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瞳 さんの投稿された作品が68件見つかりました。
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碧 18
「じゃあ今日は付き合ってくれてありがとね」「いえ、あたしも楽しかったです」一馬さんは予定があると言って1時間ほどうどん屋で話てから別れることになった。「送ってあげられないけど…またあのお店に遊びに行くよ」「はい!待ってますね」あたし達は手を振って別れた。その時、ふとさっきの言葉が頭をよぎった。―アイツにもいろいろあるんだよ…「一馬さん!」あたしは無意識に振り向いて一馬さんを呼び止めてしまった。一
瞳 さん作 [352] -
碧 17
碧 17の前に前回の投稿に間違いがありましたので訂正させて頂きます。タイトルで『碧 15』と書いたと思われますが、正しくは『碧 16』です。すいませんでした。また間違いなどがあると思いますが頑張って書きますので楽しんで読んでいただけたらなと思っております。では碧 17お楽しみください(^ω^) 瞳――――――――――――「いやー、愛美ちゃんの話は、よく智から聞いてるよ」「高峰さんが…?」
瞳 さん作 [317] -
碧 15
「ご注文はお決まりでしょうか?」今日もbearでバイトの日。あたしは一人でいる男の人に注文を聞きに行った。「じゃあこれひとつ」「かしこまりました。少々お待ちください」「それと!」「?」あたしが離れようとしたら男は「待て」と言ってるような顔をする。「何か…?」「あのぉ、ここに中村愛美さんていますか?」あたし?!何この人…まさかのナンパ?「あ、別にナンパとかじゃないんで」読心術?!「あたしですけど…
瞳 さん作 [269] -
碧 15
「もしもし?香菜?」その日の夜あたしは香菜が心配で電話をかけた。こんな日に限ってお店は満席…。誰かと話す余裕なんてなかった。「もしもし…うん」「大丈夫?」「え?」「だって今日、高峰さんと…」香菜はあたしの言葉に思い出したように「ああ」って笑いながら答えた。「あたし『おせっかい』って言われちゃったよ。悲しー!」香菜、わざと明るくしてる…?「でもあたし弱いよね。高峰さんにもね『女ってすぐ泣く』って言
瞳 さん作 [311] -
碧 14
「中村、休憩入って良いぞー」「はーい」あたしは店長の言葉に素直に休憩に入る事にした。高峰智の衝撃?現場を目撃してから2日。これと行ってbearに変化は無かった。「香菜はもう休憩かな?」さっきから香菜の姿が見えずに見えずにいた。あたしはそう思いながらスタッフルームの扉のドアノブに手をかけた。「あたしはただ…っ」え…?香菜の涙混じりの声が中から聞こえてきた。「はぁ」そう思った瞬間誰かのため息。「そう
瞳 さん作 [271] -
碧 13
―忙しかった冬休みが終わった。「大学受験まであと少し!これからが勝負だからな」担任の話が耳の右から左に抜けていく。―キーンコーンカーンコーン…「愛美、買い物付き合ってー」「良いよ」あたし達は学校が終わってからショッピングモールに向かった。そこに行くのは去年のクリスマスプレゼントを買いに来た以来だった。「いらっしゃいませ」中に入りお目当てのお店に向かう。「あれ?」ふと香菜が声をあげる。「?」香菜が
瞳 さん作 [258] -
碧 12
「いらっしゃいませー」今日もbearは満席御礼。冬休みという事もあり色々な世代の人が来てくれてる。「高峰さん、これ21番テーブルお願いします!」「はい」例の高峰智はというと、新人3日目というのにかなり仕事こなしちゃってます…。「すごいよねえ、高峰さん」あたしがボーッと高峰智を見ていたら香菜が近寄ってきた。「…。」「何、まだ怒ってんのー?」香菜が呆れたように言う。「だって…。」「まあ確かにここで高
瞳 さん作 [255] -
碧 11
なんだあれ…何なんだ…「ム・カ・つ・くー!!!」「愛美…」「ありえないと思わない?!『仲間とか、いらないんで…』って、何かっこつけてんだっつーの!!」只今あたしの家で高峰智への怒りを浅倉さんにぶつけております。「てかさ、人がせっかく仲良くしてあげようとしてんのに、どんな神経してんのよ…」「でも、かっこいいからなあ…Sチックであたしは好きだな」あたしは香菜の言葉に笑う事しか出来ない…。「あたし、高
瞳 さん作 [254] -
碧 10
「愛美!高峰さんと知り合いなの?!」「のはずなんだけどなあ…」朝礼が終わった後、香菜と2人で客席のテーブルの周りを掃除していく。高峰さんに思いっきし初めて会った人への対処をされた。なんでだろう…。スタッフルームにふと目を向けると扉が少し開いていて中に高峰さんがいた。「ちょっとあたし行って来る!」「ちょ、愛美?!」あたしは香菜を置いてスタッフルームに行き、扉を開ける。高峰さんが自分のものを整理して
瞳 さん作 [299] -
碧 9
「あ、」「?」香菜がなんか呟いた。「愛美は休んでたから知らないんだよね」「何をー?」ケータイをいじっていた手を止めて香菜を見る。「今日から新しい店員さんが来るらしいよ」「へぇー、どんな人だろうね。女?男?」「男。カッコいいんだってぇ」そーゆー事か…。あたしは再びケータイに目を移す。「ふーん…」「もー!もっと興味持とうよ!」あたしの反応に対して香菜はため息まじりで言う。「だって興味ないし」またため
瞳 さん作 [263]