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サイコロ さんの投稿された作品が4件見つかりました。
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映画のせいで
「父ちゃ〜ん、たっだいまぁ〜」 とある町のとある家で元気な少年の声が町いっぱいに響いた。 序章〜幸せ〜 その日はとても暑い日だった。セミが羽を擦り合わせる音が頭いっぱいに響き、体からは汗が吹き出し、日光の熱のせいで目の前は歪んで見える程であった。大声を出しながら家の扉をあけると、父ちゃんが立っていた。「おぉ、慶太お帰り」と、どこの家族に
サイコロ さん作 [333] -
暗黒の町〜Russiaルーレット大会へようこそ〜
〜第一章 嘘か誠か〜「まさかな……。でも、もしかして……。いや、あり得る分けがない!」自分の中では嘘ではないかという思いと、本当であってほしい、という思いが、ぶつかりあっていた。部屋に入ると新聞やチラシは机の上にほったらかし、拳銃のシンボルマークが書いてある封筒をゆっくりと開けた……。中には噂通り、一通の手紙が入っていた。中身を読んでみると、自宅からも近い「芝生橋」という橋の下に手紙と一緒に配布
サイコロ さん作 [365] -
暗黒の町〜Russianルーレット大会へようこそ〜
〜序章 噂〜僕は神奈川県に住んでいる平凡な大学生。冬休み明けの学校ではある噂で持ちきりだった。サークルにも入っていない僕は久しぶりに顔を会わした友達に皆なんの噂をしているのか聞いてみた。すると、「知らねえの?ある日、自分の家のポストの中に表紙に拳銃のマークが書いてある封筒が入ってると、その人は凄いラッキーなんだってさ。で、封筒の中には一通の手紙が入ってて、そこに書いてある場所に行ってゲームをする
サイコロ さん作 [364] -
知らないアイツ
俺は友達とクラスで話していたら端の方の席に座ってる奴が偶然目に入った。小学生、中学生、高校生になるまでに何度か見た事がある光景だ。いじめられているわけでもなく、かと言って登校拒否するわけでもない。毎日、毎日ふと見るといつも一人で窓の外を見ている。ある日の休み時間、友達に何気なく聞いてみた。「なぁ……あのさぁ、あの窓側の一番後ろの席に座ってるアイツってさぁ、何してんだろ?」そうすると友達は「はぁ?
サイコロ さん作 [348]
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