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高橋晶子 さんの投稿された作品が46件見つかりました。

 
  • 彼の恋人

    頃は12月。期末試験が終わり、修学館の2年生は3泊4日の修学旅行に胸を踊らせる。青海同様、1学年の人数が多いため、北海道班と九州班に分かれる。という話を名波に聞かされたみくは、気分が大きく沈んでしまった。実は11月上旬、桜庭の2年生は修学旅行に行ってきたのだが……。「京都2泊3日……中学と同じ……自由行動無し。あるのは観光スポット巡りで、まるで世界遺産ツアーだわ。それを4クラス固まって移動したん
    高橋晶子 さん作 [137]
  • 彼の恋人

    少し寂しかった青海高校に、いつもの活気が戻ってきた。2年生は、東北班と沖縄班に分かれて3泊4日の修学旅行に行っていたのだ。祥恵と州和は東北に、彩子と亜鶴は沖縄に行ってきたという。久し振りに11人が集まり、博文の家で、亜鶴達が持ち寄った土産の沖縄ソバと喜多方ラーメンの試食会が開かれた。食器と箸は各自で用意した。それぞれの食器を座卓に並べる時、彩子は孝政の食器を前に我が目を疑った。小ぶりで花柄模様の
    高橋晶子 さん作 [351]
  • 彼の恋人

    周りを見渡すと、誰一人としてトイレに出る観衆はいない。関心の程に納得せざるを得ない。午前10時に始まったディベートは、既に1時間を越えている。長く感じられる程中身の濃い時間を味わったのは、受験勉強以来か?ディベートで展開されるのは、近辺の公立高校の定時制を統合して新設される定時制高校のあり方だ。少人数教育を売りとする単位制の高校になる事は既に決まっている。その中身についても様々な意見が交わされる
    高橋晶子 さん作 [331]
  • 彼の恋人

    修学館の文化祭は2日目に突入した。真瀬姉妹の父・克彦は今日も次女・名波が通う高校に足を運ぶ。長女・みくが通う桜庭学園での教職を辞めた後は専業主夫となり、妻子に手弁当を振る舞う日々を送る。久し振りに羽を伸ばす克彦に気付いた孝政が声を掛ける。「あ、おじさん、お久し振りです! 昨日は英語劇を見たんですって?」「孝政君か〜。そうなんだよ。名波が他所の学校も見ておけときかなくてね」2日目にしかやらない催し
    高橋晶子 さん作 [199]
  • 彼の恋人

    手元のパンフレットを見て、亜鶴は溜め息をついてしまった。クラス単位の出展では、手軽にカップルを誕生させる類いの催し物が目白押しなのだ。「おっ、コスプレ写真コンテストか? クラスの生徒全員のコスプレ写真の中から1票入れるのね。次はこれにしよう!」迷った末の決断だった。祥恵も彩子も興味津々だ。会場の2年2組の教室は、それぞれ趣向を凝らしたコスプレ写真で囲まれている。どれも決して手を抜いていない。「キ
    高橋晶子 さん作 [329]
  • 彼の恋人

    修学館の文化祭が始まった。進学校の文化祭という訳で、近辺住民や受験生もお祭り騒ぎだ。この文化祭の目玉は、英語科1年生の伝統である英語劇だ。みくの妹・名波は英語科の1年生。名波のクラスでは「おむすびころりん」を上演する。2日を通して3回上演。1回目の上演では、博文と亜鶴達の姿があった。英語で上演される童話が始まった。お爺さんが落としたおむすびが転がる音が英語で表現される。実は名波が語り手になってい
    高橋晶子 さん作 [321]
 

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