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アンヌ さんの投稿された作品が334件見つかりました。
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ちょっと言ってもいいですか?
みんな自分勝手だ。自分の都合ばっかり。あたしの事なんて何にも心配してくれやしない。あたしが我慢してる事知ってる?つらいんだよ。悲しいんだよ。疲れてるのは君たちだけじゃないの。だけど君たちにはわかんないね。だって疲れてるんだもんね?自分が傷ついてる時に人の傷気遣ってる余裕なんてないんだよね。わかってるよ?わかってる。だけどこれじゃ、あんまりにも理不尽じゃないか。あたしにも言わせてくれよ。疲れてると
みぃ さん作 [640] -
キヲクとの和解
くだらないキヲクを捨て、あたしは走り出した。どこまでも。光よりも速く走った。ただひたすら、ここから逃げ出したかった。キヲクはあたしの背後から叫んだ。世界を知ったんだ。いろいろな人に出会ったんだ。苦しみを知ったんだ。悲しみを知ったんだ。だから……。聞きたくなかった。溢れ出る涙をむちゃくちゃに拭いながら、あたしは走り続けた。いらない。いらないよ。傷ついたキヲクなんて……。全部全部忘れたくて。最初から
アイ さん作 [347] -
天国への扉。
――さぁ、天国への扉を叩こう。君は入ることができる。君にはその権利がある。恐れないで。地獄の連中になんて気を使わなくていいから。幸せになりたいんでしょう?悲しいことから逃れたい。人の目なんて気にせずに自由に生きれたら……。だからここへ来たんでしょう?荘厳な扉の前に立って。あと一つ必要なのは。――勇気だけ。幸せになってもいいんだよ?君だからだよ。君だからこの扉をくぐり抜けても許されるんだ。さぁ自信
アイ さん作 [369] -
夜の向こうに消えたソレ。
消えた。夜の向こうに。明日に出会えると思って追いかけた。迎えたのは闇だった。おかしいな、と思ってまた追いかけた。ソレはつかまらない。いつも夜の向こうに消えてしまう。迎えるのはいつも闇だった。消えたソレは何だ?私がなくしたソレは何だ?風に乗ったソレは。手を伸ばせば届きそうなソレは。また闇に包まれて見えなくなる。ふと気づいたら一人ぼっちだった。ソレをまだ追いかけていた。どんどん周りのものが消えていっ
アイ さん作 [333] -
理想
どんなに望んでも。所詮俺は、俺にしかなれない。理想の自分を掲げてみても、すぐに打ち砕かれ、心を折られる。もう何も期待すまい――。強固な意志で以て決めたはずなのに、また理想と現実のギャップに苦しんで涙を流している。悪あがき、悪循環。ほとほと愚かな自分に嫌気が差す。結局行動できないのは自分が傷つきたくないからで。単なる自己防衛に他ならない。ここまでわかっていて、なおも繰り返すのか?ずっと、繰り返し続
勇樹 さん作 [330] -
誰かの価値、私の価値。
一人がいなくても、なんとかなっちゃうこの空間が嫌で。一人の価値を忘れさせる、この空間が嫌で。世界は廻る。明日は来る。例え一人がいなくなっても。『その場しのぎ』で成り立つ世界。私がいなくても誰かが私の代わりになる。誰かがいなくても私が誰かの代わりになる。安心だよね。これで誰も悲しむことはない。だけど私は嫌なんだ。私は誰かの代わりじゃない。誰かも私の代わりじゃない。その人一人しかいないから。だけど世
アイ さん作 [353] -
友達へ
最後なんだから、みんなで笑ってお別れしたかった。キミは、それすらさせてくれないんだね。どうしてこんなことになっちゃったのかな?キミはそれほどこの仲間たちが好きじゃなかった?もうどうでもよくなっちゃったの?それとも、心が傷ついて、血を流しているからなのかな?この寂しさはあたしのわがまま。わかってるよ、そんなこと。でもね。あたしは大好きだった。みんなのことが大好きだったの。もちろん、キミのことも。そ
なぁこ さん作 [558] -
美しき貴方へ。
貴方の眼差しに惹かれたんだ。その笑顔にくらりとする。愛しくて、触れたくて。貴方はどうしてそんなに綺麗なの?いつも、いつも。どんな時だって、輝いている。貴方は俯いていたって美しい。怒っていてもその激しさに胸を打たれる。ねぇ。貴方ホントに人間なの?どうしてそんなに綺麗なの?どうしてそんなに優しいの?卑しい私にはわからない。きっと一生わからない。――だけど、貴方に逢えた。それだけで、私はすごくラッキー
アイ さん作 [349] -
カミサマ
すべてを失ったわけじゃないのなら、もう何も失わせないでください。これ以上悲しい思いをさせないでください。私が何をしたというのですか。温かいものに触れさせて、引き離すのがご趣味なのですか。一人に慣れたこの体をイジメるのはなぜですか。なぜ愛をくださったのですか。生きていけなくするためですか。もう一人に戻れなくするためですか。――なぜいつもいつも、最後の最後に、別れを用意するのです?悲しみに心を押し潰
アイ さん作 [379] -
孤独の唄。
生まれる時も死ぬ時も、一人だから、寂しくて、せめてその「間」の時を、一緒に生きようとするんだろう。だけどやっぱり孤独で、どうしようもなく悲しくて、私は死にたいような気分になる。生まれなければ一人にならずにすんだ?死ななければずっと一緒にいられた?わかんない。私は、そんなに単純じゃない。仲間と笑い合う時、思うんだ。この幸せがいつまでも続けばいいって。でもどんなに楽しくても、無性に一人になりたくもな
アイ さん作 [402]