トップページ >> 葵 さんの一覧
葵 さんの投稿された作品が35件見つかりました。
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大切な人
私は、しばらく恋をしていない。それは、心の中にまだ癒えない傷があったからだ。その人の事は忘れたはずなのに、その人の最後の言葉が頭の中に残っている…。「一緒にいて、疲れる。」しまいには、私の性格を否定されてしまった。私だけがいけなかったのかな…。自分が何なのか分からなくなった。だけど、「あなたのために変わりたい。」私の精一杯の気持ち。だけど、貴方には伝わらなかった。悲しくて、悲しくて仕方がなかった
葵 さん作 [279] -
自分
自分って何?いくら考えても答えが見つからない。私は、人に合わせる事しかできない。「あなたの意見は?」と聞かれても「あなたに合わせるよ。」としか答えらない。…そんな私といてもつまらないよね。ごめんなさい。私はあなたといて楽しかったよ。とっても。だけど、あなたは私といると疲れてしまうんだね…。ごめんね。あなたに自分を求められて、初めて気付いた。私は今まで人形のようだったと。あなたが私に話しかけたら、
葵 さん作 [183] -
train?
私は、看護師長さんに連れられてナースステーションに入った。「今日からこの第1外科病棟で働いてくれる看護師を紹介します。」看護師長さんが淡々と言っている。私は、自己紹介を求められた。 「おはようございます。柊 夏穂と申します。よろしくお願いします。」私は、緊張して早口に言った。初めて「柊」と名乗ったのだ。私は、その事に対して凄くドキドキしていた。胸につけたネームプレートを見ても「柊 夏穂」となって
葵 さん作 [152] -
train?
柊さんと付き合い初めてから、約4年後の月日が流れた。私は、大学を卒業して看護師となった。そして、今日もまた私は電車に乗っている。私は、今日から柊さんの働く病院で一緒に働く事になったのだ。緊張で固くなる私の手を柊さんは優しく握りしめてくれる。「大丈夫だから。俺がいる。」「柊さん、ありがとう。」「もう柊さんはやめてくれないか?」「あ…、……と、透さん。」「まだ、さん付けか(笑)仕方がないな。それで勘
葵 さん作 [157] -
train?
焦っているのに何も出来ない自分。。。悩んでなかなか眠れなくなっていた。体がダルい。でも、柊さんに会いたいから駅に向かった。フラフラと歩く私を軽々と持ち上げる人がいた。柊さんだった。「夏穂、どうしたんだ?具合悪そうだぞ。」「柊さん…。」私はそのまま気を失ってしまった。目を覚ましたのは、夕方の病院のベッドの上だった。「気がついたか?」「柊さん。ごめんなさい。ご迷惑をおかけしました。」私は、ベッドから
葵 さん作 [184] -
train?
「夏穂、おはよう。」「おはようございます、柊さん。」私逹は、毎朝挨拶をして一緒の電車に乗り目的地まで行くようになっていた。私は大学へ柊さんは病院へと。1ヶ月前に柊さんは、外科医である事を知った。理由は、たまたま病院見学に行ったら白衣を着た柊さんに会ったのだ。それ以来互いにメールのやりとりを始めた。しかし、何も変わらない現状に焦っていた。1ヶ月もメールしてるのに同じ電車に乗って毎日話してるのに…。
葵 さん作 [239] -
train?
私は、今日はいつもよりも1本早い電車で学校に向かうことになった。それなのに寝坊をしてしまったが、電車にはギリギリ間に合った。私は、電車の中で鏡を開き寝癖がないか確認した。後ろの方からクスクスという笑い声がした。振り向くと、この間のスーツ姿の男の人がいた。「笑ってしまって、ごめんね。」「いえ…。そんなにひどい頭になってますか?」「いやいや。大丈夫だよ。ただ、ここが…。」男の人は私の後ろ髪の癖を直し
葵 さん作 [471] -
train?
私は、大学1年生になって初めて電車通学をしている。毎朝決まった電車に乗って片道1時間かかって大学に通っているのだ。慣れるまでは一苦労したが、最近ようやく慣れてきた。そんなある日の学校帰り。「終点ですよ。」肩をポンポンとしながらそう言われて、私は目を覚ました。「すみません。」「いえいえ。大丈夫ですか?あまりにも気持ち良さそうに寝てたので、終点まで起こさなかったのですが…。」どうやら私は、隣に座って
葵 さん作 [425] -
遠い人
あなたに初めてあった時、胸に感じるものがありました。それは、今までよりも遥かに大きなものでした。私は、すぐに恋に落ちました。日増しにあなたへの想いが募っていきます。あなたへの距離を縮めたいと思っているのに、うまく行動できません…。あなたが私に話かけてくれた時、嬉しくてたまらなく感じていたのです。あなたは、気がつかなかったでしょう。だって、一生懸命隠していたんです。あなたに気づかれるのが怖かったの
葵 さん作 [208] -
足りないもの?
病院へ着き、やっと葵に会うことができた。しかし、会話はできなかった…。「葵。俺、お前に伝えたかった事があったんだよ…。」俺は、彼女の眠った顔に向かってそう呟いた。彼女の母親が俺に話かけてきた。「大会中なのに、ごめんね。この子は、大会をあんなに楽しみにしてたのに…。今日だって、なんだか朝早くに家を出たのよ。そうそう、これ…葵が最後まで持っていたものなの。私が確認しても弓道の道具ばっかで、よく分から
葵 さん作 [224]