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春樹 さんの投稿された作品が42件見つかりました。
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ねぇ…大好きなのに。
家に帰ってきた私の携帯が鳴った。春樹からのメール。「さっきの話しだけど、言ってくれて嬉しかったよ。亜弥は1人で考え過ぎだし、自分で勝手に結果を出して決めつけてるから、それじゃ俺がいる意味がないでしょ。亜弥には幸せになって欲しいってホント思うし、俺も亜弥と一緒に居たいって思うから何でも話し合える仲になりたい。俺の事嫌になったらそれも言って欲しいよ。でも別れるとかじゃなくて、悪いと思う所は直して、ま
春樹 さん作 [363] -
ねぇ…大好きなのに。
亮は、すぐに来た。待っていた私の目の前で亮は車を止めて、窓を開けた。「無理だよ、帰ってよ、酔っ払ってるじゃん」私の心には、亮への恐怖心がある。殴られるのは、怖くないはずなのに、何故か亮が怖い。「うるせーよ。乗れよ」亮が怒鳴る。「やだ。帰ってよ」「じゃぁお前ん家行くから」亮はそう言って、車を道路脇に寄せ、エンジンを止めた。そして、亮が車から出てきた。「やめてよ」私は亮を押さえ、車のドアを開けた。「
春樹 さん作 [538] -
ねぇ…大好きなのに。
私は実家に戻り、仕事を探し、すぐに働き始めた。それでも、私と春樹は毎日の様に逢っていた。その日、私は友達と三人で飲みに行っていた。春樹の奥さんはキャバクラで働いていて、その日は奥さんに頼まれて、春樹は家で子供の面倒を見ていた。私は、飲みに行った帰り道、春樹に電話をした。もう、夜12時を過ぎていた。私は、しばらく自分の家の側で春樹と電話していた。電話をしている私の携帯に、キャッチが入った。名前が表
春樹 さん作 [266] -
ねぇ…大好きなのに。
「もしもし?」春樹が電話に出た。「春樹?亜弥彼氏と別れた」私は、まるで何かから解放された様に、気持ちがスッキリしていた。「ホントに?」春樹が驚く。「うん」「なんて言ったの?」「亜弥が別れたいって言ったらどうする?って言った」その時、歩いている私の横を車が通る。「何処にいんの?」春樹が心配してくれる。「今、歩いて帰ってるトコだょ」私はすごく元気だった。「何処?迎えに行くよ」春樹は、すぐに私を迎えに
春樹 さん作 [272] -
ねぇ…大好きなのに。
その日私の彼氏は、仕事が休みだった。だから私は春樹に逢えないし、電話も出来ない。それでも、春樹とメールをしていた。私は携帯を見て、笑顔になる。私と春樹はずっとメールしていた。「メールしてて、彼氏は大丈夫なの?」春樹が聞いてきた。「うん。何でもィィんだもん。彼氏の事なんて、好きじゃないもん」自分でも、何故一緒に居るのか解らなかった。「じゃぁ、別れれば。」春樹からの返信。私は携帯電話を閉じた。「ねぇ
春樹 さん作 [438] -
ねぇ…大好きなのに。
春樹からのメールを待って居ると、彼が仕事から帰って来てしまった。そして春樹からの着信。彼の前で電話に出る事が出来ない私。着信が鳴らなくなり、春樹からメールが来た。「もう連絡もとらないの?何で変な気遣ったりするの?こんな中途半端に終わるのやだよ。俺が離婚すれば、また会ってくれるの?ほんとに好きだったんだよ、簡単にお前の事忘れられないよ。メールでもいいから返事して」春樹の気持ちが痛かった。「明日連絡
春樹 さん作 [281] -
ねぇ…大好きなのに。
朝、私が目覚めると隣には春樹が居た。春樹の傍に居る時、私の顔から笑顔が消える事がない。春樹と居る空間が好きだった。その日春樹は仕事で、目覚めると急いで顔を洗い、私を家まで送ってくれた。彼の待つ家に帰ると、彼は仕事に行く用意をしていた。私は、窓から外を見た。【春樹頑張ってね】少し遠くに見えた春樹の車を見ながら、声には出さずそう言った。「じゃぁ行ってきます」彼が玄関から私に言った。「はい、じゃぁね」
春樹 さん作 [547] -
ねぇ…大好きなのに。
必ず来る別れの時間。春樹には、奥さんも子供もいる。だから私は自分の気持ちを押し殺す。「じゃぁ、亜弥はそろそろ家帰るよ」私の強がる心と嘘の気持ち。「うん」平気なふりをする春樹。【ずっとこのまま春樹の傍に居たい。また逢えなくなるなんて嫌だ。こんなに大好きなのに】私の本当の気持ちは、私をその場から動けなくした。「帰るんじゃないの?」春樹が言った。「帰るよ」言葉より強い心。そして、二人は少しの間沈黙して
春樹 さん作 [434] -
ねぇ…大好きなのに。
玄関から出てきた男の人と私の距離が、近づいた時。私は一瞬幻を見ているのかと思った。「春樹?」寒くて震えていた私の体が、違う震えに変わった。だってもう二度と逢えないと思ってたから。「こんばんは」私の母親が春樹に挨拶した。「あっ、こんばんは」春樹も母親に挨拶する。「いいから、家帰ってて」私は母親にそう言った。二人だけになった私と春樹。「何してんの?」私は混乱していて何を話していいのか、わからなかった
春樹 さん作 [311] -
ねぇ…大好きなのに。
私はその日、従兄弟にサファリパークへ連れてってもらった。朝の5時に従兄弟が私を迎えに来てくれた。サファリパークに向かう車の中で、いろんな話しをした。サファリパークに到着したのは8時過ぎ位だった。その日はすごく楽しかった。猿を抱っこしたり、ホワイトライオンを見たり、車の中から動物に餌をあげたりした。でも、どんな時間も過ぎていってしまう。夕方7時半頃には、私と従兄弟は私の実家に帰って来ていた。従兄弟
春樹 さん作 [302]