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S・U さんの投稿された作品が187件見つかりました。

 
  • エンブレム〜序章〜?―?

    「奏?」「ああ、奏月のそうから取って奏。――どうかな」「…奏か」ふむ、と遼は腕組みした。「…」な、何か微妙な空気になった…。何、俺何かそんなに酷い名前挙げた?やっぱ取り下げた方が良いかな…。「…良いんじゃないですか、それ」そんな空気の中唐突に幸姉はそう言葉を発し俺に笑みを向けた。「私は良い名前だと思いますよ」「うん、私も良いと思うよ」その言葉の後麻衣も肯定の言葉を発した。「怜はどう思うよ」遼が怜
    S・U さん作 [230]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    怜の問いに彼女は若干頬を染めた後。「昨日(さくじつ)頂きました…慎弥さんから」と答えた。…何で赤くなるよ、そこで。ここでそんな表情すると本気で妙な誤解を招きかねないぞっ。「へぇ〜…」ジト目で見られた。招いたな…こりゃ…。「あの…何でしょうか」「別に〜」「お兄ちゃん…」「ん?」「私もプレゼント欲しい」「…は?」「私も欲しい」「欲しいって…、一週間前にやったじゃんプレゼント」あの即興で書いた何でも券
    S・U さん作 [234]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    「はい!」「はい、麻衣ちゃん」「シナナちゃん何てどう…」「だから名無しから離れろよ!」一体そのネタいつまで引き摺る気だよっ!「ちぇー…」「ちぇー…、じゃないっ!」その後も名前を挙げ否定して名前を挙げ否定してを繰り返し候補のようなものがいくつも浮かび上がったが結局は何も決定打にならず全てお流れとなってしまった。「で…」結局は暗礁に乗り上げた訳で…。「はぁ…こんだけ人数居ても浮かばないものなんだなぁ
    S・U さん作 [274]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    授業が終わり放課後となった。教室から人が次々と出ていきついに一人も居なくなった。勿論自分達を除いて…だが。「さて、本来ならばこのまま即座に下校して慎弥達の家に直行すべきなのだが本日は予定が変わりここで当初の予定を果たしたいと思う」遼はそう言って彼女を掌で示した。「本日の議題は、ご存知こちらの少女の呼び名決め」「おい、その喋り方どうにかならないのか…?」ちょっとと言うかかなり鬱陶しい。「安心しろ、
    S・U さん作 [248]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    『世界が壊れても壊れずにいられますか?』何故幸姉はそんな事を俺に聞いてきたのだろう…。いくら考えてもその心意を推し測ることは出来なかった。…いや、解ろうとしてないだけなのかもしれない。それとも解りたくないだけなのかもしれない。それは目を瞑りたいことだったから…。見たくないことだったから。「大丈夫ですよ…」誰にも聞こえない声で呟く。もう俺は――ボクは…。とっくの昔に…。ずっと昔に…。遥か昔に…。ど
    S・U さん作 [265]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    そんな事を考えながらぼんやりしていた。次の授業は確か地理だったなぁ…。「…慎弥さん」声がした方を向くとそこには少し哀しげな表情を浮かべた幸姉が立っていた。――こんな表情の幸姉を見るのはホントに久しぶりだ。「どうしたの、幸姉」何か嫌な事でもあったのだろうか?「あの…」「うん」「…」幸姉は何かを言おうと口を開き掛けたがやがてゆっくりと首を振り「…何でもないです」と呟くように言った。「…?」一体何だと
    S・U さん作 [273]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    「くくく、いや別に」遼は何故か口元を押さえて笑い。「はぁ…全くあんたは…」怜は何故か呆れ。「むぅ…」麻衣は何故か苛立っていた。待って、ホントに俺何したの…?「くく、さ、行こうぜ。もう鐘が鳴ってから三分も経過してる」「そうね、早く行きましょう。シン早くその子連れてきて。預けるんなら急いだ方がいいわ」「…」何か府に落ちんが今は時間も無いことだし問いただすのは後回しにしよう。うん、何事も要領良いのが大
    S・U さん作 [237]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    「それしかないわね…」ふぅ…、と息を吐き遼と怜も肯定した。「よし、じゃ、決定だ」と言った後俺は彼女を見た。「と言うわけで」「…?」「これからまた暫くの間俺達は授業に行かなきゃならない。だからその間これから案内する場所に居てもらいたいんだ。で…」そう言ってポンッと頭に手を乗せた。「…!」「頼むから借りてきた猫って思えるほど大人しくしててくれよっ!絶対に問題を起こすなよ!分かったかっ?」本気と書いて
    S・U さん作 [205]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    ただその中に命に代えても茶が好きだっ!って奴が居ないだけで…。「…で、どうすんだよ。もうすぐ昼休み終わっちまうぞ」遼が腕時計を見ながらそう答えた。「ああ、そうだなぁ…」呟くように言った後彼女を見る。――帰れって言っても帰るわけないよな、こいつ。でも、ここで待ってろって言おうにも、勝手にここまで来た以上大人しくしているわけないし…。「…」駄目だ、妙案の一つも浮かびやしない。完全敗北五里霧中。右も左
    S・U さん作 [270]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    「はぁー…、今日ほど周りの視線を矢のように感じた日はないな…」溜め息をついた後俺は率直な感想を述べた。「確かにね…」「うん…」その言葉に怜と麻衣も同意した。あの人波を掻い潜り彼女を連れ出した後俺達は人気があまり感じられない場所へと潜むことにした。ちなみにあの集まりは何処から見ていたのか知らないが突如やって来た遼が何やら説明のようなものをして解散させた。…あいつの話術というのは一体何処までいくのだ
    S・U さん作 [220]
 
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