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へたれもち さんの投稿された作品が44件見つかりました。
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Invisible Answerer -ep6-
「流石は…Answererだ、あれだけの動きを出来るとはな。」「老人達が彼に…るのも理解出来るよ。」「それより試作兵器のテストだ。期待は出来そうではないかな?」熱伝導ブレード…残酷過ぎるな、僕なら良いが他の人は人殺しなどしたことないだろう。「いや!放して!」女の悲鳴?この声は…あの人か。「良いじゃないか…殺す前にちょっとやらせてもらうだけだ。」迂闊だった…まさか部屋にずっと潜んで居たなんて…それ
へたれもち さん作 [622] -
Invisible Answerer -ep5-
足音は近付いてくる。どうするべきか…まだ安全なのは確かだが…「誰か居るのかい?居たら返事してくれ。」逃げるか…しかし、足音を立てないで逃げる事が出来るか?僕一人なら可能だが…。「…二手に別れよう…。今ここで下手に顔を見られるのは避けたい。」いや?顔を見られて困る事があるのか?何を恐れている?「…そうね。その方が良いかもしれないわね。うん…そうよね。」僕達は二手に別れて足音を殺し、歩きだした。本当
へたれもち さん作 [579] -
Invisible Answerer -ep4-
「…男を追おう。」確かめなければ…自分達の置かれた状況を。「さっきから聞こえる妙な音は…嫌な予感がしませんか?」後ろを振り返ると…まるでSF映画に出てくるような人型のロボットが歩いていた。サイズはだいたい190?前後で、右腕は刃渡り60?位の刃物、左腕は機関銃だ。「映画の撮影かしら?」センサーのような物でこっちを見ている…、青い光が不気味だ。無視するように、素通りして行った。男の逃げて行った方向
へたれもち さん作 [608] -
Invisible Answerer -ep3-
「…貴女の目的は?」警戒心を解かずに、威圧感感じさせないように話し掛け続ける。「目的?そんな事言われましても…私は気が付いたらここに。」同じ…か?ならば腕輪と首輪は…着いてる。後は端末機の確認か。「なら、端末機を持っていますか?携帯電話位のサイズで、妙なものを。」龍堂はリュックから、端末機を取り出した。「これでしょうか?電源を入れたら、Gunnerって表示されるこの端末機ですか?」「Gunner
へたれもち さん作 [609] -
Invisible Answerer -ep2-
誰かが近付いて来る…さっきは確認してなかったが、ドアに鍵が着いてる…。僕はドアの鍵を閉め、息を潜めた。犯人なら鍵を持っているはずだ…他に被害者が居る可能性もありえる。だが、自由に歩き回れるだろうか?さっきのあれが真実なら、殺されはしないであろう。足音が止み、ドアノブに手をかけた感じがする。ドアノブを回そうとしてるが、回るはずがない…。鍵を使う気配もない。他にも被害者が?いや、罠かもしれない。「す
へたれもち さん作 [584] -
月光に染まる魔王〜十七話〜
ここは…夢の中か…。つまり僕は相当弱っていたのか…身体の痛みが強くなり、不思議な事があれだけ起きれば、精神的にやられるか…いや、今回は何か違う…強い意志が感じれた。たまたま、偶然が重なっただけ…だろう?「失せろ、弱者が…。」真が手を前に伸ばし、何かを唱え始めると、その手の先に無数の刃が表れ、手を中心に回る。突然、その刃が消えて、オーディンの周りに消えた刃が現れる。刃をオーディンは弾くが次々と迫っ
へたれもち さん作 [528] -
月光に染まる魔王〜十六話〜
エクスカリバーから放たれる一束の光…その直線上に真は飛び込み姿勢を低くし、拳を構える。放たれた光は真の右腕に当たった。「先輩!何を…。」そのままグングニルを押し込むように拳を当てる…すると、グングニルの先端が結界を貫き、一部を破壊した。「今だ、早く!」その掛け声と共に司とアーサーは結界の外に脱出する。「!?…先輩!」結界の外には真の姿は無く、結界の穴は塞がっていった…。結界内部には男とオーディン
へたれもち さん作 [526] -
Invisible Answerer -ep1-
何だ、頭が痛い…それにここはどこだ?辺りを見渡すと、コンクリートの壁に事務机…それに食器棚にクローゼットなどの家具などがあった。そして、僕が寝ていたベッド…家具に対して安く見える物だ。ベッドから起き上がろうとすると、立ちくらみを起こす。さらに激しい頭痛と軽い吐き気…薬物だろうか?だとすれば、僕は誘拐されたということか?記憶を振り返ると、あるタイミングから全く思い出せない。学校帰りだった…電車に乗
へたれもち さん作 [595] -
月光に染まる魔王〜第十五話〜
結界にグングニルを…不可解ですね。結界を破壊するつもりでしょうか?だとすれば…無謀な作戦だと言えましょう。わざわざ結界を破壊する必要はない。おそらく、完全に破壊するのは無理だろう。グングニルの刺さった場所に何らかの衝撃を加え続ければ…時間稼ぎが必要だ。「間宮さん、僕が時間を稼ぎます。その間に先日の衝撃波を使えるようにしてください。」しかし、あれを何らかの方法で威力を集中させなければならないな。…
へたれもち さん作 [599] -
月光に染まる魔王〜第十四話〜
なんだ…視界が…歪む?身体が震える。この感覚…身体が軽すぎる…いや、重力が感じられない。だから、軽いとか重いとかも解らないし、重量の概念が吹き飛ぶ感覚だ。それにこの殺気は…久しぶりだな。「ほう、今の力は…良いでしょう。私も少し本気でいきましょう。」男の雰囲気が変わる…空気は重々しく、細かに振動する。そこには、殺気だけがあった、笑いが消えて。「楽しみですね…こんな感覚は久しぶりです、楽しませて下さ
へたれもち さん作 [524]