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ゆちち さんの投稿された作品が6件見つかりました。

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  • これから,ふたりで…

    ねぇ,こんなこと思うの私だけかな?もしもあの時,あのお店に行ってなかったら,もしもあの時,貴方に出会っていなかったら,もしもあの時,私が死んでしまっていたら,私はこんなにも幸せを感じられることはなかっただろう。地球上で住む,たくさんの人たち。その中で,偶然という名の運命で出会った私たち。貴方はいつも,私のことを想ってくれている。私も,同じくらい貴方を想っている。まだ始まったばかりのふたり,これか
    ゆちち さん作 [128]
  • 永久(トワ)に...

    貴女ヲ手ニ入レタクテ仕方ガナイ銃口をそのこめかみに当てると,貴女の心臓の音が早鐘のように鳴るのが聞こえるようでした。貴女ヲ手ニ入レタクテ仕方ガナイごめんなさいね。僕は本当にワガママでしょう?でもね,分かって欲しい。独リデ死ヌ僕ノ気持チヲ分カッテ欲シイ──…一度は手放したその温もり。初めて<彼女>と手を繋ぎ,その手をバイバイと小さく振った。貴女のことはもう愛さないつもりでした。貴女を失った
    ゆちち さん作 [319]
  • 愛しているモノ。

    「美波は俺のこと、愛してる?」私の上で春彦は突然言い出した。その一言で,高ぶっていたモノが,波が引くようにすぅ…と小さくなってゆく。愛してる?私は春彦のこと,愛してるの?付き合って2ヶ月。私たちが会ってすることと言えばセックスだった。高校が終わればすぐに私が住んでいるマンションに一緒に帰り,そして親が居ない間に肌を重ねる。デートにも行かないし,そんなにメールもしない。友達に言ったら不思議がるけれ
    ゆちち さん作 [258]
  • ディ-プキス

    貴方に出逢って私は初めて『温もり』を知った。肌の温かさ、吐息の温かさ、そして愛される、と言うことの温かさ──。ありがとう。何度言ったら満たされる?ありがとう。私を愛してくれてありがとう──。「ね、」「ん?」「綺麗だね、クリスマスツリ-」「そだな」赤や黄色や青色や、七色に光り輝くクリスマスツリ-。その光を受けて不思議な色を放つ貴方のその横顔に、私は幸せを見つける。何時ものようにベッドに横になり、貴
    ゆちち さん作 [498]
  • 幻影

    胸を焦がし,甘い溜め息をつき,貴方を身体で感じる。泣きたくなるような幸せ。目を開けたくない。「亮介──」貴方の吐息が頬を滑り,項を撫でる。開け放した窓の外からそっと覗く秋の風は感じない。つやつや流れる貴方の髪にかかる月明かり,真っ暗闇の部屋に2人のかたちを映し出せ。明けるな。夜よ,明けるな。また露わになる寂しさがあるから。どこかで季節外れの花火が鳴る。愛してる,アイシテル──……。誰かの為に生き
    ゆちち さん作 [263]
  • OCEAN

    『さようなら』から始まる新しい恋,と人は言うけれど,私にそこから見える世界なんてあるのだろうか。あの日,私は全てを失い,あの日,私は心の中身をどこかに置いてけぼりにしてしまった。胸を抱えても掴みようがない孤独──喪失感。それは何をしていても癒えぬ傷で,明日さえ見えない 見えない 見えない……。この海の向こうにある世界に人々は『希望』を見出し,この海の向こうにある世界に人々は『明日』を見出す。海の
    ゆちち さん作 [391]
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