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S・U さんの投稿された作品が187件見つかりました。

 
  • エンブレム〜序章〜?―?

    教卓から俺達が座っている最後尾までの距離は約二メートル半。その距離から寸分違わずにチョークを二本同時に投げ付けて人間二人に当てるとは…。…どうやったらそんな器用な真似が出来るのだろうか。実は忍者なのかこの人…。『くの一稜子!教師の名の下に推参!』うわ、結構似合ってる。『手裏剣?ふん、貴様等などに投げる手裏剣なぞはない!これで十分だ!白チョーク!』…何処ぞの強化担当の先生とちょい被るが、やばい、結
    S・U さん作 [239]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    「そら、とっとと席に着け。さもないと全員欠席扱いにするぞ!」そう脅しをかけられた。慌てて俺達はそれぞれ割り当てられている席に着いた。「…うーん」席に着くなり怜は腕組みをして何かに頷いた。「ん、どうしたよ怜」「いやね、今ふと思ったんだけど斯々然々って中々斬新な表現方法よね」「はぁ?」唐突に何を言い出すんだこいつは。「だってこの言葉を使うことによって簡単にそれまでの説明を省略できるのよ?こんなの現実
    S・U さん作 [219]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    「はは、それはそれは光栄に御座りまする――で、話しは戻るんだけど…」「ああ、分かってる分かってる。その子の名前決めの事だろ?大丈夫、俺は行けるぜ」「オーケー、助かるよ」「ああ、気にすんな。幸音さんはどうしますか?」遼は幸姉の方を向きそう聞いた。「…」あれ?「どしたの幸さん?」怜が軽く肩を叩くとビクッと体を強張らせた後幸姉はこちらを向いた。「…え、あ、はい、すいません。聞いていませんでした」「どう
    S・U さん作 [231]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    「それは…」言い返せなかった。「いいか、誰かを助けるっていう気持ちは確かに大切だ。でも、安易な人助けほど危険で危ないものはないんだ。運が悪ければ自分だけじゃなく周りの人にも被害が出るからな。だからそういう相手に対した場合は例えどんな理由があったとしても武器を渡すな。そして助けた後どうなるかを最低でも五パターンは考えてその対処法までを思考しろ。じゃなきゃそいつが何しようが文句は言えない。全部お前の
    S・U さん作 [242]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    「なのにお前はその襲ってきた相手を見て逃げるか攻撃するかの二択からじゃなく助ける選択肢を選んだ。至ってイレギュラーで至ってあり得ない選択肢を。そこら辺がお前の長所であり欠点なんだよなぁ」「何だよ何がだよ」段々苛々してきた。いくらなんでも回りくどすぎる。「だからお前はちゃんと考えて行動したのかって言うことだよ」「考えたよ。だから連れ帰った際にナイフを拝借したんじゃないか」「でも起きたその子にすぐに
    S・U さん作 [252]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    学校「へぇー、そんな事があったのか」「そうなのよ」「はぁ…何でそんな面白いことがあった日に俺は瞑想なんてやってたのかなぁ」至極残念そうに遼は溜め息を付き前日何故自分は居なかったのかと嘆いていた。「そうは言うけどな遼。そのお陰で俺は二回も死にかけてんだぞ」彼女からはナイフで怜からは蹴りによって。他の軽いのも合わせて果たして昨日は何度死線をさ迷った事か。「まあ怜からの蹴りは愛情表現の裏返しだから別に
    S・U さん作 [216]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    こくん。「暖めるくらい出来るよな?」「…舐めないで下さい。その程度なら目を瞑っても出来ます」「目を瞑ったら危ないよ、火傷するよ?」「いや、そんな文字通りの意味で言った訳じゃねぇだろ」「…」黙った。「…えっ!?マジで言ってたの今の!」「…クル・ファスリエのファスリエって白インゲン豆の事なんですよね…」「トルコ講座なんて開いて誤魔化すなっ!」「ついでに言えば…この料理はトルコの代表的な料理で正しい食
    S・U さん作 [242]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    七時十分頃。俺と麻衣は非常に困っていた。別に朝気がついたら歴史が変わって人が恐竜族になっていたわけでも、いつの間にか雲の上の巨人の家にご招待されていたわけでもない。てか、そんな世界だったら困るどころか望むところだ。あれほど面白そうな世界を体験したいと思って何度ゲームやディズニーの中に入ろうと思った事か。…いや、今はそんな話じゃなくて…。俺達は一体何に困ってるのかというと…。「嫌です…」…これだ。
    S・U さん作 [259]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    …いや、そうじゃないか。多分、怜や麻衣の過剰なスキンシップで緊張を無理矢理にほぐされたからこんな風になってるのだろう。まぁ、どちらにしても良い方向に進んでるのは間違いないかな。「さ、もう帰ろうぜ。そろそろ麻衣が起きてくる頃合いだしな」もし、起きたとき誰も居ない現状を見たらあいつの事だ、また何を言ってくるか分かったもんじゃない。『二人きりで何やってたの!』って怒鳴られるのが目に浮かぶようだ。「な、
    S・U さん作 [251]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    「それで何を…?」「まぁ見てろって」カメラを花に向けて構える。ターゲット、ロックオン…!スイッチを押す。パシャッという小気味良い音と共にカメラから写真が姿を表した。「うん、上出来」「…?」「摘み取る事は出来ないし枯らさない事も出来ないけど、これくらいでなら残してあげられるからさ。生で見るよりは感動薄いだろうけど、これならいつでも見れるだろ?」「…!」な、何か目が凄い輝いてるな…。「…く、くれるの
    S・U さん作 [306]
 
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