携帯小説!(PC版)

トップページ >> 可小里 さんの一覧

可小里 さんの投稿された作品が17件見つかりました。

  • 1
  • 2
 
  • 未恋堂〜あなたの過去治します〜最終話

    「やれやれ」店主はそう言うと その古びた本をパタリと閉じた。「完了」同じ感じのもう1つは青い炎の中に消えた。「さて。お次は誰がやって来るのか・・・」店主はそう言うと ゆっくりと扉の方へ目をやった。店主の前にはまだ片付きそうにない本達がドッカリと腰を据えている。あなたの『人生の書』は大丈夫ですか?そしてまた『未恋堂』の扉は開かれる。
    可小里 さん作 [102]
  • 未恋堂〜あなたの過去治します〜第16話

    「・・・さん お客さん!着きましたよ」「え・・・あ・・・すいません。」気が付くとそこはタクシーの中。たいした時間でもないのに・・・何だかとても長い夢を見ていたような気がした。『私の名前は佐藤塔子。3年前に高校時代から腐れ縁だった今のダンナと結婚して この呼びにくいフルネームになった。安月給故に臨月まで頑張った私だけど 今日ようやく退職が許された。かなり平凡な人生だけど 私は今 自分の人生にとても
    可小里 さん作 [221]
  • 未恋堂〜あなたの過去治します〜第15話

    昔 親に冗談で大学生になったら一人暮らししたいと言って 真剣に怒られた事があった。うちの両親は晩婚だった為 既に還暦近い。そんな彼らに対し私は いつも良い子でいる事を選んでいた。あの時も・・・。優太は近くのベンチにゆっくりと腰をおろした。寒そうに背中を丸め さっき買った缶コーヒーで両手を暖めている。やはりあの時と同じだ。そして私も優太の横に腰を掛けて言ったんだ・・・あの時「やっぱ行けない」ってね
    可小里 さん作 [263]
  • 未恋堂〜あなたの過去治します〜第14話

    11年前の結末・・・。「今時記念受験くらい普通だよ!」とか何とか言って受験したまでは良かった。29歳(今)の私なら 他の大学は全部白紙で出して ソコしか受からなかったから行かせてくれ!くらいの悪知恵も働いただろうに 当時の私は馬鹿正直に都内の大学2つも受かっちゃって・・・。で この有様。「塔子行かなくても俺行くから」「うん」「うんじゃなくて!塔子はどうしたいの?」滅多に怒ったりしない温厚な優太が
    可小里 さん作 [117]
  • 未恋堂〜あなたの過去治します〜第13話

    整えられた環境 明るい雰囲気 何もかもがキラキラ輝いていてとても魅力的だった。「な!いいだろ?」うんうん。凄くいい!」ここなら俺の行きたい学部も塔子の行きたい学部も両方あるし 学力的にも・・・な」そう言って笑った優太の顔 私は今でも忘れた事はなかった。当時の私は 優太と一緒の大学に行けたら最高だと思うのと同時にその大学にすこぶる魅力を感じていた。しかし ただ1つ問題があった。その大学は地方の都市
    可小里 さん作 [129]
  • 未恋堂〜あなたの過去治します〜第12話

    ココはそう 忘れもしない 11年前のあの日・・・私は確信していた。「で どうすんの?」そう 私はこの時ある選択を迫られていた。優太は当時私が付き合っていた彼氏で 今までの人生で・・・これは29歳の私から見てもだけど一番気の合う大好きな人だった。「塔子!聞いてる?俺今 凄い大事な質問してんだけど」「うん」あの時と同じだ。やっぱり間違いない。私はあの・・・18歳のあの日に来てるんだ。そっか 私の『人
    可小里 さん作 [136]
  • 未恋堂〜あなたの過去治します〜第11話

    この声って・・・。私は自分の耳を疑った。とりあえず落ち着こうと思い 目を閉じて深呼吸。それから恐る恐る目線だけをゆっくりとそちらに動かした。私の目に映ったのは 最初は紺色のズボンの裾で そこからゆっくりと視線を上げてゆき紺のブレザー そして緑のネクタイ・・・。間違いない。「・・・優太」私は さっきの店主の言葉を思い出していた。「行って来なさい」だとすると私は『人生の書』を1つに戻す為にココに送ら
    可小里 さん作 [246]
  • 未恋堂〜あなたの過去治します〜第10話

    アレ?何だろうこのスースー具合。「ん?スカート・・・しかも短い!」って 「え〜制服?」それは紛れもなく高校の制服だった。そういえば コレも学校通ってた時使ってたバックだし「どうなってんの?」私は自分の顔に手をやった。そして髪・・・。「え〜〜〜っ」まさかだよね?私はガサゴソと鞄の中を探ると「確かこの辺に・・・」 と呟きながら鏡を1枚取り出した。最初は胸に当て せ〜の!のタイミングをはかる。「せ〜の
    可小里 さん作 [224]
  • 未恋堂〜あなたの過去治します〜第9話

    煙が体に巻き付き 少し気が遠くなるのを感じた。このまま気絶してしまうのかと思ったが 私はその足でしっかりと地面に立っていた。見慣れた風景だった。一瞬では思い出せなかったけど 私は間違いなくココがどこかを知っていた。遠くで学校のチャイムらしき音。「あ」私は声になるかならないかくらいの小さな声を上げた。「ここ・・・」そうだ ココは私の出た高校のすぐそばにある公園だ。でも・・・何で?
    可小里 さん作 [167]
  • 未恋堂〜あなたの過去治します〜第8話

    店内は いつの間にか甘い香りが充満し 薄い紫色の煙が漂っていた。「さて そろそろ始めよう」店主はそう言うと 2冊の本の上 丁度真ん中辺りに手をかざした。「待って下さい。私 あなたの言っている事分かりません」私は店主の動きを遮るように 少し強い口調でそう主張した。店主は一瞬チラリとこちらに目をやると「君の思うようにすれば良いんだ。さぁ行って来なさい」そう言ってニッコリと笑った。
    可小里 さん作 [188]
  • 1
  • 2
 

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス