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ちんたんたん さんの投稿された作品が14件見つかりました。

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  • BVLGARIのパフュームの女14 第一節 完

    第14話そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、彼女は『背中がかゆぅ〜い』、『蚊にさされたぁ〜』、と大きな声で(可愛い声なのだ)、『公園のベンチで蚊に刺されるなんて・・・青春だね』なんて話しながら二人は歩いていた。大通りの交差点の横断歩道を渡ると、夢の世界から現実へと引き込まれた。誰がマンションのバルコニーから見ているかわからない。僕は二人が偶然出合ったかのような距離を保ちながら歩いた。(彼女に迷惑
    ちんたんたん さん作 [205]
  • BVLGARIのパフュームの女13

    第13話抱きしめると自然に彼女の肩や、背中に僕の顔が埋まる。僕の唇が彼女の胸に移ると、彼女は両手で僕の頭を強く引き寄せ、顔をつけながら吐息を漏らしていた。(僕は無我夢中だったが、シャワーを浴びたのは朝だったので、自分の頭の匂いが気になった。たまに冷静になるから不思議だ。)そして僕の唇は再び彼女の桃色をした頬全体を愛撫し、唇へ移っていった。どの位そうしていたのだろう…。気がつくと二人は再び公園を歩
    ちんたんたん さん作 [192]
  • BVLGARIのパフュームの女12

    第12話ゆずちゃんはベンチの左端に、僕はゆずちゃんの右側に座った。真っ暗な周りを見渡す。深夜の壮大な公園には誰も居なかったが、右の空に僅かながら大きなお月様が見えた。三日月より薄い月、月齢25であろう。低い夜空にぼんやりと大きく見えた。全てが揃い、歯車が噛みあい始めたように思えた。ゆずちゃんの放つ甘いブルガリの香りが、僕の心を狂わせはじめる。気付くと、僕はゆずちゃんに寄り添い抱きしめていた。抱き
    ちんたんたん さん作 [185]
  • BVLGARIのパフュームの女11

    第11話帰りは、公園を歩いた。歩道橋まで来たが、歩道橋を渡らず公園の右のほうへと進んだ。そのほうが雰囲気が良い。歩道橋は明るくて、現実に引き寄せられて寂しくなるし、少しでも長くゆずちゃんと一緒に居たかったからだ。ゆずちゃんに、遠回りする旨断る→ゆずちゃん笑顔でうなずいてくれた→僕、ゆずちゃんを恋人と勘違いし始める右のほうに舵をとると大きな樹が生い茂っていた(多分、大きくもないのだろうが、大きく写
    ちんたんたん さん作 [195]
  • BVLGARIのパフュームの女10

    第10話暑過ぎず、湿気も多くなく、過ごしやすい夏の夜をゆずちゃんと歩くことが出来た。(これは念願のシチュエーションではないか!)妄想株式会社もまんざらではない。妄想が現実となることが証明された。そろそろ会社を設立しようと思う。話を戻そう。ゆずちゃんはヒール?が高いサンダル?(表現がわからない。女性誌を読んで勉強するか。で、ゆずちゃんは何の女性誌を良く見るのだろう?)を履いていて僕より背が高かった
    ちんたんたん さん作 [202]
  • BVLGARIのパフュームの女9

    第9話ラストオーダーではシャンパンを二杯ずつ頼んだ。普段は酒に弱く、すぐ右と左がわからなくなってしまう自分も、この日だけは、酔わない。酔わない。何杯飲んでも酔わない。不思議だった。ゆずちゃんは、飲めば飲むほど可愛くなっていく。ただでさえ可愛いのに・・・。話し方も可愛い。ちょっと高めの声。甘えん坊さんのような話し方。(本当はドSなのに)穴が空くほどゆずちゃんを見ても可愛くて、見飽きることがない。青
    ちんたんたん さん作 [190]
  • BVLGARIのパフュームの女8

    第8話ゆずちゃんに近寄っていくと何だか良い香りがした。ゆずちゃんの右半身から香ってくる。(僕が右側に居るから)女性らしい香りだ。僕の隣で楽しそうにシャンパン飲んでるゆずちゃん、とても可愛い。(やばい、ギューしたくなってきた)でもこの香り、どこのブランドだろう?記憶にある香り・・・。ひょっとしてブルガリ・・・か?聞いてみた→当たった。昔から男女問わず、パフュームが好きだった。色んな香りをつけてきた
    ちんたんたん さん作 [226]
  • BVLGARIのパフュームの女7

    第7話緊張した。とても。最初は会話にならなかった。ゆずちゃん可愛いし、真横に居るし。「肩から背中出してる・・・、腕から背中までお肌すべすべだ。」目がくらくらした。とりあえず飲むしかなかった。ゆずちゃんも僕も変な飲み物をオーダー。予想通りまずい。飲みきらぬまま次にモエシャンをオーダー。ゴージャスなゆずちゃんにはシャンパンが似合う。ボトルでと店員に聞かれたが『グラスで』とゆずちゃんも僕も言葉を返す。
    ちんたんたん さん作 [201]
  • BVLGARIのパフュームの女6

    第6話『もう帰っちゃった?』のメールを貰って、気がついたら近くの土間土間でビールを飲んでいた。何の期待もせずに飲んでいた。「とりあえず近くに来てみよう」と思って。もし帰るときに、連絡があってタイミングが合えば一緒に帰れると思ってた。すると突然電話が震えた。メールじゃなくて電話だ。家からか?と思いきや知らない番号。ん?ひょっとして・・・。そう、大正解、ゆずちゃんです。『拓哉くん?なにやってんの?何
    ちんたんたん さん作 [189]
  • BVLGARIのパフュームの女5

    第3話でも、何故か落ち着かない。いつものようにテレビを見ながら洗濯物を畳むが、落ち着かない。別に外へ出ても、ゆずちゃんに会える保障は無いし、意味は無いと思うが、外に出てみることにした。一応、散歩に出る旨、ゆずちゃんにメールして。23時近かったかと。普通その時間に外出するなど、一般家庭ではないと思うし、外出しようとすると『何処へ行くの?』と詰問されるであろう。しかし僕の場合、ここ1〜2ヶ月の間、夜
    ちんたんたん さん作 [190]
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