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さんの投稿された作品が94件見つかりました。

 
  • たかだか一人

    たかだか一人の人間のくせに・・・声に出してみたどうやって自分の世界をつくりあげていけばよいかそんなことばかり考えていた十代はずっと前に終わった身売りの果てに花が咲いた笑うと月が丸く見えた見上げて涙は枯れた今一度これからのことは考えなくていいんだと自分に言い聞かせた体を張るべき時をずっと待っていたことに気ずいた暴力という名の表現を通りすがりの流れゆく人達に一方的にたたきつけてやらなければ俺は一体ど
    さん作 [270]
  • 友は小説を書けと言う

    俺の未来を左右するであろう俺の弱さがもっと苦しみに慣れろもっと傷つけと吠えている犬のエサにもならない今までの色んな経験が不快だ人は自分の調子の悪い日を知ってるこれといってやりたい事が見つからないと言っている奴にもっと本気で探せなんて言う種は摘み取られなかったいつになったら分かるのだろうと思い続けながら死ぬのだろう言葉たらずで誤解されて人の名前を覚えられず右か左かはっきりと選ばなくてはならない場合
    さん作 [348]
  • メシ

    いつかは骨を埋める街にツバを吐く風になって想いを乗せて今度生まれる街にもツバを吐こう明日への不安を歌にした女一人は嫌だと泣いた女共倒れ刺し違えことこの花の事言うは易し行うは難し誰にでも応援されてやってきた十代にツバの吐き方とあなたからの正しい言葉は望んでないのと教えてられたはずだった中身を問われる年を重ね金を払わずにメシが食えるところへ俺が案内しよう
    さん作 [300]
  • ハードル

    表現は仕事だと思ってる奴俺の邪魔だけはしないでくれいくつのクソを吐き出しいくつ花咲くだろう楽しまそうと思えないのならそれはもう終わっているんだ次起きた時気分が変わらず最悪だったらもういい俺は死ぬたかだか死ぬまでの間の話たかだか生きてる間だけの話結論を出す前にとりあえず酒飲んどけというのは真であるしとりあえずセックスしなさいというのもまた真だ読んで笑ってる者よりももっと笑い思いがけず強い自分に困惑
    さん作 [307]
  • 公園

    知りたくもない自分を知ってしまわないように女の涙は武器としてむしろ使うべきだ、と言い切った女肌を切らなければ血が流れているということを忘れるんだ、と言った女・・・せっかく今日が終わろうとしているのに明日がやってくるかもしれない、と公園で独り考えた全く原因の分からない不安をまたみていた
    さん作 [262]
  • 日曜日

    わずかな音の流れでそれは光った知りたくないことにはいつも目をつぶった勝ちたい者に勝つために酒をあおった紙の上をすべらないペンでウソを書いた彼女の笑顔が恐くなった夢と金の話はもうたくさんだ島の広さを知る必要はない誰と誰がウソをついているのか俺には分かっているお前の笑顔が恐くならないための笑顔を俺は探したそれは生きる理由を探すのと同じくらい愚かだとやっと気付いただから生活するための最低限の金を稼ぐこ
    さん作 [295]
  • ガードレール

    自分が一番信用できないと言えないあんたに替わってペンをにぎらせてもらってから何年経つ?声も聞こえないくらい近くにいたのに教え説いて花が咲いて独り占めしたいと毎夜嘆きわずらい・・・ああ忘れていたガードレールの下の花女にはちゃんと色があるように職業絵描きやモノ書きは死んでくれお前らが忘れてしまっているところを俺が書いてやる人間は死ぬことすらも自分で決められるんだよ表情に悪意もなければ表現に暴力もない
    さん作 [273]
  • 歩こう

    この悪寒はなんだ?何度も目が覚める脳に侵される君の問いに答えてあげようちゃんと働かないのはちゃんと働く理由がないからだ俺が喜ぶのをみたくてあの娘は笑ってみせる空気を一気に冷やすような煙の匂いがしたから汗がでたどうにか今日は君と二人で並んで歩けないものかと家をでた歩くたびに左足の甲のマメがつぶれて血がでたそんなことはどうでもいいお前が好きだ男は涙を溜めるんだ俺の問いに答えてくれなぜ俺と二人で歩かな
    さん作 [291]
  • 口を開くといつも

    お前の知りたくないところまでしってしまういつものケンカのなかでそれでも俺はお前が好きなんだと伝えるつもりでいた今までの様に流れていった人との別れに目を細めいっそ深く付き合わない方がいいんじゃないかとすら思える人と人が出会い人と人が惹かれ合い人は人を想い今日という一日が流れていく人に想いを伝えることに上手も下手もないんだなお前が笑顔になってほしくて四苦八苦真に想い真を聞き真を伝える生きる上で勝ち負
    さん作 [292]
  • それだけの関係

    窓が開かない高い高いホテルの部屋でメシ食えるようになってからモノ言えと同じモノ書きが俺に言った背中の真ん中の上から下に不愉快が走るあんた、払う気、ありますか?外は雨が降っていた雨音はモノ創りに欠かせないが酒の匂いがしたからあんたを忘れて独りで飲むよそんな午前中雨音聞きながらメシを求めて今日は目が閉じる閉じる人を嫌いになるだけずっとずっとマシだ誰かに言われなくても分かっていることがいつも机の上で壊
    さん作 [385]
 
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