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YUNA. さんの投稿された作品が30件見つかりました。

 
  • LOVE&TRUTH〜恋の光 9

    帰り際。部活だった為か、辺りは夕陽が照っていた。いつもの交差点で別れようとすると、珍しくミサが私を止めた。「ねえねえ、たまには寄り道してかない?」ここの交差点を右に行くと私の家、左に行くとミサの家、そして真っ直ぐ行くと繁華街だった。「繁華街行くの?」ミサは満遍ない笑顔で頷く。私は仕方なく繁華街へと歩いた。繁華街は、沢山の飲食店や、電気家電の店などで賑わっていた。「あそこのカフェ、最近出来たんだよ
    YUNA. さん作 [359]
  • LOVE&TRUTH〜恋の光 8

    「三浦さん、あの時計、何なの?」私は教室に入って来た三浦さんを捕まえ、私と目を合わせた。「別に?あれ、まだあるの?今すぐ出せるなら教えてあげる」三浦さんは強気で言う。私は時計を取り出した。「これね、霊感がある人には効果があるみたいなんだけど…」「何?」「これね、未来と過去が分かるのよ。不思議でしょ?」私はムカッとした。しかしそれを察するように、「まあ、ふざけてるって思うんなら、それは井上さんが正
    YUNA. さん作 [332]
  • LOVE&TRUTH〜恋の光 7

    (LOVE&STARの題名を、LOVE&TRUTHに変更させて頂きます。大変お手数ですが、ヨロシクお願い致し松。)「…では、要件はそれだけだ。各バンドごとに分かれて、練習をするように」皆、バラバラに散らばった。中には、違う教室に移動するバンドもいた。「やったー♪SUMMERLIVEだって!」ミサはギターを一鳴らしすると、そう言った。「一年はライブって、初めてだからね」同じバンドの、舞先輩が言う。
    YUNA. さん作 [343]
  • LOVE&STAR〜恋の光 6

    ―放課後。私とミサは、軽音楽の部室へ行った。「今日の朝礼、何なんだろうねっ。安藤の奴」今さらのように、ミサは思い出した。「あと、この時計ね」私はポケットにしまいっぱなしな時計を取り出した。「よっ」ふと、視界が暗くなった。「誰ー?!」「放してよっっ」視界が明るくなった。「わわっ、先輩…」「先輩にそんな言葉、いいのかなあ〜??」高杉先輩が、意地悪そうに言う。「スミマセンっ」ミサと私は、ペコペコと頭を
    YUNA. さん作 [342]
  • LOVE&STAR 5

    三浦さんとの会話を見ていたミサが寄って来た。「何話してたの?」「これ、貰ったんだけど…」私は握っていた時計を見せた。「時計?」小さく頷いた。「それにしても、古いよねー」「ねっ。時間もだいぶズレてるし」2人はマジマジと時計を見つめた。そうこうしているうちに、担任の金田が教室に入って来た。「もうすぐチャイムが鳴るから、皆、席に着くように」と、金田は生徒に指示を出した。私は席に着いた。私の席は、教室の
    YUNA. さん作 [337]
  • LOVE&STAR〜恋の光 4

    翌朝。「おはよー!!」私とミサが教室に入るなり、いろんな所から挨拶が飛び交う。「おはよ♪」私は皆に微笑んだ。「おはよ〜ピース☆」ミサはまたミサ辞典からミサ語を言った。「井上、はよ」珍しく、梓姫が片思い中の男子、松本が声をかけてきた。「おっ…、おはよ!!」ミサは私が松本に片思い中だって事、鈍感だから気づいていない。…いや、むしろ、自分以外の事には興味が無いらしいのだ。「昨日さー、ファミレスでぇ…」
    YUNA. さん作 [331]
  • LOVE&STAR〜恋の光 3

    「バイバーイ」私とミサは、いつもの交差点で別れた。交差点を過ぎると、私の家は五分もしないうちに着く。「ただいまー」「おかえり」玄関で金魚に餌をやっている母がいた。「お母さん、夕飯食べて来たからいいよ」「何よー、もぅ!今日は特製カレーなのに」母は時々、色気を出す。…が、特徴的な服で全てが崩れる。だいたい、赤と緑で上下を着飾るって…。呆れた(笑)。皆さんもそういう経験は一回はあるはず。母、父かまわず
    YUNA. さん作 [350]
  • LOVE&STAR〜恋の光 2

    「ファミレスででけぇ声出すなよ」と、高杉。「すみません、ちょっとアガっちゃったみたいで」ミサが照れながら頭をペコリと下げる。「ファミレスでアガるとか、ウケるし」2人はそう言うと、飲み物が入ったコップを持って2つ隣の席に座った。「うっわ〜、緊張した」ミサは赤くなった顔に手を当てる。「先輩に目つけられたらどーしよー」嘘つけ。本当は違う意味で赤いんだろ。と、私はミサを横目でみた。ミサは高杉先輩の事が好
    YUNA. さん作 [359]
  • LOVE&STAR〜恋の光

    私、井上梓姫(あずき)と親友の中川ミサで、ファミレスことファミリーレストランに居る時だった。「星とハート、どっちが好き?」親友のミサは、携帯片手に、ブログのアイコンを選んでいた。「別に、どっちでも良くない?」私は、適当に返事をした。「どっちでも良くないっ!」ミサはいきなり真面目な表情をした。「えっ、いや、ごめんね。でも、たかが記号(アイコン)でしょ?」ミサは、益々腹を立てたらしく「たかが…っじゃ
    YUNA. さん作 [388]
  • DEAR YOU

    一章・夢 私には、リュウという彼氏がいた。 髪は黒で、肌はどちらかといえば色黒で…。でも、不良では無かった。 性格はどこにでもいるような性格で、ルックスは中の上。 そんな彼と私の物語。。。「頑張れ〜!」 体育祭。 高校生の応援席で、中学二年生の私は、そう叫んだ。 所々から、「何だぁ?あの中学生」とか言う声が聞こえるけど、気にしなかった。 しばらくして、リュウが応援席に帰って来た。「よ!…って、何
    YUNA. さん作 [416]
 
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