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HARU さんの投稿された作品が11件見つかりました。

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  • 優しい世界

    私は気付きました! でも、それを言葉にすると笑われるのです。 文字にすると、ただ冷たく感じてしまうのです。気付いた私は悪口さえ応援歌に聞こえるのです。耳を澄ますと…ガンバレ…ガンバれ…頑張れ!この言葉を跳ね返して強く生きてみろォォ!叫んでいるのです。あなたを庇ってくる人よりも、強く強く励ましているのです。 表現方法が多いけど…皆気付いてないけど…頑張れ
    HARU さん作 [589]
  • ネットを間に10

    「お前のせいだ。」 いきなり言って瀬戸の目を泳がせ、和田は残りのビールをあおった。 「こんなに皆に頑張れ頑張れ…言われた事ない」「すると石川くんは今、何語だったんですか?」「さぁ、トルコ語?」 瀬戸がトルコにウケている間に、和田はこっそり水を飲んで気を取り戻させた。まだ潰れるわけにはいかない。こんな時間は、これからもないに等しいかった。「今度は瀬戸の番だ」「……」
    V2副会長 さん作 [551]
  • ネットを間に9

    チームメイトがまわらないような古びた居酒屋を見つけて、店主に断りカウンターの壁際から並んで座った。 「好きなのどうぞ」 「ウーロン茶がいい」 「…僕も同じのを」 「生中3つ頼みます」 結局、石川がヤクザのような店主に注文した。 しばらくは3人で無言に飲み食いし、一息入れたところで石川がこちらを伺った。 「お茶頼みます?」 「
    V2副会長 さん作 [473]
  • ネットを間に8

    「瀬戸の被害者は和田かぁ。これで今日からぐっすり眠れる…」「石ちゃんにそんな権限ねーよ?」「監督交代の噂ならあるぞ」「クビってどういう事ですか?」 一人真に受けて不安気な瀬戸と、その背後のいるとは思わなかったベテランの清水達に和田は顔をひきつらせて笑った。「頑張れって事だよ」 「…冗談きつくないですか?ここ」 「どこより荒れてるな」 微妙であれ
    V2副会長 さん作 [480]
  • ネットを間に7

    石川と背中合わせに次々とスパイカー陣へトスを送った。あの練習試合のすぐ後、監督が倒れて入院する騒ぎがあり、しばらく石黒コーチが監督代行する事になった。 和田の目の裏に火花を散らして瀬戸がすぐ脇に着地した。目で問いかけてくるのも構わず、すぐ次の選手へ手を叩いて促す。不満気な瀬戸になど構ってられない。背後の石川は、もう気付いているはずだった。 練習後、石黒と久慈に呼ばれて練習場の隅にある事務室へ入
    V2副会長 さん作 [463]
  • ネットを間に6

    サンダーズとの練習試合は2セットに入り、ますます一方的になった。 1セット目はまだ、石川のトスを瀬戸がコースに打ち込んだりセンター北山のブロックが決まったりしていたが、2セット開始のサーブをリベロの坂口が後ろに弾いたのをキッカケに、瀬戸への集中攻撃が始まった。 守りの時の坂口と瀬戸のポジションがあやふやなのを見抜かれて、キャプテンの梶にサーブだけで10点も稼がれてしまった。瀬戸のレシー
    V2副会長 さん作 [467]
  • ネットを間に5

    レッドサンダーズから練習試合の申込みがあったのは、それから1か月後の事だった。 もちろんその目的を理解した監督は、連日瀬戸と石川のコンビ完成を急がせていた。 晴れた日の昼食後、和田がチームメイトの山下とテラスでお茶を飲んでいると、目の前の廊下を瀬戸が何人かの男女と連れだって食堂へ入って行くのが見えた。 誰かの言葉に大ウケしているところをみると職場ではうまくいってるらしい。「…と
    V2副会長 さん作 [435]
  • ネットを間に4

    すみませんm(_ _)m ネットの間から 1 ネットの間に 2 ネットを間に… 3 と、続きます。よろしくお願いします。 なぜだか無性に腹が立ってきた和田は、いい事を思いつきネットの中央に立った。瀬戸はのんきにボールをついている。「…瀬戸、適当でいいんだろ?」うなずいた瀬戸からボールが放たれた。それは書いてある字まで読めそうな静止画の中に落ちてきた。 予想外のうま
    V2副会長 さん作 [431]
  • ネットを間に…

    練習後、瀬戸は一人熱心にストレッチをしていた。「手伝うよ」忘れているだろうと思いつつ声をかけたが、瀬戸は素早く立ち上がり会釈と共に手を差し出してきた。「お久しぶりです」 「…覚えてた?」 「もちろんです」 瀬戸はこちらを変わらず先輩として立ててくれるつもりらしい。「ところでさっきの挨拶もっと当たり障りないのなかったのかい?」「?あぁ、前移籍してきた奴の真似です。かっこ
    V2副会長 さん作 [532]
  • ネットの間に2

    瀬戸聡が石黒コーチに促され深くお辞儀した。「はじめまして、瀬戸聡です。ここには自分の力を試したくてやってきました。」 皮肉としか思えない。ざわつく同僚達の後ろで和田は目を覆った。「ブルーウィングスの初優勝目指してがんばります!」「よしっ期待を裏切るなよ!」水野監督が顔を真っ赤にして瀬戸の肩をたたくと瀬戸も気合いを込めてうなずいていた。
    V2副会長 さん作 [491]
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