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紫幸 燈子 さんの投稿された作品が35件見つかりました。
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Decadent
堕落(お)とされるべき居場所(トコロ)があるなら僕は 神(キミ)の望み通り遙に堕落とされる事を願おうその代わり 二度と逢えない君を一刻だけ 慈しんでも 良いですか…?君の吐息と馨りを僕の體に染み込ませて僕は孤独(ひとり)で堕落してゆこう翼(はね)を漆黒に染められ 僕は地へと 落下してゆく…もう神(キミ)は 見えぬ天(そら)の果て君だけは堕落してゆく僕を憂んでいて下さい堕落してゆくものから 愛おし
紫幸 燈子 さん作 [294] -
薔薇王子と百合姫‐王子サイド‐
偽りの中で生きてきた…僕に…君は…教え諭してくれた…『僕は…オカシクナイ』と…。不思議な感じが…したんだ…。初めて…感じた、この想いは…きっと………。偽る愚かさを教えてくれた…君へ…感謝を伝えるコトバが…見付からないから…僕は…君の側にいる…。そして…惹かれてしまった…。初めての…女性(ヒト)
紫幸 燈子 さん作 [323] -
薔薇王子と百合姫‐姫サイド‐
私達は…出逢うべくして…出逢って…しまったのかしら…?御互い、眼眩ましとして…側に居た筈なのに…。いつからかしら?彼の事を…想い始めたのは…。私達は…似ている様で…似ていない…。……だから…惹かれた…。初めての…男性(ヒト)
紫幸 燈子 さん作 [311] -
グラスコード?
僕には…付き合って一ヶ月になる『彼女』がいる。ー…でも、その彼女は…少し変わってる。初めて見た時は、“付いていけない…。”それが、第一印象だったんだ…。でも…次に逢った時は…とても…儚くて今にも消えそうに感じた…。「こらっ!なぁに、ボケッとしてるのよ?」煩わしくない音量でジャズが流れている喫茶店に、ボク達は居た。いわゆるデート…。彼女は、むすぅ〜とした表情で僕の顔を覗き込んできた。「…ごめん。ち
紫幸 燈子 さん作 [334] -
Zion Heaven
天国に存在(い)ける神の全てが善(ただ)しいと 誰が言ったのでしょうか天国にだって きっと存在(い)るわ…啀み合う神(もの)が…。それは 閻浮提の俗物と同類(おな)じでしょう?ねぇ…天(そら)に手を掲げてみて…貴方には 魅えるかしら?この澄み渡る 哀婉(あいえん)の空がねぇ…教え聴かせてみて…お天(そら)にいる神の神話(おはなし)を…。天国に存在ける神の全ては 真実(ほんとう)ですかー…?ーーー
紫幸 燈子 さん作 [339]