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堀キコ さんの投稿された作品が96件見つかりました。

 
  • 学校の屋上の警察署 ―天子6―

    「天上使か、、我を大天狗と知っていてか?」大天狗が翼を広げながら言った。「もちろんっすよ。」佐藤が言った。額によくわからない印を付け、顔には三本の階段のような線があった。「大天狗よ、貴方様をあの世に送ります。」そう言って、地面に拳をつけた。地面がバリバリっと音をたて大天狗の周りから土の檻が出来た。「青行灯、先に天子の所へ行け。」すると青行灯は走り出した。「あっ!待て!!」青行灯を止めようとしたら
    堀キコ さん作 [423]
  • 学校の屋上の警察署 ―天子5―

    「おわっ!!」佐藤が天狐じいごと草むらに隠れた。「おいっ!佐藤なんっ!」佐藤が天狐じいの口を塞ぎ、発言を遮った。佐藤が冷や汗をかきながら指差した。天狐じいが指差した方を見た。「!!!!!!」大天狗がいた。赤い肌に長い鼻、手にはうちわを持ち、背中には白い翼が生えていた。大天狗の隣には青行灯という鬼がいた。青い灯を燈しながら大天狗の隣を歩いて、何かを話していた。「ほう、天子が若い娘を連れて来たと?」
    堀キコ さん作 [419]
  • 学校の屋上の警察署 ―天子4―

    “オオテングヤマノドウクツニテターゲットハッケンシマシタ”佐藤の頭に直接探知虫の声が伝わる。佐藤が立ち上がり、「大天狗山だ、早く行くぞ天狐じいよ!」佐藤が怒鳴った「何故そんなに慌てるのだ?」 天狐じいが聞く。「大天狗山はいい噂を聞かないんだ、あの天子、大天狗に真奈を差し出すのかもしれない。」佐藤が出来た魔玉を茶色の袋に入れ、口を締め、首に吊しながら言った。「それは大変だ!早く行くとするぞ!!」天
    堀キコ さん作 [425]
  • 学校の屋上の警察署 ―天子3―

    探知虫:あの世の森に生息する虫。指定した人物を捜し出し、依頼人にテレパシーで伝える。「じゃあこいつを頼む。」佐藤は真奈の写真を探知虫に見せた。探知虫は写真を数秒見た後、飛び去った。「さぁて後は待つのみ。」佐藤が椅子にぐたっと座りそう言った。「お前いつあんな写真撮ったんだ?」天狐じいが聞いた。「助手契約とか嘘言って撮ったんだ〜中々上手いだろ〜?」佐藤が自慢げに言って写真をひらひらさせた。「まぁいい
    堀キコ さん作 [406]
  • 学校の屋上の警察署 ―天子2―

    天狐じいが佐藤に尋ねた。「ああ。昔から山奥に住んでいて山里に下りて来て、子供をさらう妖怪なんだ。さらった後は食べるとか、他の妖怪に差し出しその妖怪から何かを貰うとか、定かじゃないんだ。」佐藤が頭をかきながら言った。「それは困ったな〜山じゃどこの山か分からないしな〜あんなに美しい娘を失う訳にはいかないしな。」「しゃ〜ね〜な、探知虫を使うか。」「探知虫か、金が飛ぶな」「ああ。」そう言うと佐藤はデスク
    堀キコ さん作 [402]
  • 学校の屋上の警察署 ―天子編―

    あれから真奈は佐藤の助手としてちょくちょく警察署に来ていた。今日も放課後、佐藤の所へ行こうと屋上に来た時、「あなた、誰?」真奈の目の前に小学校五年生位の男の子が立っていた。前髪が長く、大きなボロボロの白い服一枚で全身を包んでいた。 不安げな表情で真奈を見上げていた。とても綺麗な整った顔で大きな瞳で喋りもせず、じっと真奈を見ていた。「どこから来たの?」「山、、、。」幼い声でそう言った。「真奈ちゃ
    堀キコ さん作 [444]
  • 学校の屋上の警察署 ―針女編終了―

    そして佐藤は黒い両手で髪を掴み、引きちぎった。針女が後ろに倒れる。「そんな、私の髪が、、」針女は金属音を起てながら落ちる自分の髪をじっと見ていた。「お前なんかこんなもんだ、殺されたくなきゃあの世に行くぞ。」針女は絶望したように俯いていた。「私は、針女。人を殺す恐ろしい妖怪。こんな簡単に倒されてたまるか!」その瞬間、針女は奇声を上げ、佐藤を通り越し、真奈の首を締め付けた。「カッ!うっあぁぁ!」針女
    堀キコ さん作 [482]
  • 学校の屋上の警察署 ―針女6―

    「わ、、私天上使なの。」その瞬間、針女は後ろに五メートル程跳び、凄い形相で睨んできた。真奈は少し安心して息をスーっとはいて、ダッシュで階段を駆け降りた。針女がその様子を見て、「畜生!嘘か!!あの女!!!!!!殺す!殺す!!殺すーー!!!!!」針女は信じられない速さで真奈を追いかけた。凄い早さで真奈に追い付き、真奈の首に針が引っ掛けられかけた時、「危ない、危ない、かわゆい助手を失うとこだった」佐藤
    堀キコ さん作 [360]
  • 学校の屋上の警察署 ―針女5―

    変だったのがその女子生徒は凶器となる物を持っていない。女子生徒は真奈の気配に気付き真奈の方向き、ニヤリと笑った。「見て、この人、首取った途端腰振らなくなっちゃった。馬鹿よね〜私が奴隷とか言い出したのよ〜だから死んでもらったわ」真奈は恐怖で動けなかった。逃げようとしたが、足が動かない。「あなた、どうしようか?見ちゃったもんね〜死ぬ?十秒待ってあげる。鬼ごっこしよっさぁ数えるわよ?いーーち。」真奈は
    堀キコ さん作 [503]
  • 学校の屋上の警察署 ―針女4―

    「助手じゃあ無い!高村真奈だよ!!」真奈は手を引っ張られながらそう訴えた。「ハイハイ、真奈ちゃん、行くよ。あっ俺佐藤法律、法律と書いて“ロウ”と読むんだ。よろしく」警察署の扉を開けたらさっきまで真奈が居た屋上の貯水庫の裏側に出た。「さて、俺は南舎を捜すから真奈ちゃんは北舎をよろしく、針女を見掛けたら、心ん中で“佐藤法律”って叫んでね。」そう言うと佐藤は跳んでった。「針女ってどうやって捜すんだろう
    堀キコ さん作 [417]
 
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