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りゅうじ さんの投稿された作品が22件見つかりました。

 
  • あいつ

    いつも笑ってた、あいつなんだか時々不機嫌だった、あいつ欲しいものがあると手に入るまで騒ぐ、あいつ唐揚げが大好きだった、あいつ夢中になってドラマをみてた、あいつ泣き出すと涙が止まらなくなる、あいつそれが俺の娘だ今日はあいつの結婚式。俺の涙が止まらない…
    りゅうじ さん作 [353]
  • こんな恋の話

    初恋の彼女と街でばったり再会したあれから十年たったんだよね僕たちもう25になったんだよねそんな会話ですぐに別れた一年後…今度は旅行先の伊豆で会ったよねそこで働いてるってそうなんだぁじゃあ またね僕たちは何度出会うのかな何度会えば二人の恋ははじまるのかなそして三年後…さらに五年後…結局、最後は結婚相談所だったね(笑)
    盾 たかし さん作 [502]
  • 銀河大戦記?

    …クラウス・フォン・フィルスマイヤー中将は、帝室貴族の出身で、早功績をたててきた。中でも、参謀として参加した「アルテミシオン星域会戦」では、連邦軍の分断作戦を立案し、イオニア王国の完勝劇を演出した人物として名高い。そんな彼は、この当時数少ない親国王派だったのだが、それにはある理由があった…フィルスマイヤーがまだ中尉だった頃の話である。彼はその当時、親衛隊として、王太子テウデベルト(現国王)の警備
    鈴里ユウ さん作 [391]
  • 銀河大戦記?

    …J・E・ファンという人物についての資料は、後世においてあまり残されてはいない。アカイア公クラークの甥にあたり、三○才で元帥となり、三年後には公国軍司令官となった軍事的天才。これ位なものである。だから、彼を軍神として、英雄扱いすることが多いのである。しかし、この時はまだその名声は公国内に止まっている。ただ、真に評価されるべきは、そのカリスマ性と、統率力にある。彼が司令官となる前の公国軍はまとまり
    鈴里ユウ さん作 [429]
  • 銀河大戦記

    …銀河暦三○七年九月一二日、アカイア公国の首都ブルガールにある公王宮殿では、重臣を集めての御前会議が開かれていた。惑星ハーデンを武力占拠されたことへの再三の抗議に対し、イオニア王国の外交文書が届いたためである。「…それでイオニアはなんと言ってきてるのだ」現公王のクラーク・アファームが尋ねた。「後日、対価をもってこれを支払う、と言っております」外務大臣のファウラーが言うと、各面々に驚きと怒りの表情
    鈴里ユウ さん作 [419]
  • 銀河大戦記?

    結局、連邦軍アレンビー少将が統合作戦本部に着いたのは夕方になってからのことである。最高幕僚会議議長ドゥボス元帥は、そのことを別に咎めずに、一通の書類を彼に差し出した。アレンビーはそれを見て、露骨に顔をしかめた。「…中将に昇進ですか?別に最近功績はたててませんが」ドゥボスは、彼が喜ばないのを見て、やや不満気な顔をした。「嫌かね?」「そういう訳ではありませんか…。何か理由があるのでは?」元帥はフッと
    鈴里ユウ さん作 [441]
  • 銀河大戦記?

    ドーリア連邦軍のアルバート・アレンビー少将は、この日非番で、趣味の釣りをしていた。首都グラフトンの郊外にあるこの湖は、「ミール湖」といって、かつて名を残した共和主義者が、その名称の由来だ。暖かい陽気の中、アレンビーは竿を自動モードにして、うたた寝をしていた。「また釣りか」その声でアレンビーは目を覚まして、ぼーっと振り向いた。「…なんだ、ボルドーか」アレンビーは、いかにも面倒臭そうに言った。ボルド
    鈴里ユウ さん作 [426]
  • 銀河大戦記-プロローグ

    …宇宙の覇権を懸けた第一次銀河大戦は、幾つもの星間国家の興亡を繰り返し、人心を疲弊させた。結果、統一国家を望む声が高まり、国家の連合を呼んだ。そうした流れの中で、ついに宇宙は「アファーム帝国」によって統一されたのである。帝室は「アファーム家」によって受け継がれ、「銀河暦」の採用など、新たな人類社会の環境を整えていった。帝国の統治は安定し、少数派の共和政治主義者は、地下に潜っての活動を余儀なくされ
    鈴里ユウ さん作 [430]
  • マドレーヌをもう一度-エピローグ(完結)

    …その結婚式場は、市街地からやや外れた所にあった。シンプルな作りだが、周囲の自然と調和して、一つの大きな公園になったような趣がある。(雨がやめばなぁ)式に出席するため、到着したケイト・ブロードは心の中で呟いた。式場は、すでに軍関係者が多く集まっていた。新郎が、宇宙艦隊の有望株である、ボルドー少将だからでもある。建物に入ったケイトは、思いがけない人物に会った。「…メアリ」それは、アラン・シェリーの
    鈴里ユウ さん作 [443]
  • マドレーヌをもう一度-第三章?

    …ケイト・ブロード中尉の属した第二五五空戦隊の生存者は、隊員一〇二名中僅か一八名。無事帰還した彼女にも、現実が重くのしかかっていた。かつての仲間だったグエン・ナムツェルを亡くし、さらに恋人だったアラン・シェリーが、自分をかばって死んだという事実は、彼女の心を深い闇に落としてしまったようだった。ケイトは重い足取りで、宇宙港の通路を歩いていた。俯いていたため、前に人がいる事にすぐに気付かない。相手の
    鈴里ユウ さん作 [321]
 
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