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黄粉 さんの投稿された作品が90件見つかりました。
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携帯小説のBGM
私には兄弟がいます。同じ携帯で書いているから、IDがおんなじなんです。(まだ携帯を持てない歳なので?)だから、黄粉で検索すると、たまに作者欄に澪か、三尾って出ませんか?それは兄弟の書いた小説です。まぁ文章が似ているワケでもないので、わかると思いますが、どうか兄弟の澪の小説もよろしくお願いします。初耳だからびっくりしましたか?
黄粉 さん作 [585] -
死体放棄少女・五
優子は、帰りに、ファミレスで電話をした警察署によることにした。もう辺りは暗くなっており、警察署の窓から覗く明かりがよく映えてみえた。「失礼します・・・」警察署の、見張り警官は、「おや」という顔をすると、優子に駆け寄って来た。「どうかしましたか?」優子は、さっきこちらに電話をした者ですがと、橋本のアパートに放棄してあった死体について話した。それを聞いた警官は、急いで署長にと連絡をした。優子は、近く
黄粉 さん作 [703] -
死体放棄少女・四
優子は、手帳の中の橋本麻里奈を見つめながら、携帯を取り出した。「何するの?」男は聞く。「警察に連絡するんです。」優子はなんの戸惑いもなく、警察の番号を打つ。「ふーん。」男はそう言うと、再びオレンジジュースを飲みはじめた。優子は外に出て、携帯を耳にあてた。「・・・・」今聞こえるのは、呼び出し音と、自分の息を吐く音のはずだった。「・・・ゅぅ・・・」確かに聞こえた。誰かの声だった。「え?」ザッサ
黄粉 さん作 [709] -
死体放棄少女・三
優子は、橋本の部屋に飛び込んだ。「麻里奈、いる!?外に変な人が・・・!」・・・・!!臭い、生臭い!まるで生肉が腐ったような・・・「麻里奈ぁ・・・?」涙目になりながら、優子は部屋の奥へと向かった。「・・・・!!」そこには先週から行方不明になっていた、田口裕也の死体があった。「あ、あぁ!」吐き気を堪えながら優子は無我夢中で外へ走った。「いやああぁっ!」バンッ!優子は、膝を抱えてうずくまってしまった。
黄粉 さん作 [688] -
死体放棄少女・二
優子は電話を再開しようとして携帯を耳にあてた。プルルルルル・・・「優子〜今からカラオケ大会やるって〜!行こ〜!」人込みの中から友達が呼んだ。少し迷ったが、優子は呼び出し中の電話を切った。仕方ないなぁ・・・そう言い、携帯を閉じた。「やっぱり出ない・・・」再び橋本に電話をしていた優子は呟いた。カラオケ大会が終わり、一人で携帯に耳を押し付けていた。夕方になり、校舎の窓は眩しいくらい光っていた。「麻里
黄粉 さん作 [749] -
私・・・待ってるから・・・
勇太郎が死んで一ヶ月が経った。勇太郎はとは私の彼氏の名前である。 まだ実感がない。 一ヶ月も前の事なのに。 今日も私は勇太郎の死を後悔して自分の部屋で泣いていた。ベッドの布団に顔を押し付けながら。だが不思議な事が起こった。 泣いていた 泣いていたもう何も考えられない・・・・ ガッ 不意にベッドを蹴ったような音がした。 勇太郎・・
澪 さん作 [923] -
今行くよ。1
湧夜はずっと泣き続けていた。 何度か「泣くな」といったものの、僕の声が聞こえないのか泣き続けいる。 そこで僕は湧夜に泣いている理由を尋ねた。・・・応答は無い・・・「いい加減にしろよ!!!」返事の無い湧夜にいらいらし、僕は湧夜のベッドを蹴った。 ガッ 痛みは無かった。「!?」驚いた顔をした湧夜は、部屋から出ていこうと立ち上がりドアへと手を掛け
澪 さん作 [441] -
いま行くよ。
あぁ・・まだまだやりたいことがあるのに・・・でも体が動かないならしょうがないかぁ・・・」もうじき僕死ぬのだろう また思い出すあの日死が僕の手を奪いさった・・・・そして僕の手は動かなくなった 一ヶ月も経たない間にこの有様だ 逢いたい人がいるのになぁ心約束した事があるのになぁ・・心の中で想う。健康で幸福な人達のことが羨ましい・・・・・・・ 湧夜
三尾 さん作 [823] -
死体放棄少女
最近橋本麻里奈の学校にくる回数が減っている。教師家に訪問してみるが、鍵がかかっていていないのだ。そんな橋本の欠席を、橋本の一番の親友の佐藤優子は悲しんでいた。電話をかけるが、声には元気がなく、欝状態のようなのだという。「麻里奈来ないね〜」いつしかそれが優子の口癖になっていた。そして友達に「また言っている〜」と言われるのだ。電話で、文化祭までには来てね!と言ったりして励ましたのだが、一向に来る様子
黄粉 さん作 [767] -
お伽話・第一話「狼と七匹の子ヤギ7」
―――俺はヤギに殺される純太の頭には、その一言が響いていた。「純太?」朝陽が話かける。その時純太はハッとなった。「そういえばお前ヤギの肉食べたって言ってなかった?」朝陽は、何故そんな事を聞かれるのか分からなかったが、「うん」と答えた。その瞬間、純太の顔は驚愕に変わった。「で、他にヤギの肉食べたヤツはいるのか!?」朝陽は怒鳴りながら肩を掴まれ、驚いた。「いない、けど?」顔を引き攣らせ答える朝陽。「
黄粉 さん作 [555]