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ゆうきさんの投稿された作品が20件見つかりました。
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好きな人
あたしの好きな人はとっても照れ屋で口下手であまり注目を集めるような人じゃないでもとっても優しくて人のことばーっか考えてていつも自分より他人の幸せ願ったりしてるめんどくさいことが嫌いなのに人に世話を焼いちゃうあたり馬鹿だなーって思う反面素敵だなっても思う口が堅くて嘘をつくのがものすごく苦手な人笑っていつも気づかないふりをしてくれる人自分が辛いことも気づかないふりをしちゃう人あたしのピンチにはきづいて
ゆうきさん作 [409] -
悪魔10
告白の後のはじめてシフトがかぶった日あたしはわくわくしててきっといい報告があるだろうと高をくくっていたのだ「一緒に帰ろ」とけいさんが声をかけてきた時もまだその確信はゆらいでいなかったでも何かおかしいと思ったのは車にあたしを乗せた時だった「結果は出ましたか?」とあたしはあえて明るく尋ねた「…ごめん」何がごめんなのだ?「俺やっぱ無理だった、彼女と別れんの」こないだ別れたと言っていたのに「彼女、別れるっ
ゆうきさん作 [406] -
悪魔9
「俺、彼女と別れたさ」彼女がいることさえ知らなかったのに急に言われた「お前が居たから、だよ」何を言ってるかわかんなかった「え、」けいさんはそっぽを向いてしまってそれ以降追求できなかった帰り際「俺、今日もお前のこと車で送りたいんだけど」何が言いたいのかわからなかった何を考えてるのか見当もつかなかった「じゃあお願いします」前とおんなじように助手席にあたしを座らせ前と同じように深呼吸をひとつついた「好き
ゆうきさん作 [397] -
悪魔8
あたしの告白はなかったかのようにまたいつも通りのけいさんに戻りあたしはまるで妹のように扱われたそれが悲しくなかったといえば嘘になるが嬉しくなかった訳じゃないそばにいるだけで幸せで声を聞くだけで舞い上がってどんどん好きになって行ったそんなある日のシフト中「はあ」けいさんが柄にもなくため息をついたのだ「どうしました?」あたしは尋ねた「ぁ、ああなんでもないよ?」それは明らかに何でもなくなかった「本当にな
ゆうきさん作 [424] -
悪魔7
家に到着した「ありがとうございました」けいさんは首を縦にふるだけだった車から降りようとドアに手をかけようとしたらあたしの頭を優しく撫でた「ゆっくり休んでな」って優しく微笑んだ「けいさん、」あたしの言葉をさえぎって「おやすみ、またな」あたしの気持ちに答えられないんだろうでもあたしは今まで?番目の女であることに慣れてきたから二股なんて当然にかけられてきたから?番が無理なら?番なんてないとゆうけいさんの
ゆうきさん作 [436] -
悪魔6
「今日は車で送ってやるから少し待ってな」ってけいさんがいったあたしは戸惑っていたきっと何か突っ込まれるだろうと思ったのだしかしあたしは上手く説明できないそれに自分でも受け入れ難い過去を人に共有させることなんかできないとも思ったあたしにも友達と呼べるものはあったでもその誰にも話したことはなかったし向こうも無理に聞いてこようとはしなかったから帰りの時間になったけいさんはさりげなく助手席のドアを開けてあ
ゆうきさん作 [400] -
悪魔5
けいさんはあたしの頬に親指を滑らせて「なんか、辛いことあったのか?」って聞いた「…いや、ないですけど」って答えるあたしの声が何故か掠れた「見え透いた嘘なんかつくなよ」って真面目な顔つきで睨まれた何故か涙が出そうになった辛い訳でも悲しいわけでもないのにでもここで泣いたらめんどくさいと思われると思ったあたしは泣く女が嫌いだ泣く女はめんどくさいだからあたしは泣かないもうしばらく泣いていない泣き方も忘れて
ゆうきさん作 [391] -
悪魔4
さらに一週間が経ったまたけいさんとシフトが一緒だこの間のシフトで完全にけいさんに対して苦手意識がついていたなにかを見透かされているようなそんな気がしていたからそれからここ一週間で付き合っていた彼氏と別れたようは彼氏があたしの体しか目的にしていなくてあたしが拒否した途端面倒くさくなったらしいそこで振られたそんなことを考えていたら頭の上にずしんと衝撃があったあたしの頭にけいさんの手が乗ったのだあたしが
ゆうきさん作 [327] -
悪魔3
バイトをはじめてちょうど一週間が経とうとしていたその日はまたけいさんと同じシフトだった特に何を思うも考えるもなくただ仕事に集中していたその時「なんで、泣くの?」っていきなり声をかけられたけいさんの方をむくとけいさんが泣きそうな顔をしてこっちをながめていたあたしは笑って「何言ってるんですか、泣いてませんよ」って答えた「何に傷ついてんの?何を諦めてんの?」って、にこりともしないでけいさんは聞いた「いき
ゆうきさん作 [322] -
悪魔2
あたしには付き合ってるひとがいてうまくいってないわけとかでもなかったでもあたしがただ恋愛に対してだらしがなかった来るもの拒まずってことばがぴったり当てはまる付き合おうよって言われたら付き合うし別れようって言われたら引き止めることもしないであっさり別れたそんなことをしていたけどいままであたしの心に棘が刺さったことはなかったあたしに寄ってくる男はみんなあたしが本当に好きだなんて思ったことはなかったきっ
ゆうきさん作 [324]
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