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なお さんの投稿された作品が97件見つかりました。

 
  • 檸檬哀歌?

    それから猛は週半分は連絡をして私の家に泊りにくるようになった。拒んでも拒みきれない私を見透かしている様に猛は入ってくる。私も段々訳がわからなくなってくる。抱かれる度に猛のクセがついて猛好みになる。私は彼女に悪いと泣いたら「あいつも遊んでるよ」と、猛は冷たく言った。なら…なんで別れないのよ…こんなにも苦しいのに…「俺は玲が好きなんだ」そういって猛は強く抱く。もっと早く出会ってたら…今とは違った関係
    なお さん作 [94]
  • 檸檬哀歌?

    気がついたら夜になっていた。いつの間にか寝てしまったみたい。携帯を見ると猛からメールと着信があった。「化粧落とすか…」もう猛はない。自分が辛くなるのが目に見えている。そんな時、インターホンがなる。誰だろう?「はぃ…」「俺…」「猛…」「あがっていい?」外じゃ目立つから。「どうぞ」会わないと決めたはずなのに…私はなんて優柔不断なんだろう…「想像通りの部屋だ」「そう?コーヒーいれるね」「うん」キッチン
    なお さん作 [97]
  • 檸檬哀歌?

    眩しい太陽の光が窓越しに射し、私は目覚めた。猛の腕にいる現実を受け入れていた。私…本当にこれで良かったんだろうか…しばらくすると猛が目覚めた。軽くキスして私を引き寄せる。優しく髪をなでて「俺、嘘つきたくないから正直に話すね?」「なに?」「俺…彼女いるんだ」頭を殴られた様な気分だ。「でも俺…先輩が好き」「ずるい…」「先輩…知ってると思ってたから」だから言わなかった?ありえない…最悪だ。「……」私は
    なお さん作 [78]
  • 初恋-知らない街-

    学校も冬休み。街はクリスマス一色。みんなどこかキラキラして浮かれ気分だ。「おはよう」「おん」私と亮太は知らない街に出掛けた。こんな日ぐらい誰の目も気にしたくない…それが二人の気持ちだった。電車で隣に座ると亮太が手をつないでくれた。亮太の手は冷たくて「心が暖かいから」と笑った。すぐ減らず口で返したけど本当に亮太は優しいと思う。着いた駅は港町。潮風が冷たく、私達は寄り添うように歩いた。小さなカフェで
    なお さん作 [119]
  • 初恋-新しい時間-

    亮太と想いが通じてから私達は人目を忍んで想い合ってきた。私にとってはそばに感じるだけで幸せだった。でも学校で理沙を見る度、心はいつも重い。罪悪感という言葉では表せられない様な痛みが胸に広がる。間もなくして理沙と亮太が別れた話は噂になった。私のどこかでほっとしている自分が怖かった。私も答えを出すべく彼に手紙を書いた。手紙で別れを告げるのは良くない気がして、大事な話があると…答えを決めたと…書いた。
    なお さん作 [116]
  • 檸檬哀歌?

    あの日は午後から豪雨だった。静かな部屋に雨音だけが二人を包んだ。手を離さない猛に目を合わせれない私。胸が高鳴っていく。空気でこの後どうなっていくのか感じる。拒むなら今なのに…私もまたこの状況を受け入れようとしていた。「先輩…」目が合った瞬間…ダメだと思った。重なる唇、閉じる瞳。落ちていく…そんな感じ。だけど私は最後の抵抗…「ダメ…」唇を離す。猛は濡れた瞳で私を見つめ、愛しそうに髪をなでる。そして
    なお さん作 [92]
  • 檸檬哀歌?

    インターホンを押す…誰もでてこない…不安でドアノブに手をかけると「…はぃ…」フラフラした猛がでてきて扉をあけてくれた。「なんか…すいません…」いきなり猛は私に謝った。「いいから、寝てて」「はぁ…」猛をベッドに戻し、体温を測ると案の定高熱だ。「薬飲んだ?」「なくて…」「ご飯食べた?」「いえ…」「少し体に入れて薬、飲んで寝ないと治らないよ」私の問いかけに猛は答える元気もなくうなづいた。「キッチンかり
    なお さん作 [89]
  • 夢乃Highテンション?

    いつも自然だから…改めて気付いた。いや…知っていた。昔と変わらぬ姿だ。大堀はいつも助けてくれていた。私はいつも…何か…役に立ちたい。私も彼のために何かしたい。ふと自分の想いに気付く。「どうした?はる?」「えっ?」バイトからの帰り道。最近は家の前まで送ってくれる。「まだ気にしてるのか?」「ううん、大丈夫」「お客様、喜んで帰ってくれた…それでよくない?」心配そうに私を覗き込む。その気持ちが嬉しい。「
    なお さん作 [98]
  • 檸檬哀歌?

    私は彼氏も友達も失ったけど…そのどの立場が誰の身に降り掛かるかはわからない。だから仕方ないで片付けた。それだけ恋は残酷なんだ。「私は沙笑だけで充分」「玲…」本当に沙笑の存在は大事。きっと、これから彼氏が出来ても沙笑には勝てない。「もう私が男なら玲と付き合うのに!!」「それはどうかな?」私達は笑いあった。携帯がなった。「はぃ、」私の声をさえぎる様に「先輩…」しんどそうな猛の声。「沙笑、ちょっとごめ
    なお さん作 [156]
  • 檸檬哀歌?

    あの日以来、猛はマメにメールをくれる。内容はほとんどがたわいもないメール。私はあまり返さない。もともとメールは苦手。気持ちを言葉にするって難しいし、打ち直していると我にかえって何やってるんだか空しくなるから。「なんかあった?」「えっ?」沙笑が心配そうに覗き込んだ。私は笑顔で告げる。「何もなぃ」沙笑は敏感。だけど優しいからわかっていてもそれ以上は聞かないでくれる。「玲…場所変えよう」学食でお茶して
    なお さん作 [90]
 

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