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YUNA. さんの投稿された作品が30件見つかりました。

 
  • LOVE&TRUTH〜恋の光 18

    ―翌朝。私はミサを連れて、2Aの前へ行った。「誰か待ってるの?」私達は振り返った。わぉ!!水城先輩だ♪本物は、よりCOOLだなぁ〜♪♪緑のメイクが、よりらしく見せている。「実は…その、水城先輩に会いに…」「うん?私?用は?」サバサバと展開を切り換えていく。「希未!」「あ、レン!」水城先輩は、少し乙女な顔になった。「な?プリ通りだろ?」私は目を輝かせた。「この子は?」「お前に憧れてんだってさ」水城
    YUNA. さん作 [407]
  • LOVE&TRUTH〜恋の光 17

    「あれから松本って奴と上手く行ってんの?」「え、私まだ松本と上手く行った事は言って…」先輩はかすかに微笑を浮かべながら、「初めてあの時計見た時にな、お前が公園で一年の男子に告ってるトコが浮かんだんだよ」じゃあ、三浦さんが言ってた事は本当だった!?「あの…、それって未来が見えたって事なんですか?」「まあな」じゃあ…だったら…「あの、一週間後、暗い路上で、私と松本が何してるかって、分かりますか?」「
    YUNA. さん作 [353]
  • LOVE&TRUTH〜恋の光 16

    …あの時のタクは、声も目つきも、柄も違っていた。いきなり何?この3日間、短い間だったけど、少しワクワク出来たよ。「告白」という努力によって生まれる種が芽生え花を咲かせた。…と思ったけれど、いきなりの雷雨で花は枯れ、私はただただ、再生不可能な傷を負ったよ。「梓姫、どうしたの?」姉の真希だ。「松本君とは、どうなったの?」私はうつむいたまま。「タクの事は、もういいんだ。騙されたから」気分が出ないよ…。
    YUNA. さん作 [316]
  • LOVE&TRUTH〜恋の光 15

    ―翌朝。教室に入り、私はミサに今日の放課後は、松本と帰る事を伝えた。「なんか、新婚さんみたいだね」ミサがつつく。「はよ、梓姫」あっ…、梓姫!?松本が下の名前で!!「おはよ、たっ…タク」言葉が詰まってしまう。ミサがニヤケながら、私達の会話を聞いていた。「今日は二人な!」そう言うと、松本…いやタクは、何人かの男子と共に教室を出た。「よし!アタシも高杉先輩と両思いになるぞ♪」「うん、頑張って!」そんな
    YUNA. さん作 [324]
  • 哀れな自分と意味不明なEND

    「この芸人、絶対来年は消えてるよね」私、今田 千早は友達のキョーコとポテチを食べていた。「だよね。決めセリフで挑む芸人って、大抵保つ期間少ないし」「やっぱコントがなきゃねぇ〜」毒舌な会話をしながら、『レッドな神様』を見ていた。その芸人の名は…『ハイでテンなション馬鹿様』…名前からして頭がイカれている。さらに持ちネタは、「僕の仲間は勇気と希望でワッハッハ」なんか虚しいよ、あんた私はポテチを口に入れ
    YUNA. さん作 [407]
  • LOVE&TRUTH〜恋の光 14

    私は昨日の出来事をミサに話した。「うそ〜!やったじゃーん、おめでとっ」でも、ミサ以外に祝ってくれる人は居なかった。友達がいないから。「井上さん」渡辺さん?「松本と付き合ってるって本当?」「あ、でも昨日告白したからね」…パシッ私は頬を平手打ちされてしまった。「何?」「私だって松本の事、好きだったんだから…」渡辺さんの目には、悔しそうな涙が溜まっていた。「でも、あたしだって、渡辺さんと同じくらい好き
    YUNA. さん作 [458]
  • LOVE&TRUTH〜恋の光 13

    ―こうして喧嘩は、高杉先輩達の勝利となった。「ザッとこんなトコだな」「本当に本当に、ありがとうございますっ」私と松本は、何度も頭を下げた。「別に、当たり前だろ」と、近藤先輩。「近チャン、何カッコつけてんだよ〜」山本先輩は相変わらず、またいじられていた。「ま、気持ちを正直に伝えれば伝わんじゃね?」と、神谷先輩。…へ??私まだ何も。「じゃあな!」高杉先輩達は手を振った。姿が見えなくなると、公園に残さ
    YUNA. さん作 [461]
  • LOVE&TRUTH〜恋の光 12

    ―公園に着くと、未だに続いていた。「あれか?」高杉先輩は関節を鳴らしながら、彼らを見つめていた。「はい」…と、一人の先輩が私に気づいた。「あいつ戻って来ましたよ!」「じゃあ早く捕まえろ」「それが、2Aの高杉達も一緒なんっすよ!!」一同はこちらに振り返った。「卑怯だな、あの女」日が暮れてきた。「よし!俺らに任せとけよ♪」私は申し訳なさそうに肩をすくめた。「心配すんな♪」と、神谷先輩。少し安心して前
    YUNA. さん作 [453]
  • LOVE&TRUTH〜恋の光 11

    ―かれこれ、30分は語り合ったか。神様からのご褒美だと、私は思った。…しかし、それもつかの間、ゾロゾロと同じ高校の男子達が集まって来た。明らかに同学年ではないと思った。「同じテニス部の先輩」高二が三人と、高三が四人らしい。「何で?」「こないだの試合で、俺がしくじったから呼び出されたんだ(笑)」その笑顔は無理していると、一瞬で分かった。「何々、彼女ぉ??」「偶然会っただけです」「ちぇ、つまんねー」
    YUNA. さん作 [365]
  • LOVE&TRUTH〜恋の光 10

    ―放課後。私達は、また部室へ向かった。「マジありえねーし」雷の様な声が耳を走る。愛先輩だ。隣にいるのは、舞先輩。「よっ」…高杉先輩だ。ミサに視線をやる。愛先輩がこっちを見ている。「こんにちは」私達は、深々と頭を下げた。そして何も会話をしないようにと、自分達のバンドの位置に着いた。手には汗を掻いていた。冷や汗だ。「二人、ちょっと来な」部室のドアを開けて、愛先輩が手招きしている。相手は私とミサだ…。
    YUNA. さん作 [367]
 
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