携帯小説!(PC版)

トップページ >> 黄粉 さんの一覧

黄粉 さんの投稿された作品が90件見つかりました。

 
  • 雲「空」 それは雲が絶え間無く流れる空中の都市。あてもなく一人流れて・・・行き先もなく一人流れて・・・人の心のよう     揺らぐ心のよう
    さん作 [328]
  • 吸血鬼〜疑惑〜

    サキは動かない。「サキ?・・・・サキ!!」不思議だった。あんまり悲しくない。前にもそんな感情が・・・。「ふっふふ・・・・」何故か笑いが込み上げてくる。こんな時には笑えないハズなのに。あははははっふふっはははははっサキは目を覚ました。何時間眠っていたのだろう。窓には相変わらず欝陶しい紫外線防止フィルムとカーテンが被さっている。ユラが私を?「ユラ?いる?」臭・・・っ生臭い・・・水族館?な、訳ないか。
    黄粉 さん作 [349]
  • 吸血鬼〜〜

    朝の日差し。「ん・・・、眩し・・・!」昨日の事が気になる。何でサキはあの事について過剰に反応したのか。ユラは不安になる。「ユラ、今昼12時だよ!遅いよ起きるの!」ユラは相変わらずキョトンとしている。「サキィ?だっけ?」14才にしては幼い反応だが、何だかかわいらしい。「外、行ってきていい?」サキはまた反応した。昨日のことが脳に蘇る。「だ、だめ、絶対・・・私、外はだめ・・・。怖い・・の・・・・・。」
    黄粉 さん作 [395]
  • 吸血鬼〜出会い〜

    ユラとサキが初めて出会ったのは、広い荒れ地だった。ユラが荒れ地で頭、首から血を流して倒れているのをサキが見つけた。すぐに病院に連れていったけれど、目覚めるのは三年後まで、かかった。その間サキは泣いて過ごした。三年後、ユラがようやく目覚めても「君誰?」記憶が消え失せていた。サキはショックを受けたが、冷静にユラに向き合った。「私はサキ。そして、君はユラ。ユラは三年の間も眠っていた。」「ユ・・・ラ?」
    黄粉 さん作 [345]
  • 吸血鬼〜始まり〜

    気がついたらユラはサキの首に噛み付いていました。サキの体は急激に冷たくなっていきます。しかし、いくら謝っても、いくら呼び掛けても、サキは起きてはくれませんでした。絶望的で切ない吸血鬼の物語。僕は幼い頃、二歳年の離れたサキに拾われたらしい。・・・でも拾われた時は覚えてない。気付いたら病院にいた。ユラは、拾われる前に意識不明で三年ほど眠ったままだったからだ。そして、記憶喪失になっていた。ユラは最初、
    黄粉 さん作 [395]
  • 猫〜逃亡2〜

    私は山の多い田舎に来た。ここは温泉が多い。だから警察犬を惑わす事が出来る。温泉の臭いと人混みでね。「大丈夫だからね」私達、いつも一緒だから・・・・。畦道にミイを置いて、とりあえず宿を探すことにした。「ミイ、少し遊んでて。」何故かミイを置いて行った。何故だろう。きっとミイは賢明な猫だから大丈夫と思ったのだろう。「宿?ないねぇ。温泉はあるけどね。ここらは辺鄙だから。」宿は無い。今夜は野宿かな。警察に
    黄粉 さん作 [410]
  • 猫〜逃亡〜

    外ではパトカーのサイレンが聞こえた。私は自分の指紋を拭き、ミイを抱いて逃げた。「ごめんね」にゃあ。ミイは赤毛の尻尾をふり、鳴いていた。「もう止めて。」そういっているような気がした。「一緒に逃げちゃおうか。」私は決めた。逃亡だ。完全犯罪。ミイといれば怖くないの。私はまず、駅に向かった。今日私達は逃亡する。
    黄粉 さん作 [434]
  • 猫(ミイ視点Four)

    時々、あの人は僕に昔の体験談を聞かせてくれる。「私ね、昔霊が見えたの。だから、いっぱい霊を成仏させたりしてたの。子供の霊、大人や動物・・・。」あの人はどこか哀しそうな表情で続ける。「有坂由美って、言う成仏出来てない霊がいたんだ。その娘ね、ずっと病院で両親を待ってたんだって。可哀相だった。でも私は・・・・。」あの人の顔が厳しくなる。どうしたの?お話は?「私は・・・。」あの人は話しをやめた「また今度
    黄粉 さん作 [432]
  • ねこ(ミイ視点Three)

    最近、あの人の話す言葉が分かって来た。そして、僕の名前がミイだということも。だけど、まだあの人の名前は分からない。しかたないよね。所詮僕は子猫だもん。今は、ね。「ミイ御飯だよ。」はーい。ほらね、分かるんだ。普通の動物なら人間の言葉なんか分からないだろう。でも、僕はやっぱり普通と違った。毛の色だけではなく・・・・・やっぱり僕は・・・。皆の言う、バケネコだった。皆は僕を避け、虐めるけど、あの人は違っ
    黄粉 さん作 [450]
  • 猫〜仕返し〜

    ピンポーン「だれ?」私は返事もせず、家に上がり込んだ。「勝手に上がり込んでんじゃねーよ!おいっ!」「ぐっ!」私は中多の腹に包丁を突き立てた。中多は呆気なく倒れてしまった。中多とは、塾で私を虐める女子の一人だ。「みゃぁ?」ミイは中多の死体を不思議そうに眺めていた。「ありがとうミイ、私、出来たよ。」最近、私は他にも私を虐める人間を殺している。残虐な死なせ方で殺している。でも、私が人を殺していると言う
    黄粉 さん作 [475]
 
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス