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紫糸 さんの投稿された作品が56件見つかりました。
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一人
この世界に産まれ落ちたのは良い事なのか、悪い事なのか。なんて、そんな事解らないけれど。きっとあそこに立っているあの先生も、リビングで自分を忘れた、あの親兄弟も。産まれてこなけりゃあ、良かったのさ。湖の真ん中の、夢も欠片もない、あの恐竜モドキも。真夜中の三番目のトイレの、あの女の子とかも。きっときっと、産まれて後悔してるだろう。嘆いた声も届かない。何時だって自分も君も。独りだ。
紫糸 さん作 [454] -
一言
一言。一言言いたいだけなのさ。“ありがとう”と、“ごめんなさい”君は自分にその一言さえも言わせてくれないのかい?我が儘だねぇ。君らしいけど。ニュースとニュースに挟まれて、今にも潰されそうな、自分。一言言いたいだけなのさ。世界は汚くてどうにも出来ないけれど、ニュースとニュースに挟まれた、君と自分。間近に感じる吐息、世界の終焉を飾るのは君と自分の深い深い愛だ。
紫糸 さん作 [439] -
窮屈
《あきらめよう》と、何度思った事でしょう。なのに、まだこの地に足を浸けている。弱虫でしょうか。決断が難しい。はるか向こうに見える、答えは何時だって後悔となる。押し寄せる、波長。もう傷付きたくないのだよ。精一杯だから、終わらせようか。見上げる程の広かった空が、今は、もう天井でしかない。世界は、狭かったよ。案外。
紫糸 さん作 [515] -
理解
自分を殺しにやってくる。そうさ、自分は狂人さ。口にする事さえも罪。耳にしてしまったら罰。闇に呑まれればもういいと、無気力化する。理解ったようなフリはしないで頂けるかな。そんな人間が一番裏切りやすいと、自分はもう理解っているのでね。さよなら、そして今日わ。マスメディア社会。どうかどうかその弓で赤い紅いその弓で一突きで自分の左の臓物をゆっくりゆっくり痛みを殺して停止めてくれ。
紫糸 さん作 [416] -
廃棄
心臓を掴まれるあぁそうさ、僕はいつだって人を信じない。信じたりなんかしない。裏切られるのが怖いなら、最初から信じなければいいのさ。死ぬんだったら独りで死ね遺書なんて書く時間があるなら、さっさと潰れちゃえばいいさ。世の中弱肉強食食って食われるなんて当たり前なのだよ。いらないモノなんて捨てるしか選択権はないの。消そうか、全部。・・・イクジナシ。
紫糸 さん作 [462] -
忘却
ぐちゃぐちゃにされた心臓僕はまだあえいでる。傷口を掘り返されて痛みに目を伏せるしかない。現在進行形今に。血みどろの手と手を重ね合わせて生きてる、と死んでる、なんて。ただの憶測に過ぎないのだよ。生きてる、なんて。死んでる、なんて。言葉に過ぎないのだから。何か、もう忘れたい。
紫糸 さん作 [490] -
破壊と。
壊す事しか出来ない私の本能だから破壊と相続私は破壊のために産まれた相続するのはだ・あ・れ?闇の底から引っ張りだしてどうかどうかその笑顔が絶えまなくあるように...
璃宮 さん作 [427] -
油断してはならぬのだ。
『平和』の一言で片付けられる。日本よ。鎧被りの我が祖国よ。油断してはならぬ。今、何処で何が起きるのか分からないのだ。誰も、分からないのだ。1945年8月9日。午前8時15分。25万人分の焼けただれを私達は見ただろう。一瞬で終わった、あの惨劇を見ただろう。その一瞬で、国民はこの場所から消えたのだ。そして。この詩を書きつづった私も。平和を願いつつも。何よりも今、油断している。もう一度書きつづろう。油
璃宮 さん作 [303] -
フューチャーロード2
未来は変わった。文化が大幅に変化したのだ。今では一家に一台ロボットが働いている位だ。もちろん標準語ペラペラである。俺は『オウヒ』と言う都市に住みついている。なにぶんお金が足りなくてね・・・。まぁ、裕福とは言えないが良い生活を送っているぞ。ところで、最近困った事が起きてるんだ。・・・変な奴に追い掛けられてるんだよ。男の俺が言うとなんだがな。。
璃宮 さん作 [341] -
フューチャーロード1
時は高章時代。平成時代の1億年程未来の時代だ。地球は滅んだ。ご存知の通り、温暖化が進み高熱で生物が滅んでしまったのだ。とても人間が生きていけるような環境ではなかった。そのため、人間は地球を捨てて火星に移り住んだ。火星は探査機で調べられる星の一つだったためだ。最後になるが、俺の自己紹介でもしよう。俺の名前はネオ。まぁ、仮名なので本当の名前は教えないがな。
璃宮 さん作 [381]