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さんの投稿された作品が100件見つかりました。

 
  • ダークホース(前編)

    俺とケンヂは、散歩の途中に小学校の運動会を見かけた。小学校低学年くらいであろうか、ちょうどグランド一周の徒競走が始まろうとしていた。「かわいいなー。俺たちもあんな時期あったよなー」俺は言った。すると、隣のケンヂがこう言った。「なあ。次のレース、誰が最初にゴールテープを切るか…ジュース代かけないか?」スタート地点には4人の子供たちが、すでにスタートの合図を待ち構えている。「うーん…左端にいる一番背
    さん作 [917]
  • ライトレールに乗って

    フェリオの7階の紀伊国屋で買った詩集をお土産にアナタに会いに行こう前からアナタが欲しがってた谷川俊太郎の詩集こっそり注文しておいたんだ今日は珍しく天気もいいから出発駅までは歩こうかな市民プラザの広場を抜けて城址公園のお堀の横を過ぎる冬の寒さに負けないマガモたちとしばしの競走お互い頑張ろうねアタシはカモに話し掛ける雪の松川べりを歩き少しだけ回り道長い冬が過ぎればまた去年と同じようにここにも満開の桜
    まどか さん作 [860]
  • 私の生活。

    朝6時に起きて家族の朝食の準備とお弁当作り。炊きたてのご飯の香りに誘われるように起きてくるウチの主人。何度も揺り動かして眠い目をこすりながらようやく起きてくる二人の子供たち。今朝の味噌汁のお味はどうかしら?朝食を終えて主人と子供たちを見送ると洗濯そして部屋のお掃除。毎日の事だけどこれがまた大変!気が付けばあっと言う間にお昼に。昼食を済ませて午後からは近所のスーパーまでお買い物。今夜のメニューは何
    まどか さん作 [1,059]
  • 参加作品『ボストンバッグ』

    いつもと変わらない日曜の午後オレは何気なく部屋のふすまを開けた押し入れの片隅に眠るボストンバッグファスナーを開けるとカビ臭いニオイと共に昔の思い出が蘇る二十才前オレは故郷(クニ)をとび出した何も無い街だったけど何の不満も無い街だった出発前の駅のホームでおふくろが詰めてくれたおにぎりとまごころおにぎりは食べてしまったけれどまごころはずっとバッグの中にしまってある都会の喧騒の中でお前はオレと共に厳し
    さん作 [1,072]
  • 大人のリレー対談【第七回】〜翔

    こんにちはー翔です。前回の仕事編…シャインが昭和っぽく(笑)見事に締めてくれました。で今回は最終テーマです。最後のテーマは【学生ん時にこうしてりぁあ…よかったかも】学生時代…私は勉強が好きじゃなくてもっと勉強しとけば良かったー!!…なーんてことはあんまり思ってなくて(笑)反対に、もっと他のことを徹底的にやっとけば良かったなーと思ってます。例えば、勉強以外の好きなことに打ち込むことも大事。社会人に
    さん作 [623]
  • 大人のリレー対談【第四回】〜翔

    こんにちは!翔です。先日シャインが[恋愛]についてキレイにまとめてくれたので、今回は新たなテーマに移ります。今回のテーマは、【働くってさぁ…こんな感じ】う〜ん…前回の[恋愛]も苦手だけど、[仕事]についても超苦手…(じゃあ一体、何が得意!?)私は決して仕事人間ではありませんし、しかも一つの会社でしか働いた経験が無いので…経験豊富なシャインのように『こんな感じだよぉ!ちゃんちゃん』って訳にはいきま
    さん作 [699]
  • 大人のリレー対談【第一回】

    こんにちは。翔です。この度、シャイン命名の元[美危険トリオ]なるもの結成いたしました(笑)トリオ…うんうん、なんか昭和っぽい響きでイイです♪…では、[大人]らしく[優雅]に進めて参ります。まずは最初のテーマ【恋愛の考え方の変化について】う〜ん…私、基本的に考え方変わってないんですけど(笑)て言うと、[大人]らしくないので敢えて挙げると…だんだん年月を重ねるごとに、[恋愛]の[恋]と[愛]の違いが
    さん作 [787]
  • アニキ【7】(最終話)

    だがアニキが倒れている場所まであと一歩のところで電車の扉が開き、乗降の人波に俺は行く手を阻まれた。そして前方のドアからは、若者達に引きずられ、血だらけになったまま降ろされるアニキの無惨な姿が、かすかに見えた。「アニキ!!」大きな声で俺は初めて、彼のことをそう呼んだ。――アニキの右手が小さく動いた。駅のホームでは警察が、来たるべき痴漢の犯人を待ち構えていた。そして周囲の怒号の中、血まみれのアニキは
    さん作 [1,056]
  • アニキ【6】(全7話)

    アニキの目は、焦点が定まっていなかった。同時に、彼のカラダ全体から酒の強烈な臭いが漂って来た。「先輩……」俺がやっとの思いでそう呟くと、アニキは苦笑いを浮かべながら、小さく『ヘッ』と答えた。しかしながら、一度切られた騒動の口火は戻せる訳もなく、車内の向こうで『警察、警察』と叫んでいる声が聞こえた。そして今度は、近くにいた金髪の若者5、6人がアニキの周りを取り囲む。「ふざけたオッサンだぜ!こんな奴
    さん作 [937]
  • アニキ【5】(全7話)

    帰りの電車は、午後10時過ぎにも関わらず混み合っていた。俺はいつもの様に車内の入口付近に立ち、揺られながら吊り革に掴まっていた。混み合い方は朝のラッシュ時ほどでは無いにせよ、朝に比べ雑多な感じがし、入口から吹き込む夏の熱い空気が更にその感覚を助長させた。会社帰りのサラリーマンや大声で喋っている若者達、そして俺のすぐ近くには、スカートを履いた学生っぽい女の子が一人で黙って立っていた。彼女は立ったま
    さん作 [1,081]
 
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