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さんの投稿された作品が68件見つかりました。

 
  • 碧 51

    「お邪魔しまーす…」高峰智の家はあたしとあまり変わりないアパートだった。ガチャッと鍵を開けて入っていく高峰智の後に着いて彼の家の中に入った。高峰智はリビングに行くと上着を脱いでソファーに座った。「早く入ってくださいよ」「あ、はいっ」リビングの入り口でつっ立っていたあたしを見て言った。あたしも上着を脱いで床に座った。結構キレイに片付いていた。ってゆうより物が無いのか。もっとマンガとか色々ごちゃごち
    さん作 [280]
  • 碧 50

    あたしは何故か足に力が入らなくて立ち上がることが出来なかった。「帰りたくない…」「は?」違う…この場所から自分自身が離れたくなかった。そして、帰って一人になった瞬間に寂しいと思ってしまう自分がいる気がした。「一人になりたくない…」あたしはなんて我が儘で仕方のない女なんだろう。こんなんじゃ、和樹が別れたくなるはずだよ。高峰智もきっと"勝手にしてれば"って…「……俺ん家来ます…?」ほら…って…「は?
    さん作 [253]
  • 碧 49

    「良かったんですか?」誰もいない夜の公園であたしと高峰智はいた。「もう、良いのー!!!!(泣)」和樹に散々暴言を吐いた後、あたしは何故か涙が止まらなくなってしまい、一部始終を見ていた高峰智が仕方ないと言った様にあたしの手を引いてここまで連れてきてくれた。「グスッ…」涙と同時に鼻水も止まらない。ああ…だらしない女だ…。「もう良いならなんでそんなに泣いてんの」彼はたまにタメ口になる。少し距離が縮ま
    さん作 [271]
  • 初恋-ハツコイ- 6

    藤崎康介と出会ってから二日目…「せんせー!!教科書忘れた!!」授業が始まり先生が教室に入ってきたと同時に隣の藤崎君が勢いよく立ち上がった。「おい、藤崎ー…授業初日でそれかー?」「すんません!!」先生はまったく…といった表情でいた。同じ教室にいた派手な女の子達は「康介、ウケるー!」とか言って手をバシバシ叩いて、男子は「さすが康介!!」とか言ってる…。何がそんなに面白いのですか?どうしてさすがなので
    さん作 [406]
  • 碧 48

    「和樹!」あたしは前を歩いていく和樹を呼び止めた。あたしは必死に心の中で和樹じゃない事を祈った。だけどその思いはいとも簡単に崩れ去った。振り返った和樹はあたしと目が合って"しまった"という顔をした。「…誰?」はい?「誰って…?」和樹はあたしに意味の分からない言葉を吐いた。あたしは口を開けることも出来ずに目を丸くして和樹を見た。「だから、誰?何もないなら行くよ」そう言って和樹は歩いていく。「…ねぇ
    さん作 [263]
  • 碧 47

    「え…?」喫茶店を出たあたしの目に信じたくない光景があった。「和樹…?」やっと絞りだした声でさよならをした彼の名前を呟いた。和樹が喫茶店の前の道を歩いていた。――…女の子と一緒に…。和樹、夢があるって言ってたよね?あたしと会えなくなるからって、あたしの事考えてくれて、だから別れたんだよね?じゃあ今目に映っているのは違う人かな?「だから言ったでしょ」気付いたら高峰智があたしの横に立っていた。あたし
    さん作 [249]
  • 碧 46

    なんかモヤモヤしてきた…。「もう良い。それだけなら帰ります」あたしはバックを手に持ち椅子から立って高峰智を背中に歩きだす。「簡単に人を信じるなって言ってんだよ」後ろから高峰智の声がして思わず振り返ってしまった。キツい言葉とは裏腹に彼はあたしを悲しい顔で見ていた。「…っあたし達の話に首突っ込まないでよ!」あたしはその瞳から目をそらし逃げるように喫茶店を出た。
    さん作 [261]
  • 碧 45

    「…」高峰智に拉致られて喫茶店に入ったものの、少々沈黙が痛いです…。「あの…」あたしは勇気を振り絞って声を出した。その声に反応した高峰智と目が合った。「…話って…?」すると高峰智は少しの間のあと、口を開いた。「…中村さんさ、あの男と別れて正解でしたよ」…は?「何それ」「あの男…結構前に会ったことあるんですけど、他の女といた」何それ…一気にあたし達の空気が変わった。「アイツはああいうヤツなんすよ」
    さん作 [251]
  • 碧 45 …の前に

    碧 作者の瞳です。今回、間違い等は無いんですが少し挨拶です(^ω^)ここまで全ての碧を読んでくださった読者の皆様、一度感想を下さった方、本当にありがとうございました。今回初めて読んでくださった方もありがとうございます。こんなつたない作品を面白いと言ってくださっている方、くどい様ですが本当にありがとうございます!!なんだかんだ言ってもう45まで来てしまいました。正直、話進むの遅くね?って思っている
    さん作 [222]
  • 碧 44

    和樹と別れて1週間が過ぎた。「いらっしゃいませ」あたしは今までと何も変わらずにbearで働いていた。香菜にはいろいろと心配かけちゃって大変だったけど香菜もあたしが前に進んでることを知って何も変わらずに接してくれていた。――――――「中村さん、これから空いてます?」「へ?」bearが終わりスタッフルームで帰る支度をしていると高峰智に声をかけられた。高峰智があたしを誘うどころか、声をかけてくるなんて
    さん作 [275]
 
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