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椿家まんもす さんの投稿された作品が27件見つかりました。

 
  • ダメツマ、ダメオット。を書き終えて…

    …文章にしてみると、ホントにドタバタした恋愛してるなぁと思いマス。ちなみにこのエッセイは、うちのツマにも読んでチェックしてもらってました。だからプロポーズのくだり等は、間接的にプロポーズし直しているような感覚になり、結構恥ずかしかったりしたのデス…。まぁとにかく、結婚式までの二人の話を書きましたが、式からはや8ヶ月半が経ちました。ツマはその後もまだまだダメッぷり全開デス。また二人の結婚生活のダメ
    椿家まんもす さん作 [451]
  • ダメツマ、ダメオット。完

    宴も終盤に差し掛かり、ツマの『両親への手紙』の番になった。ボクが隣でマイクを支え、ツマは手紙を読み始めた。ご両親は涙を浮かべている。しばらくするとツマも感極まり、声を詰まらせてしまった。式の直前までイライラしながら書いた手紙だったが、それでも内容は今まで育ててくれた親への感謝の気持ちが詰まっているのだ。背中をさすり、声に出さずに応援するボク。ツマはすすり泣きながらもなんとか手紙を読み終え、お互い
    椿家まんもす さん作 [481]
  • ダメツマ、ダメオット。24

    披露宴会場に音楽が流れ、二人で入場する。席に着くと、司会者が開宴の辞を告げ、二人のプロフィールの紹介を始めた。…さすがにプロだ。二人とも大学を退学しているコトなどをごく自然に伏せて紹介してみせた。司会者は、「今、会場に流れているBGMは、今日のために全てお二人がお選びになったものです」と説明した。…ホントは新郎が一人でお選びになったモノです…とボクは頭の中で呟いた。当初、披露宴は細々とやるつもり
    椿家まんもす さん作 [457]
  • ダメツマ、ダメオット。23

    〜ダメツマ、ダメオット〜…チャペルの入り口で出番を待つ。寝不足でメイク中爆睡していたツマも、キリッとした表情に変わっている。パイプオルガンの音を合図に、牧師の後をボクだけ先に入場する。少しタイトなタキシードがボクの背筋をピンとさせ、余計な緊張をあおる。祭壇の前で止まるとオルガンの曲が変わり、ツマがお父さんと並んで入場してきた。…何度も試着して決めた純白のウエディングドレス。慣れないヒールで裾を踏
    椿家まんもす さん作 [511]
  • ダメツマ、ダメオット。22

    …3時間後。ボクが目を覚ますと、ツマはまだ手紙を書いていた。ツマは文章を書くのがニガテなため、ゼ○シィを見ながら書いてもなかなか上手いこと仕上げられず、とうとう徹夜してしまったのだ。イライラしながら書いているため、レポート用紙はグチャグチャ。さらに家を出るギリギリまで書いていたせいで、式場入りの時間が迫っていた。タクシーを呼び、二人で飛び乗る。式場に遅刻しそうだというコトを運転手のオッチャンに伝
    椿家まんもす さん作 [453]
  • ダメツマ、ダメオット。21

    まずは二次会のゲームとその景品だ。ボクらが向かったのは、皆さんもご存知の激安の殿堂、ド○キホーテ。この店のパーティーグッズコーナーでビンゴゲームのセットを購入、さらに景品としてタコヤキ焼き機やキン肉マンのマスク、ハズレ用のたわし等を用意した。帰る途中ツマがマニキュアがほしいと言い出し、コンビニを三軒ハシゴしてやっと購入。…家に着いたのは、ちょうど真夜中だった。すげさま残りの準備に取りかかる。ボク
    椿家まんもす さん作 [502]
  • ダメツマ、ダメオット。20

    〜人生で1番長い夜〜…気付けば、結婚式の準備物のほとんどをボク1人で用意していた。会場で流すBGMは選考・編集までをほぼ1人でやった。披露宴会場の入り口に飾るウェルカムボードも、材料の買い出しから製作までほぼボク1人でやった。なんか悔しかったので、ボードに貼るツマの写真を腰に手をあててコーヒー牛乳をラッパ飲みしてるモノにしてやった。ツマが「全部やるから任せて!」と言っていた、見送りのときに招待客
    椿家まんもす さん作 [426]
  • ダメツマ、ダメオット。19

    〜準備はつらいよ〜結局最初に見に行ったサ○プラザという式場は、ドレスがイマイチとか会場が古臭いといった理由から、ナシということになった。その後、ツマはボクの職場の人の紹介で見に行った式場がお気に召したらしく、その会場を押さえるコトとなった。…それにしても、結婚式の準備ってヤツは想像以上に大変なものだった。ドレス・タキシードの試着、招待状の作成、披露宴会場の花やテーブルクロスの色の決定、ケーキの注
    椿家まんもす さん作 [386]
  • ダメツマ、ダメオット。18

    〜遅刻女王〜入籍したものの、式はまだ挙げていなかった。ツマは「めんどいし、別に挙げなくてもいいよ」と言っていたが、互いの両親の顔見せも兼ねて細々とやることになった。…7月某日。地方新聞で近所の式場の無料ブライダルフェア広告をみつけ、予約をした。予約の日。正午までに行かないといかんのに、ツマは10:45頃起きてきた。ツマは寝起きがすこぶる悪く、遅刻の常習者なのだ。…ツマの遅刻グセは今に始まったこと
    椿家まんもす さん作 [406]
  • ダメツマ、ダメオット。17

    中華料理屋に入り、テーブルにつく。…この重そうなテーブルなら、とりあえず『ちゃぶ台返し』の心配は無さそうだ。柄シャツにジーパンというかなりラフな格好のお父さん。一人だけスーツで来たせいで、かなり浮いてるボク。ヘンな空気の中、先に食事が始まった。…なんか、緊張してるのボクだけだな……ご両親も気楽に接してくれてるコトだし、ここはフレンドリーにいこう…。イイ雰囲気で食事が終わる頃、いよいよボクは本題を
    椿家まんもす さん作 [391]
 
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