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るぅ さんの投稿された作品が92件見つかりました。

 
  • GAME 11

    今シンと向かい合ったら、きっと泣いてしまう――いつもなら授業中以外はずっと準備室か職員室にいるんだけど、今日は無理だな。どっちもシンが来そうだし、特に放課後の一時を共に過ごした準備室は……今はあまり居たくない。幸い教師だけあってシンの時間割は把握できる。今までは、少しでも顔が見たくてシンが教室移動で通る廊下をチェックしたりしてた。でもこれからは逆に避けなきゃいけなぃんだなぁ〜………気を抜けば溢れ
    るぅ さん作 [347]
  • GAME 10

    ニヤニヤする男子を愕然と見つめる。うそ…あんなとこ見られてたの?私どんな顔してたんだろ……恥ずかしい!!「わぁレイちゃん顔真っ赤!」「ぅるさぃ〜!」顔から火が出そう。もぅ最悪だぁ。「あのあとタクシーでどこ行ったの〜?」「そんなの決まってるだろ!」「キャーえっちぃ〜!!」盛り上がる生徒たち。あぁどうしよ〜!なんとか鎮めようと顔を上げた時―――シンと目が合った。椅子に深く背を預け、無表情にただ見つめ
    るぅ さん作 [603]
  • GAME 9

    シャワーもあびなくちゃだし朝ご飯も二人分だしで、ほんとに考える暇すらなく慌ただしい朝になっちゃった。それでもいつも通りの時間に家を出ようとした時、タカシが声を上げた。「アネキ…行くの……?」「あぁタカシ、昨日はありがと!じゃあ行くわね!」「あ…昨日……」何か言いかけてたけど聞いてる余裕はない。ごめんねタカシ!そのおかげでバスにも間に合い、いつも通りに出勤できた。良かった〜この年で“失恋のため遅刻
    るぅ さん作 [593]
  • GAME 8

    ねぇシン―\rもし私があと5年遅く産まれてきて、もしあなたと同じ世界にいれたら、ちゃんと恋愛ができたかな。どうせこんな終わりが来るなら―\r情けなくても格好悪くても、素直になればよかった一度でいいからちゃんと気持ち伝えたかった「……愛してる…………。」大好きなバラードが聞こえた気がした……けど、もぅ限界。真っ暗な闇に私は堕ちていった――ピピピピピピ…高い電子音に、私は目を覚ました。頭がガンガンな
    るぅ さん作 [564]
  • GAME7

    手が震えてくる。体が急激に冷えていく。なんだろ……なんか変。ぼやける視界に映る二人はすごくお似合いで。「あぁ……なんだ。そっかぁ……。」全部理解できた。これは浮気現場じゃなくて、赤木さんは浮気相手じゃなくて、私が、遊びだったんだ。早く気づくべきだった。嫉妬や束縛をしないことワガママを言わないこと私を求めないこと気づく要素はたくさんあったのに舞い上がって踊らされて……“禁断の恋”という名の遊び。私
    るぅ さん作 [568]
  • GAME 6

    4〜5人の若者の中に光を放つ一人の男。「シン………。」紛れもなくシン本人だ。周りも見慣れた顔ばかり。思わず凝視してしまう。大声で騒ぐ彼らの声はこちらにまではっきり聞こえてきた。「これからどうする?」「公園?」「寒いよ〜誰かん家は?」「っつーか俺帰ろっかなぁ。ねみぃし。」「え〜っっ!?」甲高い悲鳴。露出度の高い私服を着た赤木さんが、シンの腕に絡みついた。遠くから見るとほぼ抱きついてるみたい。「やだ
    るぅ さん作 [619]
  • GAME 5

    「あ、タカシ?今日飲もうよ。いつものとこでね〜。」用件だけ伝えて電話を切る。さぁ、嫌なことは飲んで忘れちゃおっと。夜―――\r「なんで俺がアネキの愚痴聞かなきゃいけねぇの?」隣に座るタカシの顔がぼやけて見えるのは、涙目のせいだ。涙目の理由は、お酒か切なさか………「い〜ぃじゃないたまにはさぁ〜お姉ちゃんが苦しんでるんだよ〜〜」カウンターに突っ伏す私を、タカシが見下ろす。「っつーか生徒って。ありえね
    るぅ さん作 [509]
  • GAME 4

    どっちが年上なんだか……。だめだ。ちゃんと年上の威厳を保たなきゃっ!「まさか。教師として言ってるの。早めに帰りなさいよ。」顔を背けると、シンのため息が聞こえた。「余計なお世話だし…。」あ――なんか嫌な空気になっちゃった。気まずい。長くて短い沈黙のあと―――\r「夜電話する。」短い一言を残して、シンは出ていった。振り向きも立ち止まりもしないのね。「何でこんなことになったのかな。」最初はあっちからだ
    るぅ さん作 [504]
  • GAME 3

    「クラスのやつらと遊ぶことになっちった。」なっちったって――先に約束してたのはこっちなのに。「あ、どっか行きたいとこあった?」黙ってる私の顔を覗き込んでくる。行きたいとこなんて別に無いよ。ただ一緒にいたかった……なんて言えるわけないし。「別に〜。」出来るだけ自然に言ってみたら、シンもあっさり離れた。「あっそ。」そっけない言葉と無表情な横顔はすごく大人っぽくて………不安になる。私の視線に気づいたシ
    るぅ さん作 [596]
  • GAME 2

    シンは私が受け持つクラスの生徒。そして、実は彼氏だったりする。初めて逢ったその日から猛烈にアタックされて………気付いたらあっさり流されてた。最初は成り行きで付き合うみたいになったけど、今は私ほんとに恋してる。顔を見るだけで、声を聴くだけで、ドキドキする。5歳も年下の男の子になんてなんか恥ずかしい……でも気持ちってどーしょーもないしね。「レイコ。」英語準備室に入って来るなり満面の笑み。可愛い。「学
    るぅ さん作 [607]
 

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