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さんの投稿された作品が5件見つかりました。

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  • 夕凪?

    「家はどこなの?」そう僕が聞くと「南山って駅の近くだよ。」僕は驚いた。「俺も南山の近く!」「ほんとに!!じゃ、電車も一緒だね」彼女は僕に微笑んだ。そういって電車に乗り込む。「うわぁー綺麗!朝は急いでたからちゃんと見なかったけど。夕方の海って綺麗!」そう。この海は有数の名所で、この時間帯は夕焼けと相成ってとてつもなく綺麗だった。「そうだね。結構有名なんだよここ。」「へぇー知らなかった。こんな綺麗な
    さん作 [94]
  • 夕凪?

    「志朗君ともちゃんと話したかったのにな(笑)」そういって葉月は僕に笑いかける。「そうだね。まぁ、あいつ忙しいからさ(笑)ってかどうしたの?」「いゃ、先生に後で進路指導室にこいって言われたんだけど場所わかんなくて…」そういって葉月はカバンに荷物を詰めだした。「そっか。じゃ、一緒にいこう?俺も用事あるし。」そして僕らは進路指導室に向かった。僕も葉月も事務的な用事を済まし部屋を出た。「ねぇ、達哉君。後
    さん作 [100]
  • 夕凪?

    「そんなんじゃねぇよ。」志朗にそう答えることしか出来なかった。志朗とは中学の時から一緒だ。僕の唯一気兼ね無く話せる友人で、性格は僕とまったく反対。外向的でお調子者だが、いざというときに頼れる奴。そんなやりとりをしているうちに授業開始の鐘が鳴りいつも通りの学校が始まった。僕は授業中ずっと彼女を眺めていた。そしていつもよりも胸が高鳴っているのに気付いた。恋に落ちたと言うよりは憧れに近い感情だった。無
    さん作 [96]
  • 夕凪?

    その日は朝のHRから暑かったせいかムダに喉が渇いていた。僕は少し遅刻したので焦って二階の教室を目指し階段をのぼった。『ガラッ…』勢い良く教室の扉を開け中に入った。「おはようございます…?」いつもなら普通に席に付くのだが。何だか教室の空気が違うことに気付いた。「先生わりぃ…朝目覚ましが鳴らなくて…」どうしようもない言い訳でごまかそうとし、先生の方を見ると。見たことのない女の子が立っていた。黒く長い
    さん作 [117]
  • 夕凪

    真っ白な部屋に真っ白なベッド。その中にうっすらと涙を流しながら母親の手を握る彼女。その横で父親は声をつまらせ泣いている。僕はというと涙も枯れはて窓から見える海と夕焼けをただ眺めていた。彼女と出会ったのは今年の夏だった。時期外れの転校生だったので鮮明に覚えている。僕の学校はこの地域一番の進学校で、その夏も来年の大学受験に向け皆が必死に勉強に励んでいた。そんな学校に彼女がやってきたのは青空の広がる日
    さん作 [281]
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