携帯小説!(PC版)

トップページ >> へたれもち さんの一覧

へたれもち さんの投稿された作品が44件見つかりました。

 
  • Invisible Answerer -ep16-

    …私は昔から父よく言われた。『自分の意志を常に強く持ちなさい。』と……母からはこんなことを言われた。『自分が支えられる人、自分を支えられる人を探しなさい。』と…だから、私は自分の意志を強く保とうとしながら信頼できる人を探した。でも、自分を強くすると信頼できる人が居ない…信頼できる人を居ると自分が弱くなる。やがて意味が解らなくなっていった。だから、私は一人でも大丈夫なように自分が強くなろうとした…
    へたれもち さん作 [668]
  • Invisible Answerer -ep15-

    …ほう…ネメシスがな…クックック…ようやく…「終わらせることができるな…ネメシス?」コーヒーを飲んだあと、僕たちは次の階に昇り、武器を探してた。「…やはりか…上の階に行くほど殺傷能力の高い武器がある。」僕の今持っている熱伝動ブレードも四階で見つけたものだ。…もしかすると、完成品がさらに上の階にあるかもしれないな。次は何が?今はまだ使われてない武器や、開発中のものか?熱伝動ブレードがそうだった…。
    へたれもち さん作 [655]
  • Invisible Answerer -ep14-

    …全く…何を言ってるの…そんなの当たり前よ…少なくとも産まれた時に誰でも知ってるはず。「…僕は…。」「何…?」「殺す事しか出来ない……のか?…もし…それしか出来ないなら。せめて…痛みを感じ…させずに…。」「そんな…事はない…。私の事助けられたよ?あの時…。」あれ?…寝言…ね…。…もしかして、優しいから…殺したくないの。でも、殺してしまう…だから痛みを感じさせず…死を感じさせずに…。それでも、自分
    へたれもち さん作 [701]
  • Invisible Answerer -ep13-

    「龍堂さんだけ逃げて下さい。わざわざ、二人して死ぬ必要はありません。」そう、この言葉を聞いたとき…そんなこと聞きたくないと思った。「…呆気ないものです…こんな簡単に人は死を感じる…。」その場に座り込んだ…もう動けないと…その目は終わりを見ていた。私はどうするか悩んだ、このまま見捨てるか、最後まであがくか…ね。「行け…。」明らかな命令口調…今までにない雰囲気…多分、拒んでいる?「最期を哀れまれる程
    へたれもち さん作 [735]
  • Invisible Answerer -ep12-

    …呆気ないものだ。所詮、老人は老人に過ぎないと言う訳だ。「こちらネメシス、目標を暗殺、ただ今から帰還する。」「了解、帰還ルートはJ6で帰還しろ、以上。」僕にとってはたやすい事だった。ただ暗殺して帰還するだけ。幼い頃から繰り返した事だからだ。暗殺者『ネメシス』としての顔と、中学生である『神崎 零』としての顔…。だから、僕には名前がない…ネメシスはCNで、神崎 零も一般市民として過ごす為のものだ。そ
    へたれもち さん作 [731]
  • Invisible Answerer -ep11-

    …何を…言っているの?罠?でも刃物はないし、武器になるものも…いや、あの身体能力が十分な武器になる。「私に頼まないで…。」罠だとわかってて、引っ掛かる人なんているはずないでしょ。「…確かに、自分でするべきですね。」出来るはずもないのに…どうせするわけない。と思っていた…。でも零は自分の喉に刃物を向け、電源を入れた…あれでは刃先が当たっても致命傷に…そして喉に突き付けようとした瞬間だった…。突然床
    へたれもち さん作 [670]
  • Invisible Answerer -ep10-

    爆発音が聞こえる…やはり素人だ。まともに当たるはずもない、ましてや焦っているなら尚更だ。とは言え、馴れて落ち着いてくれば当たってくるだろう。その前に討つ…例え、女子供であろうとな。銃弾を避け続ければ落ち着いてはいられないだろう。ただ、一発でもかすりさえすれば…落ち着いて狙ってくるだろうな。「当たらない…なんで?お願い!当たってよ!」せめて痛みを感じさせずに…できるだけ素早く。だが、錯乱しているだ
    へたれもち さん作 [666]
  • Invisible Answerer -ep9-

    「…そろそろ決めに入るだろう…アップしろ。」これ以上は体力が…危険だがやるしかない。僕は一歩踏み込み懐に潜り込んだ。踏み込んだ零を私はずっと見ていた。1(右腕手首切り払い)2(左膝切り上げ)3(胸部突き)コンビネーション…?でもどのくらい続く?全部防がれてるし。4(左肱切り下げ)5(頭部切り払い)6(頭部突き)防がれてる…それに次に繋がらない…このままだと…キラーマシンが反撃にし始めると、右手の
    へたれもち さん作 [670]
  • Invisible Answerer -ep8-

    私は…今、目に見える光景が信じられなかった…神崎零…彼は…馴れてるように見える。月並みの表現だけど舞うように、流れを作り闘っている。…動きにある一定の癖があるな、そう…多分だ…防いでからの攻撃…肩周辺を狙っている。それも内から外に…。逆に攻めてからの防御にも癖があるな。常にカウンターを狙っているようだ。…隙はあるのだが、狙うのは極めて困難だ。となれば…武器を…と思っていた時だった。突如、視界が真
    へたれもち さん作 [598]
  • Invisible Answerer -ep7-

    …僕は…何を言った?僕自身が距離を置きたくて…だと…。本音が出てしまうとは…弱くなったものだ。そんな事を考えてた。龍堂がゆっくりと立ち上がり、隣に座った。心臓の打つ脈が大きく聞こえてくる、自分の。気が付くと、右手にブレードが握られてた。…僕に…近付くな…。「…先に進もう、ここは危険です。」乱されるな…冷静に…精神を安定させろ…。突如アラームがなる。携帯端末からまた声が聞こえてきた。「ただ今より、
    へたれもち さん作 [563]
 
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス