携帯小説!(PC版)

トップページ >> さえら さんの一覧

さえら さんの投稿された作品が13件見つかりました。

  • 1
  • 2
 
  • 普通

    よく思う。私は普通の子だって。そんなことばっかり思ってると、なんだかちっぽけな気分になる。でも自分が普通の子だって思えずにはいられない。だって本当に私は普通の子だから。なんの才能もない。かといって人より劣ってるわけでもない。それに頭だって良くはないけど悪くもない。普通すぎて疲れる。モテるわけじゃない。でも男子たちに絶対ないと思われる子でもない。普通すぎて疲れる…。
    さえら さん作 [218]
  • 答え。

    『どっからが触れあいで、どっからが痛みに変わってくんだろう。』何かのドラマで言ってた。そのとき俺には、何を言ってるのか、わからなかった。───でも今ならわかる。『相手が返してくれたなら、そこからが触れあい。』
    さえら さん作 [218]
  • 好き。?

    彼『なぁ。』私『なんですか。』彼『なんで敬語なの?』私『あなただけって訳じゃありませんよ。』彼『そうじゃなくて、なんつーか…みんなと距離おいてるみたいだなぁ、って──。』私『別にそういうわけじゃありません。なんとなくです。』彼『そっか…。』少しの沈黙があり、私はなんとなくたえられなくて、私から彼に話しかけた。私『…私は、』彼『……?』私『あなたが私にこうして話しかけてくれるのが嬉しいです。前は顔
    さえら さん作 [237]
  • 好き。?

    私を嫌ってる人がいる。男の子だ。別に直接『嫌い』って言われたわけでもないし、友達からそんな話を聞いたわけでもない。ただ、彼は私と目を合わせようとしない。でも、私は別段そんなことを気にするような性格ではない。ただ、『彼は私が嫌い』それだけのこと。あるとき、彼が急に倒れた。軽い貧血だった。私は保険委員だったから、彼を保健室に連れていった。その途中、彼が私に『今度お前テニスの試合があるんだろ、部活の。
    さえら さん作 [251]
  • ありがとう。

    あなたへ。私を過去から救ってくれて、ありがとう。私に未来を与えてくれて、ありがとう。私に空の冷たさを教えてくれて、ありがとう。私に海の暖かさを教えてくれて、ありがとう。私に『信じる』ことを教えてくれて、ありがとう。私に『疑う』ことの容易さを教えてくれて、ありがとう。私に『おはよう』を教えてくれて、ありがとう。私に『おやすみ』を教えてくれて、ありがとう。私に『あなた』を教えてくれて、ありがとう。『
    さえら さん作 [215]
  • 守るよ。

    君『青空はいつだってきれいだ。下で何が起きても変わらない。そう思わないかい?………君。』そう言って君は、こっちを振り向いた。君『泣くの、やめたら?』私『す、すいませ…、』君『不穏な輩は駆除してあげたというのに…、君は何でまだ、泣き止んでくれないのかな。』「君」は「私」に問いかける。君『からまれて、恐かったの?かなしかったの?』私『くや、し…。』「君」は不思議そうに「私」を見る。私『私はダメな子で
    さえら さん作 [271]
  • バッチ キス 接吻

    どうも俺は、最低10年に1回は他の生命体とバッチ…、接吻?しないと、死んでしまう人種らしくて。なんて言うと冗談だと思われる。冗談とは違う。それに私には、案外深刻な問題だ。8才の頃は、近所の猫に口を付けて、命をつなげた。ちなみにその2秒後、吐いた。バッチ。キス。セップン。それをするのは、私には、とてつもなく困難なのだ。体の生き物の体内に居た細菌が口を通して入ってくる、気持ちの悪い行為だ。と、感じて
    さえら さん作 [241]
  • 君も…

    人に泣かれるのって辛いよね。お前は、大丈夫だと思っていたの…だから、お前には安心していたの……お前は、私を決して顧みないんだと思っていたから………───でもそう。お前も泣くの。………そう。
    さえら さん作 [220]
  • 無限地獄

    「私」の中には違う「私」がいる。その違う「私」の中にも違う「私」がいて…おわりのない、「私」の無限地獄…。一体、本当の「私」はどこなんだろう…?見当もつかない。家族の前での「私」が本当の「私」?それとも、親友の前での「私」が本当の「私」?それとも、愛する人の前での「私」が本当の「私」?「私」がたくさん…。ねぇ…本当の「私」はどれ?「私」は「私」がわからない…。言わば「私」の無限地獄………。
    さえら さん作 [257]
  • 35℃

    私『…あつい』君『…日本には四季があるっていいますけど、春は桜見るくらいで、あんまわかんないうちに夏になりますよね』私『「地球温暖化」ってやつじゃない?ニュースで言ってた』君『28度を超えると、ジェラートよりソルベが売れるらしいですよ』私『…不思議だよね』君『何がですか?』私『28℃なんて、自分の体温より低いのに、暑く感じるなんてさ。お風呂だと36℃なんて超ぬるいじゃん。何が違うんだろう…。私バ
    さえら さん作 [200]
  • 1
  • 2
 
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス