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なお さんの投稿された作品が97件見つかりました。

 
  • ジャスミン?

    やっぱり好きな人が自分のこと好きになるって奇跡みたいなんだ。要くんが悪いんじゃない。もちろん理沙が悪いんじゃない。難しいなぁ。「私ね、好きになる人は他に好きな人がいるの」「理沙…」「中学の時なんか、友達の気持ちに気付いてあげれなくて…三人ともすごく苦しい思いしたなぁ」そんなことがあったんだ。「だから要くんのこと好きだけど今はそれだけで彼女と別れて欲しいとかはないの」理沙は強い。私なら…どうしてる
    さん作 [147]
  • ジャスミン?

    人に抱き上げられる…何年ぶりだろう。まだ私が幼稚園の頃はよく父が抱きしめて抱き上げてくれたな。大きくなると人に触れられること自体、少なくなるし特別な意味を持つ様になったなぁ。出逢えたことも不思議。再会も不思議。こんなに心奪われるのも。「奏ちゃん!!」「あっごめん、理沙」「まっ付き合ってもらってるからいいんだけどね」「ハィハィ」今日は理沙に付き合って要くんのバイト先に遊びに来ている。「二人ともいら
    さん作 [143]
  • ジャスミン?

    圭吾が準備室の扉をあけると崎山が立っていた。「どうかされましたか?」「放課後の職員会議はなくなりましたので連絡に」「そうですか、ありがとうございます」圭吾をじっと見つめる崎山。何?何で見てるの?「何か…匂いません?」崎山…ビンゴです。圭吾タバコ吸ってますもん。「この白衣ですかね」圭吾それは無理がある。そう言って圭吾は白衣を脱いで崎山に近づいた。「えっ」慌てる崎山。なんか嫌だ。「他の先生にお借りし
    さん作 [134]
  • ジャスミン?

    女子校って変化がない。クラス変わってもエスカレーター式な学校だからみんなだいたい顔知ってるし。みんなの好きな人も通学途中で出会う人、幼なじみ、付き合う人も紹介。同じ様な環境で守られた世界。だから私は物足らなかったんだ。他の世界が見たかった。感じて見たかった。「相沢さんこれ一緒に準備室まで運ぶの手伝ってもらっていぃですか?」「はぃ」みんなの前では隅沢先生。私も相沢さん。だけど準備室では…「お前ら、
    さん作 [148]
  • ジャスミン?

    「よっ」「うん…」なんだかぎこちない私。だめだなぁ…「遅いよ、圭ちん」「うるせぇ、今実習中だって知ってるだろ」要くんにはちょっとぶっきらぼうな圭吾。それだけ要くんに心開いてるんだね。「実習中で大切なのにきてくれたんだね」と理沙がウインクする。そうだよなって実感して嬉しくなる。楽しい時間はあっという間に過ぎて…「そろそろこいつ連れて帰るわ」そう切り出したのは圭吾。「ぅん」私は引き止めたい気持ちをこ
    さん作 [187]
  • ジャスミン?

    完全にハマってるなぁ私。「どうしたの?奏ちゃん」「理沙の話、聞いてないでしょ」「えっごめん。はぁ、もぅ」「圭吾くんだね。」そう言って理沙が笑う。あの後、圭吾は先生に呼ばれて行ったんだけど。「私まだ圭吾のこと何も知らないのに」「奏ちゃんらしくないね」「えっ?…」「知らないなら教えてもらえばいいし、奏ちゃんのことも知ってもらえばいい」「理沙…」「私はいつも奏ちゃんにそう励ましてもらってるよ」なんだか
    さん作 [234]
  • ジャスミン?

    夕暮れの校庭。そろそろ部活が終わる頃。普段ならとっくに下校しているのに。私は今、教員控室なんて普段こないとこにいる。それはさかのぼると…「相沢、ちょっと」梅ちゃんから呼び出されるなんて珍しい。「はぃ、何か?」「すまないが、隅沢先生に校内を案内してくれ」「…はぃ」なんで私?まぁ、いっか。私達の通う親愛学園は幼稚園から大学まである私立。いわゆるお嬢様学校。初等科から通っている私は案内係としては適任か
    さん作 [174]
  • ジャスミン?

    あれから3日経っても圭吾から連絡はない。そんなに気になるなら自分から連絡すればいいのにって理沙は言うけど…「また連絡するって言ったのに…」私はすっかり携帯を気にする様になっていた。反面、自分から連絡する勇気はなくて…「あ〜情けないッ!!」「じゃぁ、学校終わったらカラオケ行こうよ」と、理沙が誘ってくれた。「うん」もつべきものは親友なんて騒いでいると…「今度の教育実習の先生マジカッコイイらしいよ」ク
    さん作 [253]
  • ジャスミン?

    大げさに言うと運命って導かれて偶然と必然が重なり合うんだろうね。だとしたら出会えたのは運命って感じるのは私だけ?「圭ちん、マジ頭いてぇーんだけど」そう言ってもう一人部屋に入ってきた。「要、水。飲み過ぎだ」と圭吾はその人に水を渡す。要くんって言うんだ。きょとんとしている私を見て圭吾が説明してくれた。「こいつは坂井要、俺の高校からの連れ」相変わらずエスパーみたい。私が感心していると、「奏ちゃんと理沙
    さん作 [208]
  • ジャスミン?

    あの頃まで朝起きてコーヒーを飲むなんて習慣なかったのに、今ではあたり前だよ。なんだろね、うつるんだね。「あの、…」私が言い出しにくそうにしていると彼は「覚えてないかもしれないけど俺の名前は隅沢圭吾」すごい本当にエスパーみたい。私が言う前に動いてくれる人だ。「ありがとうございます。あの、…」また言いにくそうにしていると圭吾は「昨日はまいったよ!奏ちゃんマジやばかった」うそ…服きてたよ?でも記憶ない
    さん作 [199]
 

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