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紗津 さんの投稿された作品が175件見つかりました。
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ある夏の日
空気が薄いような気がするこの暑さそれもいいんじゃない？夏を知ることが冬を知ることに繋がることをあたしは体で実感してたけどまだ甘えていたくて暑いよって何度も言ったアイス買って来てよ〜って言ったりした母さんは、冷蔵庫にあるから自分で出して食べなさいと言ったそれじゃないやつがいいって小さな声で言ってみた母さんは仕事に出掛けていなくなって仕方ないな〜がまんするかぁ、あたしは冷蔵庫のアイスを食べた何だって
キイトイ さん作 [519] -
トイレ
ボクは、いつもより長くトイレをがまんしていたらおなかがいたくなったんだ先生が、もうこの先は長いことトイレ休憩はありませんからみんな行ってきて下さいと言ってたのにボクはバスからおりて友だちと遊んでいて忘れてしまっていた ボクはなんてドジなんだそれでもがまんするしかないから楽しいはずの遠足は、ボクには自分とのたたかいで…先生が、着きましたよ〜と行った頃にはボクは…限界を二回くらいこえていたからとにか
キイライ さん作 [523] -
鳥
わたしたちはなるべく言葉を選ぶ優しい言葉を傷付けない言葉をそれでもあなたは遥かに傷つきやすく繊細で時々自分さえ傷付けたあの鳥になりたい自由で悩みなんかとは無縁で羽ばたきたいなんて考えを知る由もなかったわたしたちはあなたを縛り付けていたねあなたが自分の意思を持っている強い人だなんて気付きもせずにあなたの本当の気持ち知らずに
キイライ さん作 [360] -
鮮明な世界
君が突然言った好きだからの一言で 僕の中の何かが変わったのを感じたまるで世界が色付くようなより鮮明になるようなそんな感じだ僕には彼女がいたが君のことがどうしても頭から離れなくなってなんだか複雑な気持ちになっていたデートの時だって…どこみてるの？あたしの話聞いてた？なんて彼女に言われて、ああ、聞いてたよじゃあ、もう一回言ってみてよってふられてあっ！ちょっとお腹痛い、トイレ行って来るってベタにごまか
キイライ さん作 [376] -
これが僕
もうやめられないやめるつもりはあるけどやめられないなぜって君は言うけど僕だから僕だからだよって答えるそんなの答えになってないよって強く君は言う猫背がそんなに悪いこと？鏡を見て直してみるその方がいいのに…って君は呟く半分諦めた感じの言い方でそうかな…僕は思う君が言うならって思ったのに気付くといつも自分に戻っているいつも猫背の自分がそこにいる気付いたら直せよって思うかもしれないけどこれが僕でしょって
キイライ さん作 [426] -
あなた
心ない人の冷たい言葉であなたは傷付いてあんなに真剣で誰よりも努力をしていてそれなのにあなたはその一言だけでやめてしまった別人のようになってしまった私は何ができる？あなたに何ができる？かっこよかったあなたが好きで真剣なあなたが好きで今もきっと内にあるよね？やりたいこと諦めないでって言いたいけど今は見守ることしかできないから私何ができる？
月名 さん作 [376] -
夏の色
暑さで滲む景色健康的な肌と汗の輝きの美しさそれが夏の色願っていた空とあの時の君の笑顔と戻ってくる日々懐かしくて懐かしくてどんなにか大切にしたかしれない大きくなった背中に小さく微笑むもう少し一緒に過ごそうゆっくり大人になってと願いながら
キイライ さん作 [440] -
ありがとう
会ったらキツい言葉しか返せない私をいつも気遣ってくれる人笑顔もできない私をいつも気遣ってくれる人なんでこんなに優しいのになんでこんなに考えてくれているのに私は気付けないのだろう？悔しいから伝えられないから何と言ったらいいのかなんてわからないからせめてせめてあなたを心の中で想う
キイライ さん作 [368] -
深い緑と青のあいだ
どこまでも続く青深い青君の中にある魅力のような…僕の中にある下心のような…計り知れない深い青いや、深い緑深い緑はどこから青に変わるのだろう？それとも深い緑はどこまでも緑？あの日の海の色君に贈ったエメラルドの色輝いていたすごくきれいなのにすごくきれいなのに君の笑顔にはかなわない
キイライ さん作 [372] -
思い出
重ねたことが最低だとしても、たぶん最高だと思って重ねた思い出だろう わがままでドジで最低な私を、いつも見守って支えてくれたのは誰だっただろう？謝ることも返すこともできずに…。あなたはなくなってしまった そんなことを聞いたってそんなこと言われたって信じられないけど実感なくて、涙なんかでないけど…淋しさだけが、目の前を横切ったあの日のように
キイライ さん作 [387]
