携帯小説!(PC版)

トップページ >> ゆずりは さんの一覧

ゆずりは さんの投稿された作品が8件見つかりました。

  • 1
 
  • 歩いてく。7

    ゴールデンウィーク。久しぶりの連休。いつもより少しでも勇介と長い時間いられるだろうと胸を弾ませていたが…「仕事が入っとるんや」の一言で打ち砕かれ、近所の行きつけのお寿司屋さんで顔見知りの出前のお兄ちゃんと会話をしながらビールを一杯。――休みに一人酒。私はいったいどこのおっさんだ?心の中で愚痴をこぼしていると携帯が鳴った。勇介では…無い。たまに一緒に飲みに行く知人だ。飲みに行こうとのお誘いに考える
    ゆずりは さん作 [139]
  • 歩いてく。6

    その後は勇介にメールと電話を毎日した。勇介は本当に連絡をとるのが大変だ。元彼と付き合いはじめた時も大変だったがそれ以上に。出ない、折り返しがないのは当たり前だ。「電話とか好きやないんや。2、3日連絡がとれない訳でないんやから。」勇介はそう言うが、私が電話に出れなく折り返した時は、とても不満そうな声を出した。勝手だとおもいながらも惚れた弱みで許してしまう。ダメだって解ってるんだけどさ…。勇介と会う
    ゆずりは さん作 [156]
  • 歩いてく。5・5〜Side元彼

    今さっき家を出た。仕事に行く途中、五分もしないうちに四年間つきあってる彼女から電話があった。嫌な予感してたんだよな。いつもは仕事頑張って“ダーリンっ”て帰ってきて俺が寝たふりしてたらほっぺにチュって。なのに、最近三日ほど変だった。帰りたがらない家に親がうるさいから帰るって言ったり。昨日なんかず〜〜っと背中向けてねてやがる。なんとなーくっ!なんとなーくだけど予感してたよ!「別れよう」って。俺泣いち
    ゆずりは さん作 [146]
  • 歩いてく。5

    勇介と付き合う事に対してかなりの不安があった。何歳なのか、何処に住んでいるのか、仕事は何か…。付き合う事が決まったその日の夜、勇介は電話はおろか、メールさえも返してこなかった。次の日の朝も電話をしても出ず、もう私から連絡をとるのをやめようと決めた。――振って振られたか。私は気持ちにケリをつけようと美容室へ向かう。「カットー…と、今日は染めちゃおうかな。」真っ黒だった髪の毛をナチュラルな茶色にした
    ゆずりは さん作 [161]
  • 歩いてく。4

    勇介と一通りのお喋りをして電話を切った後、残ったのは嬉しさと不安そして胸の痛み。10分ほど息を整えてからもう一度携帯を持つ。私の4年間に終止符を打つ。3回ほどのコールで相手が出る。「今、大丈夫?」「うん。どうした?」「〜〜………ごめん。……………別れよう。」良く息が出来ない。胸がつぶれそうな感じだ。「そうか。何となく今日は様子が変だと思ってた。何?好きな人でも出来たのか?」「うん。」“元彼”は私
    ゆずりは さん作 [158]
  • 歩いてく。3

    次の日の仕事は少しだるかったが何事もなく終えた。そう、何事もなく仕事を終えて彼氏の家に行く。仕事が終わるのが遅かったため、待っていた彼氏は寝ている。――良かった。彼氏と仲良く晩酌…なんて気分にはなれない。次の日も“お客さん”とちょっとしたメールと電話をした。「何しとん?寝てたん?」「家でだらだらしながらテレビ見てたよ。」彼氏は仕事に行き、もう“家”にはいない。…胸が痛い。この関係を続けてはいけな
    ゆずりは さん作 [168]
  • 歩いてく。2

    繁華街から少し離れたホテル街で車を止める。恥ずかしさのせいか女の私が先を歩く。一つのホテルに目がとまり、そこに入って行く…。バックを置きベッドに座ると顔が近づいてきた。何度かキスをして………緊張と罪悪感で腕をすりぬける。「お風呂入れるから」なれたふりをしてお風呂にお湯を入れる。男はテレビをつけ、煙草を一服。私は煙草を3年前にやめた。そのうちお風呂にお湯がたまり男が先に入る。私は出てくるのを待って
    ゆずりは さん作 [187]
  • 歩いてく。

    心臓が異常に早く動いているのがわかる。お酒も多少入っている。…が、そこまでは酔っていない。この場所に何分いるのだろうか。5分…いや、7分くらいか?携帯から音楽が流れる。「もしもし」少し声が震えてしまう。それとも開き直ってる…?「今、何処におるん?トラックが止まってる所の近く?」携帯の向こうからは聞きなれない声と喋り声。「トラック?ああ、見えるよ。それよりもっと先。トラックの前のほう。」一台のタク
    ゆずりは さん作 [265]
  • 1
 

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス