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フロル さんの投稿された作品が10件見つかりました。

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  • 言葉 [?]

    アタシ、米倉・環菜(よねくら・かんな)は、最近、親や友達に、言葉遣いが悪い。って言われる。だって。仕方ないじゃん。中三だし。受験生だし。って思う。それに、誰かの悪口を言ってると、スッキリするし。だから、いいんだよ。悪くたって―――…「数学の山口…マジうぜぇ!!」「もー…またソレー?」アタシがいつものように数学の担当の先生、山口の悪口を言ってると、友達の有紗(ありさ)が呆れた顔をする。「だってよぉ
    フロル さん作 [603]
  • 姉貴=鬼

    「くらぁぁぁぁぁぁ!!!!」「どわぁぁぁぁぁぁ!!??」「朝じゃボケェェェ!!さっさと起きんかい、この寝坊助がぁぁぁ!!」朝からこうして鬼(※姉)に起こされる。「…ったく…毎朝ガーガーうるせぇなぁ!!くそ姉が!!」そう言うと頭上から鉄の塊の様な物がものすごい勢いで落ちてくる。ガツーン!!姉ちゃんの拳だ。これを喰らうと星が幾つか回っている。絶対見えるぞ。「いってぇなぁ!!殴ることねぇだろ!?」「ぁ
    フロル さん作 [868]
  • 窓の外には…(完結)

    家に着くと、私はベッドにもたれかかる様に座り込んだ。「はぁ…」ただ出てくるのは、ため息だけ…。だって…どうすればいいのか判らない。いくら考えても。判らない。男の子は私に何が言いたかったのか。何をしたかったのか。何をして欲しかったのか。何を…教えたかったのか。憎しみ?悲しみ?苦しみ?痛み?…死の…恐怖…?…孤独という…寂しさ?「私が…今… …行くから…」ドンドンドンドンドン!!窓を叩く音がした。ド
    フロル さん作 [695]
  • 窓の外には…(7)

    私は里織さんから早速話を伺った。すると急に里織さんの顔色が暗くなった。(どうしたんだろう?)「…あの家にはね…昔1人の男の子とその子のお母さんが2人だけで暮らしてたの。親の名前は江藤詩織。私の姉よ…。」(姉!?)「姉はね…自分の子供に暴力をふって虐待していた。まだ5歳位の子供に…」「ぎゃ…虐待!?そんな…まさか…」ショックだった。あの子は私に助けを求めていたのかも知れない。「ご飯も与えず水さえく
    フロル さん作 [647]
  • 窓の外には…(6)

    私は一体どうすればいいの!!そんな事ばかり考えていた。「入れて」って言ってたからそうすればいいのだろうか…? でもそんな事したら…私は…死ぬ…?そんな気がして、怖かった。だけどこのままでいい訳がない!この家には何かがあったんだ!!よし!調べてやる!!私は近所の人達に色々聞いてみた。そして、やっと知っている人を見つけた。名は、江藤 里織(えとうさおり)さん。近所の人に聞いて訪ねてみたのです。けれど
    フロル さん作 [605]
  • 窓の外には…(5)

    私は急に怖くなってきて、誰も居ない道を小走りで家に帰った。「はぁ〜疲れた…」ベッドでダラァ〜っとしていると、ある言葉を思い出した。〔……幽霊……〕あの窓にはまだ手形が残っている。…子供の手形が…てことは子供の幽霊って事? 何で?いつから?ずっと前から?どうして?…判らない…しばらく考えていると…「…イ…レ…テ…」何処からか声が聴こえる…「…イ…レ…テ…」「…イ…レ…テ…」「…イ…レ…テ…」『入
    フロル さん作 [832]
  • 窓の外には…(4)

    少しホッとした私はさっさと仕事を終え、真香ちゃんと近くの喫茶店に入った。「真香ちゃん…ちょっと相談したい事があるんだけど…」「何ですか?」「実は――…」私は昨日の事と今朝あった事を話した。「…で、どう思う?」「うぅ〜ん…よく判らないけど…それってもしかしたら…幽霊…かも?」「ええ…!!」(ショック…嘘でしょ……とはいっても私は真香ちゃんと同じ事考えてたんだけどね…)その後少し話して家に帰った。…
    フロル さん作 [742]
  • 窓の外には(3)

    怖い…怖い…この家は…何か変だ!!そう感じた私は、急いで会社へ行く準備をして車をとばした。―数分後―\r「先輩!おはようございます♪」「あ…おはよう…」元気に挨拶してくれたのは後輩の、椿 真香(つばき まか)ちゃん。 出逢ってからすぐ仲良くなった。(そうだ…真香ちゃんに相談してみよう!)「どうかしたんですか?」「ううん、何にも…そうだ真香ちゃん、今日空いてる?」「空いてますケド…どうしてですか
    フロル さん作 [978]
  • 窓の外には…(2)

    ビックリした私は、恐る恐る部屋に入って窓を見た。「……」何にも無い。誰も居ない。「きっと風のせいね…」そう思って部屋から出ようとした時―…バンバンバンバン!!!!「キャアァ!!」また窓を叩く音がした。私は思いっきり後ろを振り返った。……誰も居ない…。どうして!?今のは絶対風の音じゃないのに!!「…っ」子供のイタズラとも考えられない… だって…時間は11時を超えているから…怖くなった私は急いで部屋
    フロル さん作 [981]
  • 窓の外には…(1)

    この家に引っ越して来たのはほんの数日前… 見た目、ちょっとボロ家だけど、中は結構悪く無かったし 家賃も安かったので私は ココにしようと決めた。 だけどある日の事…私はいつもより仕事で疲れて帰って来ました。「さっさとお風呂に入って寝よう…」そう言いながら洋服を準備して、風呂場に行こうとしました。 すると―…ドォォン!!「…!!?」突然、私の部屋から誰かが窓を力強く
    フロル さん作 [980]
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