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ゆい さんの投稿された作品が15件見つかりました。
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宇宙の恐怖3
「…畑中くん。あまり期待しないでくれよ?助かる方法ではないぞ」「そうですか…」畑中は肩を落とした。「地球に何か言い残したいことがあればロケットに手紙を入れて送ろうと思ってな」「私たちがどんな目にあったか書きましょうよ」「そうするか」2人は無言で手紙を書いた。キュイーーーーン…ロケットは地球へと送られた。「…もう…助からないな」「そうですね…睡眠薬でも飲みましょうか」「そうするか。もうじきこの宇宙
ゆい さん作 [487] -
アリスとアリス
「ねぇアリス!この噂知ってる?」「え?何の噂?」「うちの高校の校舎の中央階段あるでしょ?あそこの踊り場の鏡の前に立って真夜中の12時に自分のケータイに電話かけると鏡の中の自分に繋がるんだって」「へぇ…」不鴫乃アリス。高校2年生。基本的にこういう噂はあまり信じないマジメタイプの女の子だ。「アリス。今思ったんだけど、この噂アリスがやったらまるで《鏡の国のアリス》みたいじゃん。試してみたら?」「それさ
ゆい さん作 [766] -
宇宙の恐怖2
「どうだ?修復はできそうか?」「いいえ…通信アンテナも折れ曲がっていて、地球と連絡をとるのも不可能な状態です」「そうか…」2人は肩を落とし、しばらく話さなかった。「……そういえば」亀山が口を開いた。「なんでしょうか?」「たしか地球に送るための通信ロケットがあったような気がするのだが」「ありますけど…多分地球に着くのに3日はかかるでしょう」「わかっているよ。だからこういうのはどうだ?」 「なんで
ゆい さん作 [486] -
宇宙の恐怖1
2280年。ついに地球では太陽系の外に出られる宇宙船を開発した。その宇宙船に乗れるのは2人。亀山秀平(65)と畑中慎也(25)が乗ることになった。 任務は太陽系の外の星を写真に撮って来ると言うものだ。写真を撮り終え、あと3日で地球に帰れると言う時だった。年の差のせいもあり、あまり会話のない2人にとんでもないハプニングが起こった。『ガッシャーン!!』「な、なんだね今のは!」「隕石に激突したものと
ゆい さん作 [531] -
もう一度君に
あの日あたしがあなたに思いを伝えなければこんなことにはなりませんでしたか?「零〜!」「え!?慎也!」「なんだよまた同じクラスかよ!!」「何ちょっと〜」花房 零と片岡 慎也の二人は幼なじみ。小学生の頃から零は慎也のことが好きだ。「にしても俺らすごくね?何年連続で同じクラスなんだし」「だよね〜」「よー!!お二人さん♪」 今声をかけてきたのは中1の頃から仲が良い佐伯 あずさだ。「早く付き合っちゃえよ
類 さん作 [438]
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