トップページ >> ヒロさんの一覧
ヒロさんの投稿された作品が125件見つかりました。
-
旅の記憶(北へ 4 )
離れていく港を船から眺めている三人。陽子、「綺麗ねぇ」聡、「うん…」この二人、ちょっと前から付き合っていたらしい。隣に居るブルはお邪魔らしい…ブル、「あちーから客室に居るは!(見てるこっちが恥ずかしい…)」この後、聡と陽子はフェリーの中を探検し初めるのだが、まあラブラブ…?というかブラブラかな?陽子の腕にぶら下がって、振り回されている様な、聡なのである。探検も飽き、昼間、仕事をして大洗まで走って
ヒロ さん作 [310] -
旅の記憶(北へ 3 )
大洗に着いた三人。受付で何やら書かされているが、ブルは面倒くさそう…金を払ってチケットを貰う。入船までの間、ジュースを片手に外をブラブラ…聡、「フェリーなんて初めてだから緊張してきた」陽子、「この船でしょ?おっきいー」不安で緊張する聡と違い、陽子は期待している様子ブル、「あぁ、デケエな!んっ?そろそろ入船か?」三人は缶をゴミ箱に捨て、バイクに戻った。聡と陽子はヘルメットを被りバイクに跨がり順番を
ヒロ さん作 [321] -
旅の記憶(北ヘ 2 )
会社が終わり、会社の出口で聡を待つ陽子。聡も仕事を終え、あわてて出て来た。陽子、「お疲れー、今日だね」聡、「ハハッ…緊張してきた」陽子、「初めてだもんねぇ、明日には北海道かぁ」聡、「だよね。準備万端…かな?」陽子、「不安だよねぇ、頼りはブルさんだしね…」聡、「大丈夫だよ、ブルさん行った事あるんだしさ」初めての北海道ツーリングなので不安が尽きない二人、あれこれ話ながら歩いて帰って行く。聡、「じゃあ
ヒロ さん作 [317] -
旅の記憶(北へ 1 )
お盆休みが近づき、そろそろ?北海道への準備をしよう?という事になり、聡と陽子はブルの店に行き、何を用意するか…というか、そもそもどんな旅なのか?聞きに行った。陽子、「ねえねえ、北海道なんだけど、泊まる所とか決まってんの?」ブル、「全然!決まってんの船だけ」陽子、「えっ!?マジで!?何処泊まんの?」ブル、「キャンプ場。だって、フェリー代高けぇし…バイカーなら、やっぱキャンプ場とライハよ!」陽子、「
ヒロ さん作 [323] -
旅の記憶(ハイパワー 10 )
ブルの店でビールを呑む三人。ブル、「あー終わったー、じゃあ改めて」師匠、「おう、お疲れ」聡、「ブルさん、タフっすね〜おいらヘロヘロっす」ブル、「そうか?」師匠、「ブルは昔からマイウェイだからな。小学生の頃から…」ブル、「師匠、昔の話は…」聡、「いいじゃないっすか?」師匠、「お?聡は話が解るな。何でブルと呼ばれるか?だよ」聡、「何でですか?」師匠、「給食に?ブルドックソース?を家から持ってってなぁ
ヒロ さん作 [324] -
旅の記憶(ハイパワー 9 )
ブルの店でビールを飲み、ほろ酔い気分の聡と、店にカブを持って来た師匠が会話をしているのを、作業をしながら聞いているブル。ブル、「師匠も呑みますか?」と言ってビールを渡す。師匠、「おう?悪いな、じゃ!」聡、「お疲れ様です」二人は乾杯をして呑む…師匠、「あぁ、うめぇなぁ」ブル、「あとは勝手に呑んでくれ、ビールは冷蔵庫にあるからよ」聡、「頂きまーす」師匠、「お前も暴走族か?」聡、「族とは違いますよ。一
ヒロ さん作 [315] -
旅の記憶(ハイパワー 8 )
ブルの店に帰った二人ブル、「ほら、ビールだ」疲労困憊の聡、「あ、どうも」と言って受け取る。ブル、「今日はここに泊まっていけよ。明日も休みだろ?」うつむいたまま聡は、「ハイ…」ブル、「ハ、ハ、ハ!疲れたか、まあビール飲んでみろよ」聡はプルトップを空けて「じゃあ」と言った所で、ブルが「おう、お疲れ」と言って乾杯した。聡は一気に半分位飲んで、「あー、うめぇ!」ブル、「だろ?これが辞められないんだよ!」
ヒロ さん作 [309] -
旅の記憶(ハイパワー 7 )
八戸からまた高速に乗り、東京へ向かう二人。帰りは疲れを考えペースを落として走る。このペースだと余裕があるのか、ジャレ合う様に走る二人だが…ブル、「若いな!」っと2速落として加速する。聡は面白がって加速する…が、ブルの加速に付いていけない。ブル、「ハ、ハッ!まだまだだな!」聡、「クッソー、同じバイクなら負けねえのに!」まあ、性能に差があると、このセリフが出るのだが、バイクを取り換えても、聡は負けた
ヒロ さん作 [311] -
旅の記憶(ハイパワー 6 )
市場食堂で二人共、定食をガッツク…ブル、「どうだ?うめぇだろ?」聡、「たまんねぇっす!」ブル、「なっ?来て良かったろ?」聡、「こんなに旨いと思わなかった」ブル、「フッ…帰ったらもっと?うめぇもん?呑ましてやるよ!しかし、マトモに帰れるかな?」聡、「…大丈夫っすよ!」ブル、「そうか?じゃあ、少し休んだら帰るぞ」聡、「分かりましたよ」食堂でコーヒー頼み、一息ついた所で、店を出る。と、ブルが聡の忍者の
ヒロ さん作 [327] -
旅の記憶(ハイパワー 5 )
ハイペースで走る聡とブル。関東エリアでは片側三車線で、感覚もその速度に馴れてしまい、あまり恐怖感も無い。しかし宇都宮からは二車線に絞りこまれ、アップダウンやらトンネル、カーブもきつくなって来る。150〜200kmの間で給油を兼ねて休憩を取っていた。ブル、「どうだ?」聡、「ペースに馴れて来ましたよ。でも…一体何処まで行くんっすか?」ブル、「まさか聡がここまでやるとはなぁ…このペースだと青森ま行きそ
ヒロ さん作 [334]