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なお さんの投稿された作品が97件見つかりました。

 
  • ジャスミン??

    次の日、理沙に遥さんの話をすると理沙が切なそうに「奏ちゃん、前に中学の時好きだった人の話をしたの覚えてる?」私はうなずいた。「私が好きだった人が好きだった人が遥だったの。遥とはクラスも部活も一緒で仲良かった。だけど…」私はうなずいて、理沙が話はじめるのを待った。「でも私は彼が好きだったから遥に協力してもらったの。遥には彼氏がいたから。それが始まり…」「どういうこと?」「遥は彼氏がいるのをあまり周
    さん作 [189]
  • ジャスミン?

    偶然?私は自分の耳を疑った。圭吾は遥さんを知ってるのだろうか…「…そう。ほくろがあってセクシーな感じ」「…遥」「えっ?」小さくて聞き取りにくかったけど確かに圭吾は遥と言った。遥さんは理沙の中学の友達なはず…なぜ圭吾が?「口元と言えばほくろだろ」なんてごまかされた。だけどそれからの圭吾はどこかうわの空で二人でいるのにその届かない距離が寂しかった。明日、理沙に遥さんの話をしてみよう。帰り道、いつの間
    さん作 [150]
  • ジャスミン?

    その日は学校帰りに圭吾と待ち合わせをして映画を見に行く予定だった。待ち合わせの時間より少し早めについた私は映画館で意外な人に声をかけられた「あの、こないだ理沙と一緒にいませんでしたか?」「えっ?…」いきなり知らない女の子から声をかけられた。その子は申し訳なさそうに「ごめんなさい。急に声をかけてしまって…私は古泉遥と言います。理沙の中学の友達です」「あぁ…相沢奏です」「こないだ、レストランで理沙と
    さん作 [149]
  • ジャスミン?

    圭吾と付き合ってから知ったことが沢山ある。見ていただけの時よりも…「そっかぁ〜良かったね」次の日、理沙と報告をかねてランチに出かけた。「あの後どうなったの?」「えっ?」「私達が帰ってから」「あ〜…別に」理沙の様子が少し変。「そっかぁ」「そう、あっこの後ね」と話題を変えられたので深くは追及しなかった。言いたくなったらきっと理沙から言ってくれるはず。だけどその時、理沙の様子にもっと気付いてあげるべき
    さん作 [167]
  • ジャスミン?

    彼の体温と匂いに安心して私はいつの間にか眠りについていた。それに気がついたのは日差しの暖かさを感じながら目を覚ましてから。どうやら圭吾は一晩中抱きしめてくれていたらしい。優しいなぁ…腕痛かっただろうし、寝返りうちたかったんじゃなぃのかな。そんなこと考えながら寝ている圭吾の顔を見ると…「まつげ長いんだぁ」目を閉じているとこ初めて見た。嬉しい。「起きたのか…」寝ぼけた声で圭吾がしゃべった。いつもより
    さん作 [154]
  • ジャスミン?

    恋をしたことはある。だけどこんなに心奪われる恋は初めてだった。そしてぬくもりを知ったのも初めてだった。隣にいた圭吾が優しく「こっちにおいで」と私を引き寄せた。テレビどころじゃない。いつもは大好きなお笑いも今日のテレビは灯りぐらいにしか感じない。こんなことってあるんだ。圭吾は私を後ろから抱きしめて耳元でささやく「奏、…」ドキドキが半端ない。死んじゃうかもしれない。「…はぃ…」ふりしぼって答える私。
    さん作 [164]
  • ジャスミン?

    想いって溢れたら涙になるんだね。好きって伝えて泣いたのは初めてだった。圭吾は自転車を止めて、振り向き「俺も同じ気持ち」と優しく頭を撫でて涙をぬぐってくれた。「……えっ?」自分の耳が信じられない。圭吾も同じ気持ち?つまり、圭吾も私が好き?いつの間にか圭吾はまた自転車をこいでいた。私はずっとニヤニヤして…家の前についてやっと我にかえった。圭吾は私をおろしたあと…少し照れながらぶっきらぼうに私に告げた
    さん作 [141]
  • ジャスミン?

    圭吾がいきなり自転車の後ろに座って「奏、よろしく」とサドルを指差した。「え〜無理。」普通は女子が後ろに座るでしょ!!「いいから」圭吾さん本気ですか?「後ろがいぃ」最後の抵抗。「仕方ないなぁ」と圭吾が運転してくれることになった。良かった。ちょっと緊張して後ろに座ると圭吾がこぎだした。「奏、見かけによらず…」「おもぃとか言うな」すると下り坂になって、私はいつの間にか圭吾にしっかりつかまっていた。圭吾
    さん作 [139]
  • ジャスミン?

    実習最終日は卒業式の様な感じだった。先生も生徒も圭吾を慕い、別れの言葉をかけていた。でもそこには圭吾の人柄をさすように笑顔があふれていた。その日の夜、理沙の家で圭吾のお疲れ様会が開かれた。といってもメンバーはいつものあの四人なんだが…「じゃぁ、改めまして…」「お疲れ様でしたぁ!」「ありがとう」先生じゃなくなった圭吾はなんだか急に大学生って感じだった。「そんなに俺見て楽しい?」「うん」「一生いって
    さん作 [192]
  • ジャスミン?

    まず圭吾に彼女がいるのか、好きな人がいるのか知りたい。私はあの日から毎日の様に準備室に通っている。もちろん理沙意外にはバレないようにこっそりと。初めは茶化してなかなか教えてくれない圭吾も…「彼女いないよ。」等々教えてくれた。「なら私立候補」そう言うと急に笑いだして「奏最高。そんなキャラ?」なんてかわされた。「そうだよ?知らなかった?」だけど私もひかない。開き直ったら強いんだから。そんな言葉とは裏
    さん作 [163]
 

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