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理 さんの投稿された作品が94件見つかりました。
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いつもいらぬ話
好きな女の笑顔は時に武器となる俺にはまぶしくて痛すぎるちゃんと見てないとどこか行っちゃうよと過去の重い言葉が胃で泣いている生涯お前だけとと言うような約束はできませんが少しの間俺とふたりだけで歩きませんかそれだけ一回気持ちを落とすそれだけ一回想いを落とす一人で泣きたい夜は放っておく男だよ俺は付き合って行くには厳しい男だろうけど昔より少しはやわらかく笑っていけると思うああ、ただ二人だけで要られれば
理 さん作 [298] -
親父
うちの親父はウソがつけないだから敵が多いが同じく手を差し出してくれる仲間も多い厳しくて 頑固で強くて酒好きで女には弱い親父俺にはイヤ男には強くなるべきモデルがいる少なくとも俺には100を越える憧れの男達の筆頭にうちの親父がいる俺の親父は10年に一度涙をながすおふくろや俺と弟を想ってああ、親父は決して涙が枯れたわけではないんだなお決まり、俺はこんな親父になりたい
理 さん作 [277] -
伝えたかっただけ
金ではないが金である晩年思うは浅はかに今日も相変わらず想ってます
理 さん作 [296] -
おじゃま
いつも気付いてるいらない感情も口にださず私がいなくなればあなたはもっと楽になるからまた何も口に出さず幻滅し故郷に帰り涙を流してる場合じゃないなそれを出て行った女を追わず部屋で独り俺を訪ねてきてくれないか
理 さん作 [266] -
ペン使い
ただの一発で相手を黙らせることができると証明してやる程のヒマだけは確かにあったどうでもよくなってくるまでは一生懸命やってみるいつまでも寝むれるということがいつの間に怖くなった俺という者は現実をみるために現実から逃げているただのモノ書きだ凡百のペン使いだ自分のために自分を犠牲にするのが一つの方法なんだなかつてモノを書いたことのない者達と今も書き続けているすべてのモノ書きに勝負できるくらいの者には最
理 さん作 [259] -
薬と酒と片想い
欲と色と酒の日暮れの褒美きっと明日もろくなことがないと今日は思いたくないそれが何という薬あってもとにかく眼の前にある薬は全部飲む道に落ちてる薬も飲む合わせて当然酒も飲むだってチャンス到来かもしれないじゃないかあの娘を独り占めしたいと思いわずらい他の男と笑って話してること思いわずらいわずかな光をくれよ恋わずらいこの声届かぬかと片想い知らぬ明日に不安を抱き痛い重たい今日の終わりに酒を飲む明日ろくでも
理 さん作 [268] -
街へ
みんな言ってるよ外に出て街の匂いを嗅いでみろよと足がなくなるまで歩き続けるという慢心泣いても何も解決することはなく明日は分からないがとにかく今日は生きると気付かされると魔がさす消える程きりがなく耐えがたく世間に歩み寄ろうというあさはかさを壊しては創り直すのだだから先人達は街に出よというんだねまだ始まってもないことが終る事はいくらでもあって今が階段を下りた最も下の段だ死ぬまでは生きなさいと脅迫され
理 さん作 [268] -
全てを疑うために
脳の一番いらない部分を使ってこれは痛みだとか書いてみて酒飲んでごまかしてる痛みを抱いて勝手に泣いて小さくなっている奴がいるが人の終わりを教えてくれよ敵は案外お前が思ってる以上に近くにいるせめて死ぬ時くらい自分で決めさせてくださいきっといい方向に向かっていると思っているから・・・後少しだけ生まれてきてしまった絶望を書かせてくれただチラっとあの娘の太ももが見えた時の悦びの類いくらいは書けると思ってる
理 さん作 [279] -
社交性て本当にいらないな
花には分からぬ人の痛みを嘆く人に何が人を笑わすかと説いて花になる最近はどうなんだこれで終わらせるつもりですまた来るんだろうな今すべきことは痛みに耐える練習ばかりの日々を忘れ悦びを探す練習に変えることこんなにもウソがあふれているのか忘れる度に思い出す女の泣きごとのようだ空がきっと七つの針を持ってそして閉じる嫉妬が糧だ黒い光だ金の成る木だ土曜の夜だ日常に転がっている小さな怒りが露骨な皮肉を込めてお前
理 さん作 [290] -
スイートテン
誰が泣くか泣いてたまるか感情まず成り上がることを無視しようこの水割りにレモンをひとしずく橋の下であと10年生きてみようそう決めてこの街で10年目を迎えたただ生き苦しいだけだっただから今夜はちょっと贅沢してレモンをひとしずく自分の事ばかり考えて日が暮れるのはもうやめにする眼に心がないと笑ってること分かっているつもりの 10年目
理 さん作 [269]