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デニミウン さんの投稿された作品が34件見つかりました。
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恋愛論*22
亜紀…。僕はついに君を本当に失うんだ…。東京での生活も、一人前になって君を奪いに行く夢も…。僕は実家に戻り、何日も、何週間も、部屋から出られなかった。亜紀はすでに居なくなっていた。あれからすぐ祖母が亡くなり、しばらく一緒にいたのだそうだが、数ヶ月程前、出て行ったのだそうだ。僕の母に、亜紀の母が教えてくれたのだ。今の自分の姿を見られないで良かった。今の幸せであろう亜紀の姿を見ないで済む。でも、亜紀
デニミウン さん作 [149] -
恋愛論*21
僕は東京にやってきた。一年間。夢中で頑張ってきた。何度亜紀に会いに行こうと思っただろう…。でも、僕は意外と頑固だった。いや、他の男と亜紀を見るのも怖かった。奪いに行くだけの力が僕にあるはずもなかった。頑張ろう。頑張ろう。そんなある時、職場でいじめにあっている自分に気付く。゛同僚からのヒソヒソ声が聞こえる…。゛使えないやつ…。気持ちわりぃ…。まじウゼぇ…。゛高校時代の記憶がよみがえる…。僕は皆に避
デニミウン さん作 [134] -
恋愛論?
亜紀に頼ってばかりの僕。根本的に自分を変えたい。少しの間だけ離れる。それだけなんだと考えて、僕は初めて亜紀に嘘をつく。他愛もない嘘のはずだった…。「実は、さ、他に好きな人が出来たんだ…。」亜紀はこわ張った顔で、しばらくじっと僕を見ていたが、「そう…。私も前の彼からやり直そうって言われてるのよ。」…真っ白になった。やっぱりそうだったんだ。前の彼のことを亜紀は忘れてなかったんだ…。自分に自信のない僕
デニミウン さん作 [127] -
恋愛論?
考えてみれば、長い長い結婚生活を亜紀と一緒にやっていく自信があるだろうか?自分に自信のない僕が亜紀を幸せに出来るだろうか?僕は何がしたいんだ?亜紀と一緒にいたい。それだけか?やりたい事、゛夢゛…なんだろう?…僕は、一人前の男になりたかった。欲張りな夢ではないはずだ。誰にも文句を言わせない、自律した大人に。亜紀が好きで好きでたまらない。だけど、亜紀を包むだけの人間性。僕は自分にそれを感じなかった。
デニミウン さん作 [117] -
恋愛論?
今思えばどうしてだろうって思う…。「どうして亜紀は前の人の事を教えてくれないの?まだ未練があるの?」亜紀のすべてが知りたかった。でも、僕のためにそうしてくれていたのに、子供じみた質問だった。「本当にそう思うの?」亜紀はとても悲しそうな顔をした。「いや、そうじゃないけど。」「そうじゃないけど?」「最近考えるんだ。亜紀は僕と一緒になる事を考えてくれているのかなって。」正直、ずっと僕の心に引っ掛かって
デニミウン さん作 [166] -
恋愛論?
本当に亜紀を僕だけのものにしたくて、もっと先に進んでしまおうと思ったこともあった。でも亜紀は、そんな簡単なことで、つまりセックスをしたからって手に入る訳じゃない。いや、むしろ逆だ。亜紀は恐らく、いや絶対に拒絶しただろう。それは分かってた。亜紀が前に言ってた事。「男の人を見る目が変わってしまった。」それを思い出していた。亜紀は魅力のある大人の女性だったし、僕だって一応男だ。理性を保つのは大変だった
デニミウン さん作 [134] -
恋愛論?
最初、僕は貪るように亜紀にキスをしてた。「優しく、優しく、ね?」亜紀にそう言われて、大事な花を傷付けないように、優しく優しくキスする事を知った。 柔らかい唇にそっと触れ、長い髪を撫でていた。顔にそっと触れて輪郭を確かめた。本当に花を扱うようだった。花の扱いも、最後にはだいぶうまくなったよね?近くの海に行ったとき、「何しよっか」僕が聞くと、「優しくキスしてほしいな…」波の音で消えそうな小さな声
デニミウン さん作 [162] -
恋愛論〜おことわり
?〜?に飛んでしまいましたが、?がダブってしまいましたので、現在最新は?です。 今さらですが、?話での裕樹=僕に訂正すると、なんとかつながるかなと思います。読んで下さってる方がいらっしゃるのでお詫びと訂正をいたします。これからもよろしくおねがいしますm(_ _)m
デニミウン さん作 [145] -
恋愛論?
そうでなくったって、僕が亜紀を好きな事は十分伝わってる。だから大丈夫。そう思ってた。それが自分に自信のない奴の考え方なのだ。できちゃった婚が当たり前の昨今、はたから見ると、僕も古風な奴なのだろう。だけど、亜紀は自分の事をどう思っている?僕が亜紀を好きな程、亜紀は僕を好きでいてくれるのだろうか?それを確かめたいと思った。 いろんな方法があるのに…。湯上りのいい匂いと、僕がいつも引き寄せられる亜紀独
デニミウン さん作 [138] -
恋愛論?
愛情をいっぱいに感じ、愛情の方法を一つ一つ手探りで学習した僕は、物理的にも亜紀に愛情を表現したくなった。 月下美人を見る少し前の事。急に亜紀に会いたくなって、夜、公園に呼び出した。 仕事と介護でいつも疲れていた亜紀を、僕は随分振り回していたのだろう…。亜紀は出て来てくれない時もあった。早めに風呂に入った日は化粧をしてないから…だなんて言い訳もよくしてた。(すっぴんも可愛いって言ったのに、信用して
デニミウン さん作 [130]