゅ プロローグ

    「そらそうや。。。」玄関に入るなり大きなため息と共に、斎藤はいつもと同じ様に何事もなく終わった一日を振り返りながらこうつぶやいた。たとえ今日が特別なイベントの日であったとしても、毎日を淡々と生きている人間にその特別はめぐってこない。今日がバレンタインデーだったとしても・・・。26歳で独身、中堅どころのソフトウェア会社に勤めて四年目になる。日本酒で有名な京都の伏見で生まれ育ち、裕福ではないが不
    KMCN さん作 [237]
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