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フラン子さんの投稿された作品が158件見つかりました。

 
  • sound of you 5

    金曜日、午後の授業中。明日はクラブかー。私は頭を抱えてハァとため息をつく。……ツンツン突然背中を突かれ、ガバッと顔を上げると教卓の先生と目が合った。「槇原さん?前に出てこの問題解いてください。」先生はいつの間にか黒板に問題を書いていた。「…あ、ハイ。」私は黒板の前に立ち、問題を解き始めた。簡単なやつでよかった。ん?待てよ…さっき背中突いたのって…もしかして…………ビン底眼鏡??私は背筋がゾッとし
    フラン子 さん作 [310]
  • sound of you 4

    これは意外だった。お姉ちゃんの彼氏には何度かあったことがあったが、まさかそんなことしてる人だと思わなかった。「将樹(マサキ)が回すのに彼女が見に行かないわけにはいかないでしょ?でも急だったから他に誘える人いなくて…ダメ?」神に祈るようなポーズで大きな目をパチパチしながらお願いされる。「…い、いよ。」隠れシスコンの私は頷くしか選択肢はなかった。「でも夜でしょ?お母さんたち大丈夫かな?」私がお姉ちゃ
    フラン子 さん作 [298]
  • sound of you 3

    この手の話になると、決まって梨沙子はこう言う。「うちの彼氏の友達紹介しようか?他校だけど、かっこいいよ?ほら、前言ってた満(ミツル)って人!」私は決まってこう答える。「んー、まだいいや。その時がきたら頼むね。」それから梨沙子のノロケ話や先生の悪口やくだらない話をしていつもと変わらない昼休みを過ごした。 * * * * * * *自宅にて。自分の部屋で机に向かいしたくない宿題をしている。なかなか進
    フラン子 さん作 [285]
  • sound of you 2

    昼休みの教室。みんな机を思い思いにドッキングさせ、いくつかのグループに分かれて昼ご飯を食べながら談笑している。この時間、大抵の男子は学食かベランダで仲良しグループと下ネタ話やゲームして遊んでる。必然的に教室内はほぼ女子で占めている。…が、その中にも男子はいる。いわゆる少数派の陰気男子たち。彼らは教室の隅に寄って小声でアニメの話をして笑い合ってるオタクくん。←たまに「萌ぇ〜」とか聞こえる。ウゲっ毎
    フラン子 さん作 [310]
  • sound of you 1

    私の名前は『槇原菜々子(マキハラナナコ)』、16歳、高2。とくに目立つタイプでもなく、地味なわけでもない。一応おしゃれには気をつけているが、制服着ればみんな一緒。趣味はショッピングと音楽と映画、あと…推理小説。彼氏いない歴…16年。あはは今日も昨日もおとといも、明日もあさってもしあさっても、きっと何も変わらない。単調な日々が続く。君に逢うまでは…ね。
    フラン子 さん作 [336]
  • 幼なじみ〜旅行編2〜

    抽選会場に着くと、あまり混んでいなかった。抽選券をスタッフへ渡し、その奥にある景品に目をやる。1等は液晶テレビ。2等は旅行券10万円分。その他は覚えていない。結果は……「こちらから好きな飴をお取りくださーい。」がっくり肩を落とし振り返ると、勇が斜め掛けしてたポーチの中をアサッてた。「ちょっと、彼女の雄姿を見てなさいよ。」「…あ?なんだ、結局当たってねぇじゃん。…あっ!」二重に肩を落とす私の前に抽
    フラン子 さん作 [258]
  • 幼なじみ〜旅行偏1〜

    「花〜。まだ服買う気?」勇と久しぶりにショッピングに来た。でも勇はもう飽きたらしく、ブツブツ文句を言い出した。「後ここのワンピース1着だけ!」そう言って目的の店に飛び込む私。「早くしてくれ」と店先で待っている勇。勇はまだまだ背が伸びているらしく、モデル体型だ。服もカジュアルだが、時計やキャップ帽できちんとおしゃれをしていてセンスがある。そんな彼を店先に待たせていると、通り過ぎる女の子たちがチラチ
    フラン子 さん作 [442]
  • クラスメイト10

    「はぁー、疲れた。」私はソファに座り背伸びした。窓の外は紫ともオレンジともとれる絶妙な色彩の空が広がり、一番星が見える。「お前は…。」横目で綾瀬がこちらをニラむ。「何?」「ムードがない。」綾瀬がため息をついた。「そんな私が好きなくせに。」私がそう言うと、綾瀬の手が伸びてきて頭を掴まれた。軽く叩かれると思った私は反射的に目をつむった。そのままグッと頭が引き寄せられ、唇に何かが触れた。驚きのあまり目
    フラン子 さん作 [346]
  • クラスメイト9

    「あの!…えーと。ありがとうございました。気持ちは…嬉しかったです。……でも…ごめんなさい。」先輩は「こっちこそ、ごめん」とボソっと言って去っていった。私の腕を綾瀬が引っ張る。「あ、そっか!由美が私のこと探してるの?」「……。」綾瀬は腕を掴んだまま、私を連れていく。「綾瀬?私もう転ばないから。」「……。」綾瀬は返事をしてくれない。腕を引っ張られながら、図書館へ入っていく。一階の3年生たちは珍しく
    フラン子 さん作 [329]
  • クラスメイト8

    綾瀬はすごいなー。そういえばなんでさっき私の特等席にいたんだろう?でもなー、綾瀬は由美が好きそうだもんなー。私なんか興味ないよなー。ん?なんか私って綾瀬のこと好きなのかな?気付いたら綾瀬のことばかり考えていた。ボーっとしてる間に隣にいた先輩は無言なっていた。すると突然手を握られた。私は背筋がゾッとした。先輩の目は私の口元を見つめている。ググッと手に力が加わる。怖くて声が出ない。でも先輩の顔はどん
    フラン子 さん作 [313]
 
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