トップページ >> 葵 さんの一覧
葵 さんの投稿された作品が35件見つかりました。
-
君の詩…3
「あや…。」僕の記憶の中に強く残る女性。僕は彼女の事をよく知っているはずなのに、思い出す事ができない。だんだんと思い出す事に疲れてしまい、僕は店から出る事にした。「ありがとうございました。また来てください。」店の主人の顔がなんだか寂しそうに見えた。(僕を知っているんじゃないか…。記憶の中にいる“あや”の事も聞けるのではないのか?)と考えたが、なんだか聞いてはいけないような気がして聞く事ができなか
葵 さん作 [121] -
君の詩…2
カラン♪コロン♪喫茶店のドアを開けると中から、「いらっしゃい。」と声が聞こえた。この店の主人の年配の男性が笑顔で迎えてくれた。「あ、どうも。コーヒーを下さい。」僕は主人の目の前のカウンター席に座った。「はいよ。」差し出されたコーヒーは、なんだか見覚えがある。だけど、思い出せない。この流れている曲も…聞いた事があるはずなのに。。。ふと、1人の女性の名前が頭の中に浮かんできた。「あや…。」名前を呼ぶ
葵 さん作 [113] -
君の詩
街を歩いていた。僕は、病院からの帰りで家へと向かっていた。〜♪♪〜ふと、聞き覚えのある曲が聞こえてきた。この曲…なんだっけ。思い出せない。僕は、その曲に導かれるように曲が流れる方へと向かった。この曲が流れていたのは、小さくて古い喫茶店だった。大通りから少し離れた静かな所だった。僕は、なんだかそこが懐かしくて店の中に入っていった。
葵 さん作 [116] -
長い夜の向こうに?
今日もまた、図書館に私はいる。向かい側には、また河井君がいた。お互いそこがいつもの指定席になっているようだ。ただ、違う事は…「章吾〜。ここ分かる?」「ん?」毎回こんな感じで、河井君にはいつも誰かが質問しにてくるのだ。河井君は頭がいいからなぁ〜なんて考えていたら…「…水原さん。」「あ、はい。」私は、名前を呼ばれてびっくりした。「ここ分かる?俺ら分からなくて?」「あぁ〜、そこはこうじゃないかな?」「
葵 さん作 [107] -
長い夜の向こうに?
今日もいつもと変わらず、私は図書館で勉強をしている。テストが近くなってきたため、図書館はいつもより混んでいた。私は窓際の席に座り、黙々と勉強していた。…しかし、周りの音がうるさくて勉強に集中できなくなった。「ハァー。。。」私はため息をついた。図書館は勉強する所なんだから、話すなら別の所に行ってほしいなぁと考えていた。すると…「ここは図書館なんだから、静かにして下さい。勉強してる人の邪魔になるので
葵 さん作 [358] -
長い夜のむこうに
私は、時々どうしようもない不安に襲われる。それは、必ず夜にくる。一人部屋の明かりを消し、目を閉じると同時に広がっていく…。眠りたいけれど、眠れない。怖くなる。怖くて怖くて体が震える。呼吸が苦しくなる。「助けて…」深い深い薄暗い水の中にいるようで、そう叫んでも声は気泡となっていく…。助けを求める手は、誰にも届かない。そういうものだと思っていた。―――\r私は、大学生1年の水原 葵。もうすぐ2年にな
葵 さん作 [209] -
貴方の側にいるのに…?
亮介の想い人は、私の姉の紗耶だ。紗耶は1つ上で才色兼備で高校の時は、男女問わず憧れの存在だった。亮介もその1人だった。紗耶は、今はこの街にいない。1人暮らしをしながら、大学に通っている。私はいつも亮介から恋愛相談をされる。それは、いつも2人でいる時にする。今は、美菜と悠哉が授業中で私と亮介は空き時間だ。「なぁ、彩。紗耶さん今度いつ帰ってくる?」亮介は、輝いた目を私に向けて聞いてくる。もうすぐ冬休
葵 さん作 [184] -
貴方の側にいるのに…
「好き」とどうしてもそう伝える事が出来ない。単純に素直になれないという理由もあるけど、それだけじゃない。―――\r「はぁ〜。」最近、そんな事ばっか考えてしまってる私の名前は高野 彩。大学1年生。只今、授業中。。。「どうしたぁ?彩は元気ないなぁ〜。」私の気持ちなんか知らないで、前の席から話しかけてきたのは私が想いをよせている藤沢 亮介。高校の時から一緒にいる親友である。「まだ、終わってない課題が沢
葵 さん作 [138] -
愛しい君へ?
誠二が自転車を一生懸命こいで着いた場所は、この町の高台にある公園だった。「懐かしいね、ここ。」私は、展望台から町を眺めた。「高校の時は、毎日学校帰りによく来てたよな。」「うん。ここには、沢山の思い出があるね。」「そうだな。ここは俺にとって、ちょっと勇気が出る場所なんだ。だから、奏にもここで告白したし(笑)」「あの時は、びっくりしたよ(笑)でも、誠二と一緒にいられて私はとっても幸せだよ。」「奏…。
葵 さん作 [187] -
愛しい君へ? 続き
※前回書いたものが、途中できれちゃっていたようです(>_<)すみませんでした↓↓最後のきれちゃった部分をどうしても書きたかったので、書きました。読みづらい部分もあると思いますがこれからも読んでいたたげたら、嬉しいです♪感想お待ちしています☆―――――\r「なら良かった。ちょっと寄り道していいか?」誠二が私に問いかけた。「いいよ。何処に行くの?」「それは、着いてからのお楽しみ♪」「えぇ〜、何処だろ
葵 さん作 [145]