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瞳 さんの投稿された作品が68件見つかりました。
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碧 38
「愛美おはよ!昨日はどうだったの?」「あ、香菜おはよ」あたしは朝bearに来たら愛美が既にいたので話し掛けた。…が、なんか様子がおかしい…。「なんかあったの…?」「香菜…」「ん?」聞いたら愛美は涙声であたしの名前を呼ぶ。その瞬間、愛美はあたしに抱きついてきた。「え?ちょ、愛美?!」「…っ、香菜ぁ」あたしは詳しく話を聞こうと思いもうすぐ他のスタッフがくる頃だったので愛美を連れて、外に出た。
瞳 さん作 [263] -
碧 37
「香菜!ごめん!今日先帰るね!」愛美はバタバタしながら帰る支度をしている。「はいよー。和樹くんですか?」「うん!」愛美は笑顔で頷いてbearを出ていった。「ごめん!待った?」あたしは和樹が待つ車に向かった。「平気。お疲れ様」―チュ…あたしは車の窓から顔を出す和樹と、聞こえるか聞こえないかくらいの音でキスをした。そして車の助手席に乗り込む。「よし、しゅっぱーつ!」「あはは!」
瞳 さん作 [253] -
碧 36
「そんなに、愛美の事気になるんですかぁ?(ニヤニヤ)」あたしがbearに戻ると高峰さんも既に戻っていた。いつの間に…。その高峰さんはなぜか同じ場所を見てボーッとしている。その方向を見てみると…愛美?!しかも、あれって和樹くん?!和樹くんが来るなんて珍しい…。2人はいつも通りに仲よさげに話している。そんな2人を見つめている高峰さん…。だから少々ニヤニヤしながら近づいていった。「あの2人付き合ってる
瞳 さん作 [228] -
碧 35
「愛美!」…ん?あたしがbearでせかせか働いていると聞いたことがある声に呼び止められた。「あっ、」「よ!」あたしが振り向くとそこには彼氏の和樹-カズキ-が座っていた。「なんでいるの?ここに来るの初めてじゃん!」和樹を見つけたとたんに彼の元に駆け寄る。「急に会いたくなってさ」「何それー」和樹はbearのコーヒーを飲んでいた。「終わったら愛美の家行っていい?」「うん、良いよ!」「じゃあまた終わる
瞳 さん作 [323] -
碧 34
「いらっしゃいませ」愛美は高峰智に呼ばれ店に戻っていった。スタッフルームには香菜と智の2人だけ。「高峰さん、最近愛美と仲良いですよね」智はチラッと香菜の方を見たけどまたすぐ視線を戻した。「愛美のこと、信じても大丈夫ですよ。逆にあの子の方が裏切られない体質になってるんですけどね」「…」香菜はそれを言った後、長椅子から立ち上がった。「じゃあ、あたしも戻りますね!」香菜は足速にスタッフルームから出てい
瞳 さん作 [277] -
碧 33
あの時、あなたは何を言おうとしていたのですか―?「ごめんね…あたしがあの時電話に出てれば…」「もう良いってば!結果無事だったんだからさ!!」あのお祭りから次の日。香菜はあたしが電話した時わざと出なかった事をすごい後悔してるみたい。「てかそれより、あの高峰智があたしに笑顔を見せたのよね…」「うーん…愛美も少しずつ信用されてるって事なんじゃないの?もう一歩だよ!」「うん」香菜はガッツポーズをした。で
瞳 さん作 [272] -
碧 32
「中村さん…」まっすぐに見つめられた。「…」あたしはその瞳の碧から目が離せなかった。「俺…、」―♪〜♪〜「「…」」ナイスタイミング…。あたしの携帯が急かすように電話が来たことを伝える。「ごめんなさい…」あたしは涙を拭いて、落ち着いてから電話に出た。「はい」「愛美?!」あたしが出たとたん耳をつんざくような大声が聞こえて思わず携帯を耳から離した。「香菜?」「アンタ今どこにいんの?!」「へ?近くの公園
瞳 さん作 [245] -
碧 31
「なんでそんな汗かいてるの…?」あたしは涙まじりに問い掛ける。「今さら…?」「だって…」"はぁ"っていうため息が聞こえてきた。「着いてきてるかと思って振り向いたらいないから」「探してくれたの?」あたしは目を丸くして聞いた。「だってなんかあったら責任感じますから」「なんで…」「え?」あたしの声が聞き取れずに聞き返してくる。「ほっといてくれて良かったのに…!」―かわいそうね―まだ30歳でしょ?「は?
瞳 さん作 [312] -
碧 30
あたしは運悪くバイト先の人の番号は必要ないと思っていたのであえて登録していなかった。「聞いとけば良かったー…」あたしはあのあと、側にあるひとけのない公園らしき所にきた。「どうしようかな…」あたしはそこにあるブランコに座った。―キィ…キィ…ブランコをこぐ度に空しい音が鳴る。どこだか分からない場所で夜に1人。「なんでこうなっちゃうんだろ…」なんか悲しくなってきた。あたしはいつもこう。良いところまで来
瞳 さん作 [318] -
碧 29
足速に高峰智は歩いていった。「ちょっと待ってよ…」あたしは人込みに1人入っていった高峰智に追い付こうと必死にあとを追う。しかしたくさんの人でなかなかそばによる事が出来なかった。「待ちなさいよ、高峰智!」あたしの声は人込みに消えていった。―やば…そう思った時にはもう前に高峰智はいなかった。「嘘…どうしよ…」もう7時。辺りは真っ暗でここがどこかすらも分からなかった。「迷子…?」あたしはその場に立ち尽
瞳 さん作 [291]