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白焔-HAKUEN- さんの投稿された作品が6件見つかりました。
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吊々-ぶらぶら-
星空の下。淡い恋の物語。 一人の男が歩いていた。ふと、マンションの6階の部屋の窓に目を向けると、一人の少女が星を眺めているのが見えた。 次の日も、夜道を昨日と同じルートであるいていると、あのマンションの6階の部屋で、少女が星を眺めていた。 男はその娘に恋をしているんだと気付いた。 二日後、手紙を書いてみた。名前なんてわからないから、帰り道にマンションに直接行って入れておいた。 次の日、返
白焔-HAKUEN- さん作 [637] -
吊々-ぶらぶら-
星空の下。淡い恋の物語。 一人の男が歩いていた。ふと、マンションの6階の部屋の窓に目を向けると、一人の少女が星を眺めているのが見えた。 次の日も、夜道を昨日と同じルートであるいていると、あのマンションの6階の部屋で、少女が星を眺めていた。 男はその娘に恋をしているんだと気付いた。 二日後、手紙を書いてみた。名前なんてわからないから、帰り道にマンションに直接行って入れておいた。 次の日、返
白焔-HAKUEN- さん作 [631] -
獄式瞑想-舌切り雀-3
-過去の話-店内にて。「実は今日できたばかりで、君達が初めてのお客さんなんですよ」カウンターに立ち、青年はそう言った。「私達が?なんか嬉しいなぁ」「その紅茶、サービスしますね」「ホントですかぁ?うわぁ〜…店員さんもカッコイイし、私毎日来ようかなぁ」「ちょっと唯那…あんたって子は」「ホントのことじゃんか」話題に上っている店員は微笑んで二人の会話を聞いている。1時間ほど雪の城に居座り、店を出た帰り道
白焔-HAKUEN- さん作 [372] -
獄式瞑想-舌切り雀-2
-過去の話-今年の冬のこと。寒い日々が続いている。「寒いね〜魅月」「冬だから当たり前だよね。それより…この前できた喫茶店行かない?」この仲良しな二人が向かっていたのは、【雪の城-Snowy-】という喫茶店だ。学校から出て駅に向かう途中。本屋と花屋に挟まれるようにしてその店はあった。「わぁ…綺麗な外装ね」唯那の口から漏れたのは感嘆の言葉だった。「これって本物…じゃないわよね?」店の壁には白い雪が降
白焔-HAKUEN- さん作 [404] -
獄式瞑想-舌切り雀-
-序章-prologueA「ねぇ…知ってる?」「知ってる…って何を?」「シタキリ様だよ」「シタキリ…様?」「そう。放課後の校舎で出るんだって。 生徒の舌を切って回るらしいよ」「所詮、都市伝説とかの類じゃないの?」「ホントにいるんだよ。実際、西高の生徒が舌がない死体で見つかってたの知らない?ニュースとかになったんだけど…」「死に方までは知らないけどさ…たしかにあったね。そんな事件」「この話しを聞い
白焔-HAKUEN- さん作 [453] -
獄式瞑想-真夜中は鬼の宴-
旧校舎夜の闇に沈んだソレは、昼間よりも数段俺達の恐怖心を掻き立てる。「今何時だ?」俺は隣に立つ、中学時代からの友人である敬彦にそっと時間を聞く。「…10時過ぎだから、残り時間は2時間もないみたいだな」重く呟くその声とは反対に、敬彦の顔は嬉しそうに笑っている。「怖くないのか?」「怖いさ。だけど、俺にはお前がいる。だから…この戦いが終わったら、また遊ぼうぜ」「あぁ、生き延びてやるさ…絶対」時計の針は
鋲 さん作 [402]
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