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H∧L さんの投稿された作品が6件見つかりました。

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  • 友人殺し

    だけど、楽には死なせないよ。じわじわと痛めつけてからかな………フフッ。」そこでクラスメイトのひとり、梶夏紀が出ようとしたのでドアを開けようとしていた手にハサミを突き刺した。彼女ははさみが刺さった手を押さえながらしゃがむ。躊躇いや罪悪感は全く無かった。むしろ気持ちが良かった。自分の手で憎んでいる人を傷付けることが出来た。それだけで幸せだった。だが物足りない。「逃げるやつは優先的になるんだよ。君から
    H∧L さん作 [1,014]
  • 友人殺し?

    全て消せる。殺せば今までのことが全部消えるんだ。そう思った僕はペンケースを持って、急いで教室へ戻った。何事もなかったかのように自分の席に座ると、ハサミを取り出した僕は立ち上がり皆に言った。「この世にさよならだね。君達の最期が来た。死体になるときが来たんだよ。君達の親は自分の子供の最期を見られないなんて……笑っちゃうよ。でも、全部自分達が悪いって気付いてるかな?みんなが悪いんだよ。お前らが悪いんだ
    H∧L さん作 [719]
  • 友人殺し

    「おい……俺たち友達だよな…………?。」僕は何も答えない。裏切ったやつは死ねばいい。「やめろ。やめてくれ…………。」死亡。最後のひとりだ。僕は振り返る。お願い、私だけ見逃して。もうしないって約束するから、ね、お願い。」クラスメイトの死体が転がっているなかで、泣きながら言う。僕は気にせずハサミを振り下ろした。「あのさ……それ僕のなんだけど。返してくれないかな……。」僕はペンケースをなかなか返してく
    H∧L さん作 [764]
  • death

    「私は死神。貴方の魂を片づけに来た。」突然後ろで聞こえた感情のない声に驚き振り返る。そこには人形のような美しい少女がいた。全身を黒で覆いつくしているその体は、少女とは思えないほど細く大人びていて、薔薇のような花の香りを漂わせている。「君、名前は?」「凛」またも感情のない声で答える。
    H∧L さん作 [522]
  • 人食い

    そしてゆっくりと119のボタンを押す。しかしあることに気付き、途中で電話を切った。このまま電話をすると僕が犯人になるかもしれない。ここは彼女の家だ。俺が今からこの家を出れば、誰にも見付からずに去ることができる。去るという言い方は変だがそれしか言いようがない。準備が済むと、時計を見て死んだ彼女に手を合わせ玄関へと足を進める。玄関に近付くにつれ変が音が聞こえてきた。僕は振り返り「ひぃ」と声を上げてし
    H∧L さん作 [727]
  • 人食い

    グショッグショッ。生々しい音とともに吹き出す赤い血と、吐気がしそうなくらいの異様な臭いが漂ったこの部屋で、僕は恐ろしいものを見てしまった。人の肉をむさぼり続ける醜いそれは、人食い。本当の名前はアシスで人食いは人の肉を食い荒らすことからつけられたのだという。この部屋で食われたのは僕の彼女である。だがたいして好きでもない彼女が食われたのだから別にどうってことないが、僕自信が食われるのは御免だ。人食い
    H∧L さん作 [708]
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