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るぅ さんの投稿された作品が92件見つかりました。
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relations 43
「本当おぃしそぉに食べるなぁ〜って。」「だってうまいんだもん。」「嬉しい。」不意にユカリが俺の方へ手を伸ばした。柔らかい手つきで頭を撫でる。その目は愛情に満ち溢れていて………なんつーか犬になった気分?その綺麗な顔が乱れるとこが、見たい。グイッと腕を引っ張りユカリを抱き寄せる。耳元で囁くは甘い言葉。「デザートもおぃしく食べてやるよ。」またバカっ!かな。と思ったらユカリの手が動いた。殴られる!軽く身
るぅ さん作 [289] -
relations 42
「持って入るの忘れたんだもん。」「バカ…。」火を止め部屋の隅にあった俺の服を引っ張り出すユカリ。「どうせ後で脱ぐのに?」「バカっ!」頭にパンツを投げつけられる。真っ赤な顔でキッチンへ戻るユカリを笑いながら、腰に巻いてたタオルを取ろうとしたらフライパンの蓋が飛んできた。仕方なく洗面所で着替えてから出ると、鼻をついたのは最高な匂い。「もぅすぐ出来るから座って待ってて。」言われた通りにいつもの場所であ
るぅ さん作 [263] -
relations 41
家に着くと、ユカリはすぐにキッチンへ向かった。ほとんど空っぽの冷蔵庫や戸棚を調べて使えるものを集めていく。やることなくてボーっと眺めていたら、タオルを投げられた。「シャワーでも浴びてきたら?」「……ぁい。」作ってるとこ見たかったんだけど……後ろからじっと見てたら気持ち悪いだろぅし、言われた通りシャワーを浴びる事にした。服を脱いでいたら、扉の向こうから聞こえるあの歌。よっぽど気に入ったんだな。でも
るぅ さん作 [246] -
relations 40
フワッと寄りかかってくるユカリ。俺の腕に頭をつけて小さく囁く。「あったかぃ。」やべぇ。慣れないことするんじゃなかった。どぅ反応したらいいかわからなくて――とりあえず握っている手に力を込めた。満月を見ながら歩く帰り道。街灯の下を通れば寄り添う影が映る。肌を通して伝わる温もりと、鼓膜を打つ柔らかな歌声。あ、これ―――今日観た映画のエンディング曲だ。映画のシーンと共に頭に浮かんだのは………ユカリの泣き
るぅ さん作 [357] -
relations 39
「………。」繋ぎたいならそぅ言えよ……「綺麗な月ね。」ユカリの言葉に空を仰げば、見事な満月。ってか月なんて久しぶりに見た。普段空なんて見ないしな。「すげぇ。」思わず呟いた一言に、ユカリが静かに頷く。思ったことをそのまま言葉にして――その言葉を誰かが受け止める。そんな当たり前のことがやけに新鮮に感じた。俺って普段意外と無口なのかも。思ったこと口にすることって、少ないかも。「そぅね。」「えっ!?」驚
るぅ さん作 [273] -
relations 38
あまりに自然すぎて、自分自身が気付かなかったんだ。その言葉の不自然さに。セフレは―――セックスするだけ―――だろ……「なんつって……。」小さく呟きながら、商品に目を移す。ユカリは何も言わずに歩き出した。その背中は毅然としてて、なんとなく距離を感じる。今どんな顔してんの?笑ってる?困ってる?「リョウ!どれにする?」アルコール売り場の前で振り向いたユカリは、いつも通り微笑んでいた。「あぁ……。」俺も
るぅ さん作 [318] -
relations 37
「どっかで食った方が早いじゃん。」口では文句言いながらも、実はちょっと楽しみだったり。だって昼の弁当まじでうまかったし!そんな俺の気持ちなんて、もちろんお見通しなんだろう。「おぃし〜の作ってあげるからね。」なんて言って笑う。そのまま二人でスーパーへ。つーかスーパーなんて超久しぶり!だいたい外食かコンビニですますからなかなか来る機会ねぇんだ。どんどんハンバーグの材料をカゴにいれていくユカリ。手慣れ
るぅ さん作 [254] -
relations 36
夕陽に染まる街並みを二人で歩く。それは普通な様で、初めてなこと。「あ、見て!可愛い犬〜。」「ほら、あの店雑誌に載ってた!」「空すごぃ綺麗だね〜。」小さいことにいちいち反応するユカリ。見上げてくる笑顔はすごく幼くて、夕陽に照らされた横顔はやけに大人びている。見てて飽きねぇやつ……「あ、あの店見たい!」グイッと手を引っ張られ入ったのは、目がチカチカするようなアクセ屋。まじ勘弁して……出ようとする俺の
るぅ さん作 [336] -
わがまま ?
私は吹き出した。絶対ありぇないよ!カズヤのキャラじゃなぃし、想像つかないっ!!「なにそれぇ。ふざけなぃでよ。」「ふざけてねぇよ。」真剣な声。笑いを止めて見上げたら、カズヤが優しい顔で見てきた。「プライドとか人の目とか……相手の気持ちすらどぅでもいいくらぃ、手放したくないんだ。」「カズヤ……。」バンッ―\r突然カズヤの腕が払われた。驚いて見上げた先にいたのは――「レン……。」息を乱しカズヤを睨むレ
るぅ さん作 [292] -
わがまま ?
「ここ、知ってんの?公園でわかんの?」「ぅん…。」ここはレンとよく来る場所だから…。でも――「来てくれるかわかんなぃよ。」「ぃや、来るだろ。」はっきり言い切るカズヤを見る。「何しに……?」「さぁ?」笑いながら首を傾げるカズヤは、私の目を覗きこむようにして続けた。「でも、お前がしなきゃいけなぃことはわかるよな?」私がしなきゃいけなぃこと……レンに伝えなきゃいけなぃこと……小さく頷くと、カズヤはゆっ
るぅ さん作 [271]