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椿家まんもす さんの投稿された作品が27件見つかりました。

 
  • ダメツマ、ダメオット。16

    〜スーツで中華〜牧場に3年間勤めた後、ボクは新しい仕事を探しに実家のある広島に戻った。最初は牧場に永住してもいいかな〜と思っていたが、結婚生活をスタートさせるにはあまりにも自然環境がキビシかった。冬に雪が1m以上積るし。カノジョの受け入れ準備を整えるため、安定した収入と休みのある会社を探し、ちょこっと有名な練り物の工場に就職が決まった。仕事にも馴れ、いよいよカノジョを迎えに行くコトに。『お父サン
    椿家まんもす さん作 [415]
  • ダメツマ、ダメオット。15

    〜エロ本の乱、再び〜ボクの仕事場は人里離れた牧場。他には娯楽のごの字もないド田舎だった。若い衆(←ボク)がそんな色気の無いトコロで独り暮らししてたら、そりゃ悶々としますわ。ということで、いつの間にやらエロ本やらエロDVDやらが増えていった。…しかしコレがカノジョに見つかると、また以前のような惨劇が起こってしまう(←4話参照)。だからカノジョが遊びに来るときは、いつも知恵を絞って色んなトコに隠して
    椿家まんもす さん作 [450]
  • ダメツマ、ダメオット。14

    〜さらば、ゴミ屋敷〜…一年後。カノジョの単位数は変わらなかった。そして約束通り、カノジョは大学を退学することとなった。…引っ越しの日。アノ屋敷を無に還す日。カノジョ曰く、当日までにかなり片付けたらしい。それでも、ご両親は部屋を見て絶句したそうだ。ゴミは部屋内に収まりきらず、ベランダを完全に埋め尽くしていた。…昼過ぎには引っ越し屋さんが来てしまう…。ご両親は電話帳を調べ、どこかへ電話した。しばらく
    椿家まんもす さん作 [373]
  • ダメツマ、ダメオット。13

    ご両親との待ち合わせ場所に向かう。駅前のホテルグ○ンヴィア1F、カフェラウンジ。…ナゼ、こんな場所で…。カフェに着くとすでにご両親は先に到着されていた。キリッとして眼力の鋭いお父さん。ひえぇ〜ったどたどしく自己紹介をするボク。だが、ボクへの興味はあまり無いらしく、2〜3質問された後はすぐカノジョの大学の話になった。ムスメが心配なのだ。…そりゃそぉだろぉなぁ。ご両親とカノジョとその妹、そしてボクの
    椿家まんもす さん作 [381]
  • ダメツマ、ダメオット。12

    〜家族会議〜クドいようだが、カノジョは超がつく程の面倒臭がり屋だ。だから勿論、大学の講義にもロクに出ていなかった。その結果、カノジョの四年生当時の取得単位数は…一年前期分:19。一年後期分:2。…以上。…コレでは卒業出来ません(カノジョの学部は卒業に128単位必要)。二年前期分に関しては「確認しに行くのがメンドイ」という理由で不明のままにしていた。…なんで大学入ったんだろこのコ…。(辞めたボクが
    椿家まんもす さん作 [399]
  • ダメツマ、ダメオット。11

    …ガタガタガタッ!!!!!ハゲシイ揺れで意識を取り戻す車はもう路面を走っていなかったコントロールを失い、道路左端のポールを何本もなぎ倒していくガガガガガガァァァッー…溝にハマり、滑りながら何10メートルか進んだ後、車は止まった。「気を付けんと、次は命無いで。」JAFのおっさんに諭されながら書類にサインする。幸いにも怪我はなかったが、ホントに次は死ぬな…と思った。…思ったハズだったのに。ガタガタガ
    椿家まんもす さん作 [410]
  • ダメツマ、ダメオット。10

    〜寝たら死ぬゾ〜旅を終えたボクは、もはや大学に在学する理由がなくなった(親から離れるのが目的だったから)。だからなんの迷いもなく、大学を辞め就職することにした。実家に戻って就職口を探し、酪農業をしている農家に従業員として入ることに決めた。山間部の農家だったので、遠距離恋愛になった。ボクは、月に一回ある2連休を利用して、2県離れているカノジョのアパートに車で四時間かけていつも遊びに行っていた。でも
    椿家まんもす さん作 [404]
  • ダメツマ、ダメオット。9.5

    〜後日談〜後から聞いた話だが、ボクが旅に出たあと、カノジョは自暴自棄になってしまい、仲の良かったサークルの後輩とスグに付き合っていたらしい。危ない、アブナイ。ちなみにその後輩とはなんと、旅先からサークル部屋に電話をしたとき、ボクにカノジョの番号を教えてくれたアノ後輩だった!!…あのときは、ホントにすまなかった…後輩よ。彼曰く、ボクが電話をしてきたとき、…あぁ、ヨリを戻すだろうなぁ…と思ったそうだ
    椿家まんもす さん作 [400]
  • ダメツマ、ダメオット。9

    文明の力というのはスゴいなぁと思いながら、窓の景色を眺める。今まで放浪した風景が、タイムスリップしてくみたいに逆まわしに流れていくのが印象的だった。その日の夕方過ぎには、旅立った町に到着していた。「おかえり。」カノジョは駅に迎えに来てくれてた。「ただいま。…ごめん。」とにかく、ツラい思いをさせたことを真っ先に謝りマシタ。−カノジョの部屋に入る。…相変わらずのゴミ屋敷。床は座れないので、ベッドに座
    椿家まんもす さん作 [392]
  • ダメツマ、ダメオット。8

    本州の最南端・下関に着いたころ、ボクは考えていた。今のまま、自由気ままに好きなように生きる独りぼっちの人生を選ぶか。社会のしがらみやストレスに耐えながら、カノジョや大好きなたくさんの人達と一緒に生きる人生を選ぶか。ボクは、迷わず後者を選んだ。夢のために生きてきた今までの人生も、全てムダにならないと思えた。準備し、実行したコトで、今この考えに辿り着くことができたから。それに…カノジョに出逢うことが
    椿家まんもす さん作 [400]
 
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